女優の佳那晃子さん(57)が今年1月にくも膜下出血で倒れ「脳死」を宣告されていたことが17日、分かった。
所属事務所がファクスで発表した。

発表によると、佳那は今年1月10日、静岡県熱海市内の自宅で突然、倒れた。
緊急搬送され「重度5のくも膜下出血」と診断。「脳死」または「良くてもフラットな植物状態」と宣告された。
翌日、手術が可能な状態になり、10時間のオペ。しかし3月になっても「フラットな植物状態」から回復の見込みはないと診断された。

それでも懸命な治療の結果、徐々に反応が見られ、6月、静岡県内のリハビリ病院に転院。
8月には語りかけると手足の動き、まばたきで反応するまで回復。命の危機からは脱し、意識障害も減少してきたという。

所属事務所は「この間、多くの方々にご迷惑をお掛けし、ご心配もお掛けしまして申し訳ございませんでした。
今後も時間がかかるかと思いますが、完治に向かい、リハビリを行い、皆さまの前に元気な姿をお見せできるように頑張っていきます」としている。


(17日 15:28)【スポーツニッポン】