あまり予算をかけなくとも、いい映画は撮れる。

【例】
『シベールの日曜日』――主な登場人物は数人。あとはロケ。映像が素晴らしい。
『アラビアのロレンス』――アカバのセットは、カネかかったろうけど、あとは
             砂漠ばかり。で、アカデミー賞を総なめ。
『十二人の怒れる男』――陪審員室だけのセットで、会話劇。アイデアの勝利。
『羅生門』――登場人物は数人。門以外はすべてロケ。
『探偵―スルース』――登場人物は二人だけ。撮影はすべて室内。
『切腹』――主なシーンは井伊家の庭。登場人物も多くない。
『東京物語』『晩春』――普通の家庭のセットだけ。
『ヘッドライト』――これも登場人物は数人。あとはセット少々。
『コレクター』――主な登場人物は二人。背景は、監禁部屋。
思いついたのだけあげた。まだ他にもいっぱいあるはず。アイデアで勝負
という作品に巡り」会いたい。