映画全般について語り合おう
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>>334 悪いがあんたには映画全般というものが見えていないな ブツクサ憶測で気安くものを申したり書くのはやめた方がいい あんたには百年早い オードリー・ヘップバーンの3作品が映画館で上映される デジタルリマスターで 麗しのサブリナ パリの恋人 ティファニーで朝食を 「パリの恋人」は絶対にいきたい ヘボン式ローマ字のヘボンが なにゆえ、ヘップバーンになったのか不明。 ヘプバーンとは俺のことかとヘボン言い。 新興キネマの映画はどのくらい残ってるんだろ あの頃の大友柳太郎の出演作品で残ってるのは お市の方しか知らない >>335 実際、笠原は初めはサスペンスとして考えていたのに結果的に政治的にキワドい話になってしまい そういう色は排除せざるを得なかった・・・という事だったと記憶するが・・・ >>342 スカパーで放送された新興キネマ作品。自分が知る限りですけど。 「錦絵江戸姿旗本と町奴」(39) 「祐天吉松」(37) 「落花の舞」(40) 「怪猫謎の三味線」(38) 昔の邦画見ると、昔は健康保険がなくて病気をしたら 人生、終わりだったみたいだね。 >>347 黒澤の『生きる』の中で、新聞読むシーンあるけど、たった1枚だぜ。それに 映画の中では帽子が重要な役割占めてるけど、今、帽子かぶる人いないな。 ワイズ出版ははやいとこ伊佐山ひろ子女史の映画本を出すように! >>342 345です。 それと「謎の殺人事件」(38)もだった。大都のスター水島道太郎のアクション(?)映画。 鉄の爪になってる片腕で、悪者に苦しめられる娘一家を助ける物語。 トーキー作品だけど音声無くサイレントで放送。 >>348 戦前の写真みたら、男は皆 カンカン帽をかっぶっている。 @ キライな映画のジャンルに「病気物」というのがある。ドラマは葛藤で、それを 描き出すのに「病気物」はもう最初から「葛藤」が用意されている。そして大抵 直腸ガンなどではなくて白血病などの「キレイ」な不治の病で、必ず美女、加え て素敵な恋人がいる。醜女のたぐいは出てこない。『ある愛の詩』『愛と死をみ つめて』『世界の中心で愛を叫ぶ』という駄作群。 CSザ・シネマで『フィラデルフィア』を観た。これはちょっと趣を異にし、エ イズを描いている。1993年製作なので、エイズがゲイの病気と思われていた頃だ から今観ると違和感があるが、皆が避けて通りたいエイズを取り上げた勇気は評 価していいと思う。人類の存亡に関わる重大なテーマなのに他にエイズと向き合 った映画はいまだ知らない。誰か創る人はいないか? その後、ゲイの病気ではなく、男女の性行為でも感染するとわかったので、『フィ ラデルフィア』は続編を創ってほしい。政府その他の機関は「日常生活には影響な い。共存していこう」と強弁しているが、SEXは「日常生活」そのもの。HIV と放射能で近い将来、人類は滅ぶのではないか、と思っている。 A 【朝日新聞 2月20日付 『国連報告』】 エイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染している人は、2011年末現在3400万人。 エイズで死亡した人は世界全体ですでに2500万人を超え、死者を含めるとエイズの流行が始まった19 81年以降、HIVに感染した人の数は6000万人に達する。 11年の年間新規HIV感染者数は250万人、エイズ関連の死者170万人。パンデミック(世界的大流 行)は続いている。 B'z New Album「SAVAGE」リリース決定!! 01.Scoop!! 02.疾走 03.DEARLY 04.ストイック★LOVE 05.SAVAGE 06.NIHILISM 07.この身、燃えつきるまで・・・ 08.昼庭 09.SLUDGE 10.GO FOR ITBABY 11.哀切な色 12.SAMIDARE 13.二人あえる日まで CSザ・シネマでイングマール・ベルイマン監督『第七の封印』を観た。無宗教 の私には、死神、魔女、魂の救済とその根本にある神の存在は、多少違和感が あったが、人は必ず死ぬという真実は改めて胸に迫った。モノクロだが、それ を活かした映像美は堪能。特にラスト近くの死神に先導される「死のダンス」 の映像は瞼に残って離れず、秀逸。 http://www.cinematoday.jp/movie/T0015480 チャンネルNECOで鈴木秀夫監督『悪の階段』を観た。光の使い方がうまく、モノクロ 画面の良さが際立つ。あまりベストテンなどには登場しないし、忘れ去られた映画の ようだが、和製フィルム・ノワールの傑作だと思った。ある会社の金庫からカネを盗 み出す話だが、犯人の4人の性格の描き分けがよくできているし、その後の仲間割れ が映画の世界に引き込ませる。冷徹な首謀者山崎努と粗野な西村晃の演技がいい。映 画作りとしては安定感があり、ほとんど破綻のない良質な、もっと評価されてもいい 作品。 >>356 鈴木英夫の性格が悪いので評価されない。 http://rfi.a.la9.jp/sateweb/scurl/znple.html お世話になります。 私、責任者の加茂と申します。以後、宜しくお願い致します。 http://www.karilun.com/img_shop/15/ss52_1368685958.jpg 浪速建設様の見解と致しましては、メールによる対応に関しましては 受付しないということで、当初より返信を行っていないようで、今後につい てもメールや書面での対応は致しかねるというお答えでした。 このように現在まで6通のメールを送られたとのことですが、結果一度も 返信がないとう状況になっています。 私どものほうでも現在までのメール履歴は随時削除を致しております ので実際に11通のメールを頂戴しているか不明なところであります。 弊社としましても今後メールでのやり取りを差し控えたく、浪速建設様 と同行の上でお会いさせていただきたい所存です。 http://rfi.a.la9.jp/sateweb/scurl/bd3ple.html ちょっと古い話になるが、河瀬直美監督の『七夜待』を観に行ったら、 観客はなんとたった4人しかいなかった。最低記録。これでは日本映 画の将来が思いやられる。 CSのスターチャンネルで『恐怖の報酬』を観た。 中米のベネズエラが舞台。油田の火災消火のため、ニトログリセリンが使 われることになった。だが500キロ先の油田まで誰がどのようにして運ぶか。 なにせニトログリセリンは少しの振動でも爆発してしまう。石油会社の募集 に応募したのは、職がなく、食い詰めていたイヴ・モンタンだった。トラッ クに積載したニトロを運ぶスリリングな冒険の旅が始まる。 さまざまな困難に見舞われるが、計画はみごと成功する。しかしほっとした 心の緩みから、彼は帰りの道で運転を誤り、崖から転落してしまうという皮 肉な映画。カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。ベルリン国際映画祭で金熊賞。 ウィリアム・フリードキン監督、ロイ・シャイダー主演で、アメリカでリメ イクされたが、こちらは凡作。作品の質はフランス映画のほうが上。中米の 貧しい食い詰め者たちの生活と風土の描写がよく出ており、秀逸。 予算がなくとも、アイデアさえあればいい映画は創れる。代表格は『十二人の怒れる男』 だろう。製作費34万ドルと低予算。セットは控室の1つ。21日間で撮影終了。それでオス カー3部門候補。現在まで残る名作となった。今の映画人は見習ってほしい。 しかし公開当時の興行成績はあまりよくなく、ヘンリー・フォンダはギャラ辞退とか。 私の地図/戦争が激化して、作られるのは戦争高揚映画ばかり・・・ ◆ 女優・赤木春恵/松竹撮影所、満州 週刊現代(2013/11/30), 頁:68 【アラビアのロレンス 秘話】 不朽の名作『アラビアのロレンス』の主役は今ではピーター・オトゥールしか 考えられないが、当初、監督のデヴィッド・リーンは人気俳優だったアルバー ト・フィニーに声をかけたが、脚本が不満でフィニーは辞退。次にマーロン・ ブランド。彼も拒否。やむなくスタッフの反対を押し切り、無名の俳優ピータ ー・オトゥールに。これが大成功。オトゥールは一躍大スターになった。 実際、ロレンス本人は小男だったから常識で考えれば六尺ゆたかなオトゥールをキャスティングはしないよな CG多用するあまり 映画本来のおもしろさが遠ざかってるようにも思える 小作品ながら秀作の 「12人の怒れる男」系の映画が少なくなってきた >>370 同意! 映画発明当時は、見世物であった。しかし幾多の歳月を経、また映画人 の血と汗によって「芸術」にまで高められた。 最新の技術ができれば、それを使いたくなる気持ちはわかる。だがそのことによ って映画はまた元の「見世物」に堕してしまった。 曰く、アメリカ映画は「事件」を描き、イタリア・フランス映画に代表されるヨ ーロッパ映画は「人生」を描く。 まあ落ちたとはいえアメリカはまだいい方。現代邦画に比べればね。 なんか中学生の妄想みたいな映画ばっかりだし。 最近はアマゾンでDVDを買っているが、作品によって大きな価格差があるので戸惑う。 出品者が決めているのか? アマゾンで決めているのかわからない。 例を挙げれば、 小津安二郎「東京物語」(新品)は、たった 421円。 ロベール・アンリコ「ふくろうの河」(新品)は、2万4800円。 概してマイナーな作品は高価なようだ。参考に数例。 「商船テナシチー」6480〜9000円。 「かもめの城」3427〜1万1000円。 「ヘッドライト」5777〜7890円。等々。 12月12日午後9時〜10時、NHK BSプレミアムで以下のような番組が放映された。 「小津安二郎 没後50年 隠された視線」 《番組情報》より転載 〈世界の映画監督が選ぶ作品NO.1に小津監督の『東京物語』が選ばれた。今も 人々を魅了し続ける小津映画の秘密に迫る〉(原文ママ)。 【 付きうごき者 】 彼等の室内での心理状態、行動様態、気分の抑揚などは常に隣人の生活様態に左右、依拠され、 それら隣人の生活様態を自らの諸行動,諸動作の契機として、 あるいはまたスケジュール表か時計かのごとくに借用しながらの生活を送る。 http://rfi.a.la9.jp/hn203/k203/k.png http://rfi.a.la9.jp/hn203/k203/k203_1.png http://rfi.a.la9.jp/hn203/k203/k203_2.png http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13106142083 付きうごきの感知は 自己の動作のあと1、2秒遅れて床から伝わってくる「ピクッ」とするわずかな振動から確認することができる。 = 付きうごきの3型 = ・通常の場合 ・付きうごきに対して注意喚起を促した後に逆恨みからその行為をより一層徹底、強力化してやり返してくるもの 〔付きかえし〕 ・注意喚起時に他の部屋の別の引きこもり者が自分のことを指摘されたのだと思い込みやり返してくるケース 〔勘違い型付きかえし〕 (パチンコ屋などで「警察だ!」と叫べば身に覚えのある何人かがギョッとして逃げ出そうとすることと同様に) 寝起きする住居であるから被害者はこれを避けることはできず、不愉快と時間、人生の浪費を強いられざるを得ない。 http://www.yamcha.jp/fnd/dsc/info.html 一般に管理会社、仲介業者などはこのことに無関心、無責任であり http://www.apaman-yao.jp/store/ 日本人の標準的な暮らし振りとは自分たちの日常に起こっている出来事の半分のことにも盲目である。 http://rfi.a.la9.jp/sateweb/scurl/znsc.html この付きかえしは引きこもりニーホがその特質「何もすることがない」ということを最大の武器に異様な執着と異常な頻度で 及んで来るものである。 ■何でもない人たち = ニーホ 戦後復興、高度経済成長以降の日本人のうち労働意欲、遊興意欲ともに乏しく、何に対しても興味が薄く消極的な人々。 これといってやるべきこと、特にやりたいことなどを持たず、無為に日々、人生を送る。 夢をいだかないが鬱にもならず自殺なども考えない。 自主性がなく、社会に対して不平不満などを持たないかわりに自発的に善行や親切などを行うこともない。 悪人ではないが善人でもなく、これといった主義主張をせず、個性が希薄、性格的特徴に欠ける(超凡人性) 何がしかの才能やこれといった特技などはなく、努力せず、向上心を持たない。 ●引きこもり性ニーホ アパートやワンルームマンション、ウィークリーマンション、ビジネスホテルなど で自閉的生活を送るニーホの一種別 ●入院性ニーホ 精神疾患などをよそおい医療保険を詐用して入院生活を送るニーホの一種別 ●入監性ニーホ 衣食住をまかなうために故意に犯罪を犯し留置場や刑務所暮らしをするニーホの一種別 低家賃のアパートやワンルームマンションには、敷金・礼金が不要な「ゼロゼロ物件」や生活保護受給者が多く入居しており、 引きこもった生活をしている人間の割合が高く付きうごきは常態であると言ってよい。 建物内で人が動いた場合、物が壁に当たった衝撃とは振動の種類が違う「ピクリ」としたわずかな揺れが伝わる。 この揺れは同一階ではほとんど伝わることがなく、上階と下階、そして以外にも斜め上下からのものがよく伝わり、 斜め上下からのものと上階と下階からのものとの振動の強度にはほぼ差がない。 付きうごき者はこの人体からの揺れに極度に敏感に反応する。 ●通勤通学時間帯にはドアの開け閉めだけを行い出掛けたふりを、夕刻にはどこかから帰って来たふりをし、昼間はずっと居ないかのようなふりをしている。 「付きうごき」だけでなく「付き返し(嫌がらせ)」もこの居ないふりをしながらもそれは“同時に”行われる。 ●付きうごき者は繰り返し症(強迫神経症)を合わせ持っていることが稀ではない。 ・電器のスイッチの入り切り ・ドアノブをガチャガチャ鳴らす ・部屋を行ったりきたり ・物を叩く ・水道の蛇口をひねる(水を出したり止めたり) http://www5f.biglobe.ne.jp/ ~mind/griffin/life05.html いずれも儀式的に数回に分けて連続した動作で行われ、ほぼ一日中続けているケースもある。 付き返し時の嫌がらせはこの強迫神経症の症状を持つ者であればその反復症状そのものが嫌がらせの行為としても使用されている。 アパート、ワンルームだけでなくウィークリーマンション、ビジネスホテルなどにも付きうごき者が多く滞在している。 低料金に徹したウィークリーマンションやビジネスホテルなどの何割かの客は半引きこもり的性格を持った人たちであり、従業員、経営者たちはこのことに気付かないふりをしている。 ・外出時にフロントを通す必要がないカードキー式 ・出入り口が構造上フロントからは死角となっている ・清掃の入る期間が任意で客任せの方式を取っている などのビジネスホテルなどにはこれらの者達が多く滞在しおり、ウィークリーマンションではゴミ屋敷となっている部屋もある。 三谷幸喜監督『清須会議』を観てきた。戦国時代の映画・ドラマは数多く創られ、 食傷気味だが、この映画は織田信長亡き後の後継者を選定する評定に視点を定めた 全く目新しいもの。その着眼点には敬服。合戦シーンなどなく、監督得意のディス カッションで物語は進められる。 だが前半はコミカル調で、はしゃぎ過ぎ。評定が始まる頃から面白くなる。織田家 重臣のさまざまな思惑が交錯し、目が離せない。言葉の持つ意味と迫力をよく心得 ている三谷監督の面目躍如といったところか。やや惜しむらくはもう少し重厚に創 ってほしかった。 主役の大泉洋はコメディタッチの演技で軽過ぎ。脇の佐藤、小日向は好演。かつら や衣装などの時代考証・その再現は評価。 日本の歴史にもまだまだ取り上げられていないものが数多くある。NHKの大河ドラマ では唯一放映されたが『太平記』『聖徳太子』、また「大化の改新」「壬申の乱」な ど、誰か映画化してくれないものか。天皇制の問題がネックになっているような気が する。 三谷映画はすべて観てるが「清州」はまだ 予告編メイキングで満足してしまってる 「河童のクゥと夏休み」をまた観た。何回観ても、泣ける。感動する。ほんとにいい映画だ。 >>380 「道」をまた観た。何回観ても、泣ける。感動する。ほんとにいい映画だ。 3回観て、3回泣いたのが「噂の二人」 ラスト、オードリーが恋人だった男の前を 見向きもせずに颯爽と歩き去るラスト 人間の尊厳、誇り高さを見せつけられる良きシーン いつか4回目に挑戦してみたい >>382 『浮雲』は10回以上は観たよ。そして毎回泣かされた。森雅之と高峰秀子が好演。 この二人以外では考えられないキャスティング。また、名シーンが幾つもある。 あと面白いと思うのは、『太平洋奇跡の作戦 キスカ』 これに決まり。 永遠の0を見た。賛美か否定かどっちにも取れる映画だが、ジャニエンタメとして 見るにはいいな。賞には絡まぬ作品。 しかし、軍師・岡田大河の低視聴率は何だろうねw 東宝、新東宝戦記もののディアゴ廉価版もこの映画のヒットに触発されたのであろう 永遠の零か・・ 特攻モノでは、秀逸かもしれないな。 駄作といわれた、『俺君』よりかはずっとましかも。。。 【1月29日付 朝日新聞】 現在公開中の『永遠の0』は80億円を超える勢いで、4月にはヒット作の続編『テルマエ・ロマエU』 が公開される。 これが現在の日本の映画の現状。何と言ったらいいのか(涙)。 ↓ 【邦画収入、アニメが上位独占 2013年興行】 国内の大手映画会社4社で作る日本映画製作者連盟(映連)は28日、2013年の興行概況を発表した。 邦画の上位4位までをアニメが独占した。洋画も上位5本のうち2本がアニメだった。 【邦画】 @風立ちぬ(120.2)AONE PIECE FILM Z(68.7)B映画ドラえもん のび太の ひみつ道具博物館(39.8)C名探偵コナン 絶海の探偵(36.3)D真夏の方程式(33.1) 【洋画】 @モンスターズ・ユニバーシティ(89.6)Aレ・ミゼラブル(58.9)Bテッド(42.3)Cシュ ガー・ラッシュ(30.0)D007 スカイフォール(27.5) ※カッコ内は興行収入(億円) 今、youtubeでTokyo: The Last Megalopolis (1987)を視てるけど 25年ぶりに視ると或る意味新鮮でおもしろいな。当時、まだ中学生の時に 映画館に見に行った。 原作もよんだからね。最高だったよ。 >これが現在の日本の映画の現状。何と言ったらいいのか(涙)。 当たり前だろ 日本の映像関係者で「今まで誰も見た事のない映像を作り出してやる」 と本気で考えてる奴がアニメ業界にしかいないんだから、あとはせいぜいゲーム業界くらい 過去と現在が交錯し、芸術的でわかりづらいマイナーな映画を2本、立て続けに観た。 『髪結いの亭主』と『少年は残酷な弓を射る』。 前者は、理髪店の女主人で妻でもあるマチルドが幸福の絶頂期になぜ自殺してしまうの かが唐突すぎてよくわからない。ただ観終わった後に何かしら心打つものがある。「一 つだけ約束して。愛してるふりだけは絶対しないで」というセリフが心に残る。この映 画は男性監督で、男目線。 後者は、息子が無差別殺人、それも父親と妹までをも殺してしまった母親の心を描く映 画。不必要と思える描写が随所にあるが、肝心の殺人場面がサラリとかわされているの で、事件の顛末と動機がよくわからない。観ていくうちに「ああそうか」と気づく仕組 みになっている。原題は We Need to Talk About Kevin で、『少年は――』は邦題。 でも本来「矢を射る」というべきではないか? この映画は女性監督で女目線。 どちらも奥行きがあり、味わい深い映画ではあるが、1回観ただけでは理解しがたいの で再度観ることにした。エンターテインメントではなく、こういう映画が創られるよう だと、まだ映画は捨てたものではないと思った。お勧めの作品。 >>392 今のドラえもんやコナンってそんなに凄いの? アニメ業界が上位っていうけど、全部子供向けだよね 単純に実写も子供向けに作ればいいって話じゃないのかな ドラえもんやコナンやらの子供向けアニメに上位独占されているのが邦画界の現実か… しょうがないでしょ 実写は金がないと、やれることが制限されるんだし その点アニメは自由じゃん 『朝日新聞』は論評でこんなこと書いてる。 ↓ 「邦画の上位を占めたアニメはいずれも〈基礎票〉のしっかりした定番作品。 むしろ実写の方に『海猿』や『踊る大捜査線』のようなメガヒットがなかっ たのが主な原因とみられる」。 実写と言っても『海猿』『踊る大捜査線』なんてTVの焼き直しじゃないか! 単細胞の人間向けの映画。今の映画はコミックやTVでヒットしたものばかり。 企画が安直過ぎで、映画がコミックやTVに屈したということか? 情けない。 黒澤、小津、成瀬、小林、市川のような名匠の出現を待ち望むよ、ほんとに。 【参考】 戦後から1960年代の『キネマ旬報』日本映画ベスト10を挙げておく。いかに昔は良質の 作品が多かったかがわかるだろう。 【1946年】 第1位 大曽根家の朝 監督:木下恵介 第2位 わが青春に悔いなし 監督:黒澤明 第3位 或る夜の殿様 監督:衣笠貞之助 第4位 待ちぼうけの女 監督:マキノ正博 第5位 我が恋せし乙女 監督:木下恵介 (この年は5位まで) 【1947年】 第1位 安城家の舞踏会 監督:吉村公三郎 第2位 戦争と平和 監督:山本薩夫、亀井文夫 第3位 今ひとたびの 監督:五所平之助 第4位 長屋紳士録 監督:小津安二郎 第5位 女優 監督:衣笠貞之助 第6位 素晴らしき日曜日 監督:黒澤明 第7位 銀嶺の果て 監督:谷口千吉 第8位 四つの恋の物語 監督:豊田四郎、成瀬巳喜男、 山本嘉次郎、衣笠貞之助 第9位 花咲く家族 監督:千葉泰樹 第10位 幸福への招待 監督:千葉泰樹 【1948年】 第1位 酔いどれ天使 監督:黒澤明 第2位 手をつなぐ子等 監督:稲垣浩 第3位 夜の女たち 監督:溝口健二 第4位 蜂の巣の子供達 監督:清水宏 第5位 わが生涯のかがやける日 監督:吉村公三郎 第6位 破戒 監督:木下恵介 第7位 風の中の牝鶏 監督:小津安二郎 第8位 王将 監督:伊藤大輔 第9位 生きている画像 監督:千葉泰樹 第10位 第二の人生 監督:関川秀雄 【1949年】 第1位 晩春 監督:小津安二郎 第2位 青い山脈 監督:今井正 第3位 野良犬 監督:黒澤明 第4位 破れ太鼓 監督:木下恵介 第5位 忘れられた子等 監督:稲垣浩 第6位 お嬢さん乾杯 監督:木下恵介 第7位 女の一生 監督:亀井文夫 第7位 静かなる決闘 監督:黒澤明 第9位 森の石松 監督:吉村公三郎 第10位 小原庄助さん 監督:清水宏 【1950年】 第1位 また逢う日まで 監督:今井正 第2位 帰郷 監督:大庭秀雄 第3位 暁の脱走 監督:谷口千吉 第4位 執行猶予 監督:佐分利信 第5位 羅生門 監督:黒澤明 第6位 醜聞 監督:黒澤明 第7位 宗方姉妹 監督:小津安二郎 第8位 暴力の街 監督:山本薩夫 第9位 細雪 監督:阿部豊 第10位 七色の花 監督:春原政久 【1951年】 第1位 麦秋 監督:小津安二郎 第2位 めし 監督:成瀬巳喜男 第3位 偽れる盛装 監督:吉村公三郎 第4位 カルメン故郷に帰る 監督:木下恵介 第5位 どっこい生きてる 監督:今井正 第6位 風雪二十年 監督:佐分利信 第7位 源氏物語 監督:吉村公三郎 第8位 あゝ青春 監督:佐分利信 第9位 命美わし 監督:大庭秀雄 第10位 愛妻物語 監督:新藤兼人 【1952年】 第1位 生きる 監督:黒澤明 第2位 稲妻 監督:成瀬巳喜男 第3位 本日休診 監督:渋谷実 第4位 現代人 監督:渋谷実 第5位 カルメン純情す 監督:木下恵介 第6位 真空地帯 監督:山本薩夫 第7位 おかあさん 監督:成瀬巳喜男 第8位 山びこ学校 監督:今井正 第9位 西鶴一代女 監督:溝口健二 第10位 慟哭 監督:佐分利信 【1953年】 第1位 にごりえ 監督:今井正 第2位 東京物語 監督:小津安二郎 第3位 雨月物語 監督:溝口健二 第4位 煙突の見える場所 監督:五所平之助 第5位 あにいもうと 監督:成瀬巳喜男 第6位 日本の悲劇 監督:木下恵介 第7位 ひめゆりの塔 監督:今井正 第8位 雁 監督:豊田四郎 第9位 祇園囃子 監督:溝口健二 第10位 縮図 監督:新藤兼人 【1954年】 第1位 二十四の瞳 監督:木下恵介 第2位 女の園 監督:木下恵介 第3位 七人の侍 監督:黒澤明 第4位 黒い潮 監督:山村聡 第5位 近松物語 監督:溝口健二 第6位 山の音 監督:成瀬巳喜男 第7位 晩菊 監督:成瀬巳喜男 第8位 勲章 監督:渋谷実 第9位 山椒太夫 監督:溝口健二 第10位 大阪の宿 監督:五所平之助 【1955年】 第1位 浮雲 監督:成瀬巳喜男 第2位 夫婦善哉 監督:豊田四郎 第3位 野菊の如き君なりき 監督:木下恵介 第4位 生きものの記録 監督:黒澤明 第5位 ここに泉あり 監督:今井正 第6位 警察日記 監督:久松静児 第7位 女中ッ子 監督:田坂具隆 第8位 血槍富士 監督:内田吐夢 第9位 浮草日記 監督:山本薩夫 第10位 美女と怪龍 監督:吉村公三郎 【1956年】 第1位 真昼の暗黒 監督:今井正 第2位 夜の河 監督:吉村公三郎 第3位 カラコルム 撮影:林田重男 中村誠二 第4位 猫と庄造と二人のをんな 監督:豊田四郎 第5位 ビルマの竪琴 監督:市川崑 第6位 早春 監督:小津安二郎 第7位 台風騒動記 監督:山本薩夫 第8位 流れる 監督:成瀬巳喜男 第9位 太陽とバラ 監督:木下恵介 第10位 あなた買います 監督:小林正樹 【1957年】 第1位 米 監督:今井正 第2位 純愛物語 監督:今井正 第3位 喜びも悲しみも幾年月 監督:木下恵介 第4位 幕末太陽伝 監督:川島雄三 第4位 蜘蛛巣城 監督:黒澤明 第6位 気違い部落 監督:渋谷実 第7位 どたんば 監督:内田吐夢 第8位 爆音と大地 監督:関川秀雄 第9位 異母兄弟 監督:家城巳代治 第10位 どん底 監督:黒澤明 【1958年】 第1位 楢山節考 監督:木下恵介 第2位 隠し砦の三悪人 監督:黒澤明 第3位 彼岸花 監督:小津安二郎 第4位 炎上 監督:市川崑 第5位 裸の太陽 監督:家城巳代治 第6位 夜の鼓 監督:今井正 第7位 無法松の一生 監督:稲垣浩 第8位 張込み 監督:野村芳太郎 第9位 裸の大将 監督:堀川弘通 第10位 巨人と玩具 監督:増村保造 【1959年】 第1位 キクとイサム 監督:今井正 第2位 野火 監督:市川崑 第3位 にあんちゃん 監督:今村昌平 第4位 荷車の歌 監督:山本薩夫 第5位 人間の条件(第1部、第2部)監督:小林正樹 第6位 人間の壁 監督:山本薩夫 第7位 浪花の恋の物語 監督:内田吐夢 第8位 第五福竜丸 監督:新藤兼人 第9位 鍵 監督:市川崑 第10位 人間の条件(第3部、第4部)監督:小林正樹 【1960年】 第1位 おとうと 監督:市川崑 第2位 黒い画集 あるサラリーマンの証言 監督:堀川弘通 第3位 悪い奴ほどよく眠る 監督:黒澤明 第4位 笛吹川 監督:木下恵介 第5位 秋日和 監督:小津安二郎 第6位 裸の島 監督:新藤兼人 第7位 豚と軍艦 監督:今村昌平 第8位 武器なき斗い 監督:山本薩夫 第9位 秘境ヒマラヤ 記録映画 撮影:大森栄 第10位 日本の夜と霧 監督:大島渚 【1961年】 第1位 不良少年 監督:羽仁進 第2位 用心棒 監督:黒澤明 第3位 永遠の人 監督:木下恵介 第4位 人間の条件 完結編 監督:小林正樹 第5位 名もなく貧しく美しく 監督:松山善三 第6位 反逆児 監督:伊藤大輔 第7位 あれが港の灯だ 監督:今井正 第8位 はだかっ子 監督:田坂具隆 第9位 飼育 監督:大島渚 第10位 黒い十人の女 監督:市川崑 【1962年】 第1位 私は2歳 監督:市川崑 第2位 キューポラのある街 監督:浦山桐郎 第3位 切腹 監督:小林正樹 第4位 破戒 監督:市川崑 第5位 椿三十郎 監督:黒澤明 第6位 人間 監督:新藤兼人 第7位 おとし穴 監督:勅使河原宏 第8位 秋刀魚の味 監督:小津安二郎 第9位 にっぽんのお婆ちゃん 監督:今井正 第10位 秋津温泉 監督:吉田喜重 【1963年】 第1位 にっぽん昆虫記 監督:今村昌平 第2位 天国と地獄 監督:黒澤明 第3位 五番町夕霧桜 監督:田坂具隆 第4位 太平洋ひとりぼっち 監督:市川崑 第5位 武士道残酷物語 監督:今井正 第6位 しとやかな獣 監督:川島雄三 第7位 彼女と彼 監督:羽仁進 第8位 母 監督:新藤兼人 第9位 白と黒 監督:堀川弘通 第10位 非行少女 監督:浦山桐郎 【1964年】 第1位 砂の女 監督:勅使河原宏 第2位 怪談 監督:小林正樹 第3位 香華 監督:木下恵介 第4位 赤い殺意 監督:今村昌平 第5位 飢餓海峡 監督:内田吐夢 第6位 越後つついし親不知 監督:今井正 第7位 傷だらけの山河 監督:山本薩夫 第8位 甘い汁 監督:豊田四郎 第9位 仇討 監督:今井正 第10位 われ一粒の麦なれど 監督:松山善三 【1965年】 第1位 赤ひげ 監督:黒澤明 第2位 東京オリンピック 監督:市川崑 第3位 日本列島 監督:熊井啓 第4位 にっぽん泥棒物語 監督:山本薩夫 第5位 証人の椅子 監督:山本薩夫 第6位 冷飯とおさんとちゃん 監督:田坂具隆 第7位 恐山の女 監督:五所平之助 第8位 ブワナ・トシの歌 監督:羽仁進 第9位 悪党 監督:新藤兼人 第10位 .水で書かれた物語 監督:吉田喜重 【1966年】 第1位 白い巨塔 監督:山本薩夫 第2位 “エロ事師たち”より人類学入門 監督:今村昌平 第3位 紀ノ川 監督:中村登 第4位 湖の琴 監督:田坂具隆 第5位 他人の顔 監督:勅使河原宏 第6位 アンデスの花嫁 監督:羽仁進 第7位 本能 監督:新藤兼人 第8位 こころの山脈 監督:吉村公三郎 第9位 白昼の通り魔 監督:大島渚 第10位 女の中にいる他人 監督:成瀬巳喜男 【1967年】 第1位 上意討ち 拝領妻始末 監督:小林正樹 第2位 人間蒸発 監督:今村昌平 第3位 日本のいちばん長い日 監督:岡本喜八 第4位 乱れ雲 監督:成瀬巳喜男 第5位 華岡青洲の妻 監督:増村保造 第6位 智恵子抄 監督:中村登 第7位 愛の渇き 監督:蔵原惟繕 第8位 あかね雲 監督:篠田正浩 第9位 なつかしい笛や太鼓 監督:木下恵介 第10位 忍者武芸帳 監督:大島渚 【1968年】 第1位 神々の深き欲望 監督:今村昌平 第2位 肉弾 監督:岡本喜八 第3位 絞死刑 監督:大島渚 第4位 黒部の太陽 監督:熊井啓 第5位 首 監督:森谷司郎 第6位 初恋・地獄篇 監督:羽仁進 第7位 日本の青春 監督:小林正樹 第8位 燃えつきた地図 監督:勅使河原宏 第9位 人生劇場・飛車角と吉良常 監督:内田吐夢 第10位 吹けば飛ぶよな男だが 監督:山田洋次 【1969年】 第1位 心中天網島 監督:篠田正浩 第2位 私が棄てた女 監督:浦山桐郎 第3位 少年 監督:大島渚 第4位 かげろう 監督:新藤兼人 第5位 橋のない川 監督:今井正 第6位 男はつらいよ 監督:山田洋次 第7位 ベトナム 監督:山本薩夫 第8位 新宿泥棒日記 監督:大島渚 第9位 続・男はつらいよ 監督:山田洋次 第10位 風林火山 監督:稲垣浩 【1970年】 第1位 家族 監督:山田洋次 第2位 戦争と人間 監督:山本薩夫 第3位 どですかでん 監督:黒澤明 第4位 エロス+虐殺 監督:吉田喜重 第5位 地の群れ 監督:熊井啓 第6位 無常 監督:実相寺昭雄 第7位 影の車 監督:野村芳太郎 第8位 男はつらいよ 望郷編 監督:山田洋次 第9位 橋のない川・第二部 監督:今井正 第10位 裸の十九歳 監督:新藤兼人 ついでだから1970年代も。 【1971年】 第1位 儀式 監督:大島渚 第2位 沈黙 監督:篠田正浩 第3位 婉という女 監督:今井正 第4位 戦争と人間 第二部・愛と悲しみの山河 監督:山本薩夫 第5位 いのちぼうにふろう 監督:小林正樹 第6位 真剣勝負 監督:内田吐夢 第7位 やさしいにっぽん人 監督:東陽一 第8位 男はつらいよ 寅次郎恋歌 監督:山田洋次 第9位 書を捨てよ町へ出よう 監督:寺山修司 第10位 八月の濡れた砂 監督:藤田敏八 【1972年】 第1位 忍ぶ川 監督:熊井啓 第2位 軍旗はためく下に 監督:深作欣二 第3位 故郷 監督:山田洋次 第4位 旅の重さ 監督:斎藤耕一 第5位 約束 監督;斎藤耕一 第6位 男はつらいよ 柴又慕情 監督:山田洋次 第7位 海軍特別年少兵 監督:今井正 第8位 一条さゆり 濡れた欲情 監督:神代辰巳 第9位 サマー・ソルジャー 監督:勅使河原宏 第10位 .白い指の戯れ 監督:村川透 【1973年】 第1位 津軽じょんがら節 監督:斎藤耕一 第2位 仁義なき戦い 監督:深作欣二 第3位 青幻記 遠い日の母は美しく 監督:成島東一郎 第4位 股旅 監督:市川崑 第5位 恍惚の人 監督:豊田四郎 第6位 四畳半襖の裏張り 監督:神代辰巳 第7位 戒厳令 監督:吉田喜重 第8位 仁義なき戦い 代理戦争 監督:深作欣二 第9位 男はつらいよ 寅次郎忘れな草 監督:山田洋次 第10位 戦争と人間 完結編 監督:山本薩夫 【1974年】 第1位 サンダカン八番娼館 望郷 監督:熊井啓 第2位 砂の器 監督:野村芳太郎 第3位 華麗なる一族 監督:山本薩夫 第4位 青春の蹉跌 監督:神代辰巳 第5位 竜馬暗殺 監督:黒木和雄 第6位 わが道 監督:新藤兼人 第7位 仁義なき戦い 頂上作戦 監督:深作欣二 第8位 襤褸の旗 監督:吉村公三郎 第9位 赤ちょうちん 監督:藤田敏八 第10位 妹 監督:藤田敏八 【1975年】 第1位 ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 監督:新藤兼人 第2位 祭りの準備 監督:黒木和雄 第3位 金環蝕 監督:山本薩夫 第4位 化石 監督:小林正樹 第5位 男はつらいよ 寅次郎相合い傘 監督:山田洋次 第6位 田園に死す 監督:寺山修司 第7位 新幹線大爆破 監督:佐藤純弥 第8位 仁義の墓場 監督:深作欣二 第9位 同胞 監督:山田洋次 第10位 実録阿部定 監督:田中登 【1976年】 第1位 青春の殺人者 監督:長谷川和彦 第2位 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小やけ 監督:山田洋次 第3位 大地の子守歌 監督:増村保造 第4位 不毛地帯 監督:山本薩夫 第5位 犬神家の一族 監督:市川崑 第6位 あにいもうと 監督:今井正 第7位 嗚呼!!花の応援団 監督:曽根中生 第8位 やくざの墓場 くちなしの花 監督:深作欣二 第9位 さらば夏の光よ 監督:山根成之 第10位 江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者 監督:田中登 【1977年】 第1位 幸福の黄色いハンカチ 監督:山田洋次 第2位 竹山ひとり旅 監督:新藤兼人 第3位 はなれ瞽女おりん 監督:篠田正浩 第4位 八甲田山 監督:森谷司郎 第5位 青春の門 自立篇 監督:浦山桐郎 第6位 悪魔の手毬唄 監督:市川崑 第7位 ねむの木の詩が聞こえる 監督:宮城まり子 第8位 ボクサー 監督:寺山修司 第9位 突然、嵐のように 監督:山根成之 第10位 遠い一本の道 監督:左幸子 【1978年】 第1位 サード 監督:東陽一 第2位 曾根崎心中 監督:増村保造 第3位 愛の亡霊 監督:大島渚 第4位 事件 監督:野村芳太郎 第5位 帰らざる日々 監督:藤田敏八 第6位 鬼畜 監督:野村芳太郎 第7位 ダイナマイトどんどん 監督:岡本喜八 第8位 冬の華 監督:降旗康男 第9位 人妻集団暴行致死事件 監督:田中登 第10位 博多っ子純情 監督:曽根中生 【1979年】 第1位 復讐するは我にあり 監督:今村昌平 第2位 太陽を盗んだ男 監督:長谷川和彦 第3位 Keiko 監督:クロード・ガニオン 第4位 赫い髪の女 監督:神代辰巳 第5位 衝動殺人 息子よ 監督:木下恵介 第6位 月山 監督:村野鐵太郎 第7位 十九歳の地図 監督:柳町光男 第8位 もう頬づえはつかない 監督:東陽一 第9位 あゝ野麦峠 監督:山本薩夫 第10位 その後の仁義なき戦い 監督:工藤栄一 【1980年】 第1位 ツィゴイネルワイゼン 監督:鈴木清順 第2位 影武者 監督:黒沢明 第3位 ヒポクラテスたち 監督:大森一樹 第4位 神様のくれた赤ん坊 監督:前田陽一 第5位 遙かなる山の呼び声 監督:山田洋次 第6位 父よ母よ! 監督:木下恵介 第7位 四季・奈津子 監督:東陽一 第8位 海潮音 監督:橋浦方人 第9位 狂い咲きサンダーロード 監督:石井聰亙 第10位 太陽の子 てだのふぁ 監督:浦山桐郎 ついでのついでだから、つづける。 【1981年】 第1位 泥の河 監督:小栗康平 第2位 遠雷 監督:根岸吉太郎 第3位 陽炎座 監督:鈴木清順 第4位 駅 STATION 監督:降旗康男 第5位 嗚呼!おんなたち猥歌 監督:神代辰巳 第6位 幸福 監督:市川崑 第7位 ガキ帝国 監督:井筒和幸 第8位 北斎漫画 監督:新藤兼人 第9位 ええじゃないか 監督:今村昌平 第10位 近頃なぜかチャールストン 監督:岡本喜八 【1982年】 第1位 蒲田行進曲 監督:深作欣二 第2位 さらば愛しき大地 監督:柳町光男 第3位 転校生 監督:大林宣彦 第4位 疑惑 監督:野村芳太郎 第5位 ニッポン国 古屋敷村 監督:小川紳介 第6位 TATOO[刺青]あり 監督:高橋伴明 第7位 水のないプール 監督:若松孝二 第8位 遠野物語 監督:村野鐵太郎 第9位 誘拐報道 監督:伊藤俊也 第10位 怪異談 生きてゐる小平次 監督:中川信夫 【1983年】 第1位 家族ゲーム 監督:森田芳光 第2位 細雪 監督:市川崑 第3位 戦場のメリー・クリスマス 監督:大島渚 第4位 東京裁判 監督:小林正樹 第5位 楢山節考 監督:今村昌平 第6位 竜二 監督:川島透 第7位 魚影の群れ 監督:相米慎二 第8位 天城越え 監督:三村晴彦 第9位 十階のモスキート 監督:崔洋一 第10位 ふるさと 監督:神山征二郎 【1984年】 第1位 お葬式 監督:伊丹十三 第2位 Wの悲劇 監督:沢井信一郎 第3位 瀬戸内少年野球団 監督:篠田正浩 第4位 麻雀放浪記 監督:和田誠 第5位 さらば箱舟 監督:寺山修司 第6位 おはん 監督:市川崑 第7位 風の谷のナウシカ 監督:宮崎駿 第8位 伽耶子のために 監督:小栗康平 第9位 廃市 監督:大林宣彦 第10位 チ・ン・ピ・ラ 監督:川島透 【1985年】 第1位 それから 監督:森田芳光 第2位 乱 監督:黒澤明 第3位 火まつり 監督:柳町光男 第4位 台風クラブ 監督:相米慎二 第5位 さびしんぼう 監督:大林宣彦 第6位 恋文 監督:神代辰巳 第7位 生きているうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言 監督:森崎東 第8位 ビルマの竪琴 監督:市川崑 第9位 早春物語 監督:沢井信一郎 第10位 花いちもんめ。 監督:伊藤俊也 【1986年】 第1位 海と毒薬 監督:熊井啓 第2位 コミック雑誌なんかいらない! 監督:滝田洋二郎 第3位 ウホッホ探検隊 監督:根岸吉太郎 第4位 人間の約束 監督:吉田喜重 第5位 火宅の人 監督:深作欣二 第6位 鑓の権三 監督:篠田正浩 第7位 恋する女たち 監督:大森一樹 第8位 天空の城ラピュタ 監督:宮崎駿 第9位 キネマの天地 監督:山田洋次 第10位 ジャズ大名 監督:岡本喜八 【1987年】 第1位 マルサの女 監督:伊丹十三 第2位 ゆきゆきて、神軍 監督:原一男 第3位 1000年刻みの日時計 牧野村物語 監督:小川伸介 第4位 永遠の1/2 監督:根岸吉太郎 第5位 映画女優 監督:市川崑 第6位 男はつらいよ 知床慕情 監督:山田洋次 第7位 女衒 監督:今村昌平 第8位 BU・SU 監督:市川準 第9位 光る女 監督:相米慎二 第10位 ちょうちん 監督:梶間俊一 【1988年】 第1位 となりのトトロ 監督:宮崎駿 第2位 TOMORROW/明日 監督:黒木和雄 第3位 異人たちとの夏 監督:大林宣彦 第4位 ロックよ、静かに流れよ 監督:長崎俊一 第5位 郷愁 監督:中島丈博 第6位 火垂るの墓 監督:高畑勲 第7位 さくら隊散る 監督:新藤兼人 第8位 木村家の人びと 監督:滝田洋二郎 第9位 リボルバー 監督:藤田敏八 第10位 快盗ルビイ 監督:和田誠 【1989年】 第1位 黒い雨 監督:今村昌平 第2位 どついたるねん 監督:阪本順治 第3位 千利休 本覚坊遺文 監督:熊井啓 第4位 ウンタマギルー 監督:高嶺剛 第5位 魔女の宅急便 監督:宮崎駿 第6位 北京的西瓜 監督:大林宣彦 第7位 利休 監督:勅使河原宏 第8位 その男、凶暴につき 監督:北野武 第9位 社葬 監督:舛田利雄 第10位 .あ・うん 監督:降旗康男 【1990年】 第1位 櫻の園 監督:中原俊 第2位 少年時代 監督:篠田正浩 第3位 死の棘 監督:小栗康平 第4位 夢 監督:黒澤明 第5位 バタアシ金魚 監督:松岡錠司 第6位 われに撃つ用意あり 監督:若松孝二 第7位 3-4X10月 監督:北野武 第8位 浪人街 監督:黒木和雄 第9位 つぐみ 監督:市川準 第10位 白い手 監督:神山征二 【1991年】 第1位 息子 監督:山田洋次 第2位 大誘拐 Rainbow Kids 監督:岡本喜八 第3位 八月の狂詩曲 監督:黒澤明 第4位 無能の人 監督:竹中直人 第5位 ふたり 監督:大林宣彦 第6位 あの夏、いちばん静かな海。 監督:北野武 第7位 12人の優しい日本人 監督:中原俊 第8位 王手 監督:阪本順治 第9位 おもひでぽろぽろ 監督:高畑勲 第10位 四万十川 監督:恩地日出夫 【1992年】 第1位 シコふんじゃった。 監督:周防正行 第2位 青春デンデケデケデケ 監督:大林宣彦 第3位 阿賀に生きる 監督:佐藤真 第4位 紅の豚 監督:宮崎駿 第5位 死んでもいい 監督:石井隆 第6位 橋のない川 監督:東陽一 第7位 いつかギラギラする日 監督:深作欣二 第8位 寝盗られ宗介 監督:若松孝二 第9位 墨東綺譚 監督:新藤兼人 第10位 きらきらひかる 監督:松岡錠司 【1993年】 第1位 月はどっちに出ている 監督:崔洋一 第2位 お引越し 監督:相米慎二 第3位 病院で死ぬということ 監督:市川準 第4位 ソナチネ 監督:北野武 第5位 僕らはみんな生きている 監督:滝田洋二郎 第6位 学校 監督:山田洋次 第7位 愛について、東京 監督:柳町光男 第8位 わが愛の譜 滝廉太郎物語 監督:沢井信一郎 第9位 ヌードの夜 監督:石井隆 第10位 まあだだよ 監督:黒澤明 【1994年】 第1位 全身小説家 監督:原一男 第2位 忠臣蔵外伝四谷怪談 監督:深作欣二 第3位 居酒屋ゆうれい 監督:渡辺孝好 第4位 棒の哀しみ 監督:神代辰巳 第5位 夏の庭 The Friends 監督:相米慎二 第6位 119 監督:竹中直人 第7位 800 TWO LAP RUNNERS 監督:廣木隆一 第8位 平成狸合戦ぽんぽこ 監督:高畑勲 第9位 愛の新世界 監督:高橋伴明 第10位 毎日が夏休み 監督:金子修介 【1995年】 第1位 午後の遺言状 監督:新藤兼人 第2位 東京兄妹 監督:市川準 第3位 Love Letter 監督:岩井俊二 第4位 幻の光 監督:是枝裕和 第5位 写楽 監督:篠田正浩 第6位 ガメラ 大怪獣空中決戦 監督:金子修介 第7位 深い河 監督:熊井啓 第8位 KAMIKAZE TAXI 監督:原田真人 第9位 マークスの山 監督:崔洋一 第10位 TOKYO FIST / 東京フィスト 監督:塚本晋也 第10位 渚のシンドバッド 監督:橋口亮輔 【1996年】 第1位 Shall We ダンス? 監督:周防正行 第2位 キッズ・リターン 監督:北野武 第3位 眠る男 監督:小栗康平 第4位 (ハル) 監督:森田芳光 第5位 絵の中のぼくの村 監督:東陽一 第6位 岸和田少年愚連隊 監督:井筒和幸 第7位 トキワ荘の青春 監督:市川準 第8位 学校V 監督:山田洋次 第9位 ビリケン 監督:阪本順治 第10位 シャブ極道 監督:細野辰興 【1997年】 第1位 うなぎ 監督:今村昌平 第2位 もののけ姫 監督:宮崎駿 第3位 ラヂオの時間 監督:三谷幸喜 第4位 東京夜曲 監督:市川準 第5位 鬼火 監督:望月六郎 第6位 バウンスkoGALS 監督:原田真人 第7位 誘拐 監督:大河原孝夫 第8位 身も心も 監督:荒井晴彦 第9位 東京日和 監督:竹中直人 第10位 瀬戸内ムーンライト・セレナーデ 監督:篠田正浩 第10位 萌の朱雀 監督:河瀬直美 【1998年】 第1位 HANA-BI 監督:北野武 第2位 愛を乞う人 監督:平山秀幸 第3位 がんばっていきまっしょい 監督:磯村一路 第4位 カンゾー先生 監督:今村昌平 第5位 CURE キュア 監督:黒澤清 第6位 学校UV 監督:山田洋次 第7位 犬、走る DOG RACE 監督:崔洋一 第8位 愚か者 傷だらけの天使 監督:阪本順治 第9位 時雨の記 監督:沢井信一郎 第10位 中国の鳥人 監督:三池崇史 第10位 絆-きずな- 監督:根岸吉太郎 【1999年】 第1位 あ、春 監督:相米慎二 第2位 金融腐触列島<呪縛> 監督:原田眞人 第3位 39 刑法第三十九条 監督:森田芳光 第4位 鉄道員(ぽっぽや) 監督:降旗康男 第5位 M/OTHER 監督:諏訪敦彦 第6位 のど自慢 監督:井筒和幸 第7位 菊次郎の夏 監督:北野武 第8位 大阪物語 監督:市川準 第9位 どこまでもいこう 監督:塩田明彦 第10位 コキーユ/貝殻 監督:中原俊 【2000年】 第1位 顔 監督:阪本順治 第2位 ナビイの恋 監督:中江裕司 第3位 御法度 監督:大島渚 第4位 十五才 学校W 監督:山田洋次 第5位 バトル・ロワイアル 監督:深作欣二 第6位 三文役者 監督:新藤兼人 第7位 スリ 監督:黒木和雄 第8位 独立少年合唱団 監督:緒方明 第9位 雨あがる 監督:小泉堯史 第10位 はつ恋 監督:篠原哲雄 【2001年】 第1位 GO 監督:行定勲 第2位 ハッシュ! 監督:橋口亮輔 第3位 千と千尋の神隠し 監督:宮崎駿 第4位 EUREKA(ユリイカ) 監督:青山真治 第5位 風花 監督:相米慎二 第6位 まぶだち 監督:古厩智之 第7位 リリィ・シュシュのすべて 監督:岩井俊二 第8位 ウォーターボーイズ 監督:矢口史靖 第9位 光の雨 監督:高橋伴明 第10位 赤い橋の下のぬるい水 監督:今村昌平 【2002年】 第1位 たそがれ清兵衛 監督:山田洋次 第2位 刑務所の中 監督:崔洋一 第3位 KT 監督:阪本順治 第4位 OUT 監督:平山秀幸 第5位 AIKI 監督:天願大介 第6位 笑う蛙 監督:平山秀幸 第7位 阿弥陀堂だより 監督:小泉堯史 第7位 ごめん 監督:冨樫森 第9位 ピンポン 監督:曽利文彦 第10位 とらばいゆ 監督:大谷健太郎 【2003年】 第1位 美しい夏キリシマ 監督:黒木和雄 第2位 赤目四十八瀧心中未遂 監督:荒戸源次郎 第3位 ヴァイブレータ 監督:廣木隆一 第4位 ジョゼと虎と魚たち 監督:犬童一心 第5位 阿修羅のごとく 監督:森田芳光 第6位 鏡の女たち 監督:吉田喜重 第7位 座頭市 監督:北野武 第8位 蕨野行 監督:恩地日出夫 第9位 ドッペルゲンガー 監督:黒澤清 第10位 ぼくんち 監督:阪本順治 【2004年】 第1位 誰も知らない 監督:是枝裕和 第2位 血と骨 監督:崔洋一 第3位 下妻物語 監督:中島哲也 第4位 父と暮らせば 監督:黒木和雄 第5位 隠し剣 鬼の爪 監督:山田洋次 第6位 理由 監督:大林宣彦 第7位 スウィングガールズ 監督:矢口史靖 第8位 ニワトリはハダシだ 監督:森崎東 第9位 チルソクの夏 監督:佐々部清 第10位 透光の樹 監督:根岸吉太郎 【2005年】 第1位 パッチギ! 監督:井筒和幸 第2位 ALWAYS 三丁目の夕日 監督:山崎貴 第3位 いつか読書する日 監督:緒方明 第4位 メゾン・ド・ヒミコ 監督:犬童一心 第5位 運命じゃない人 監督:内田けんじ 第6位 リンダ リンダ リンダ 監督:山下敦弘 第7位 カナリア 監督:塩田明彦 第8位 男たちの大和/YAMATO 監督:佐藤純彌 第9位 空中庭園 監督:豊田利晃 第10位 ゲルマニウムの夜 監督:大森立嗣 【2006年】 第1位 フラガール 監督:李相日 第2位 ゆれる 監督:西川美和 第3位 雪に願うこと 監督:根岸吉太郎 第4位 紙屋悦子の青春 監督:黒木和雄 第5位 武士の一分 監督:山田洋次 第6位 嫌われ松子の一生 監督:中島哲也 第7位 博士の愛した数式 監督:小泉堯史 第8位 明日の記憶 監督:堤幸彦 第9位 かもめ食堂 監督:荻上直子 第10位 カミュなんて知らない 監督:柳町光男 【2007年】 第1位 それでもボクはやってない 監督:周防正行 第2位 天然コケッコー 監督:山下敦弘 第3位 しゃべれども しゃべれども 監督:平山秀幸 第4位 サッド ヴァケイション 監督:青山真治 第5位 河童のクゥと夏休み 監督:原恵一 第6位 サイドカーに犬 監督:根岸吉太郎 第7位 松ヶ根乱射事件 監督:山下敦弘 第8位 魂萌え! 監督:阪本順治 第9位 夕凪の街 桜の国 監督:佐々部清 第10位 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 監督:吉田大八 【2008年】 第1位 おくりびと 監督:滝田洋二郎 第2位 ぐるりのこと。 監督:橋口亮輔 第3位 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 監督:若松孝二 第4位 トウキョウソナタ 監督:黒澤清 第5位 歩いても 歩いても 監督:是枝裕和 第6位 闇の子供たち 監督:阪本順治 第7位 母べえ 監督:山田洋次 第8位 クライマーズ・ハイ 監督:原田眞人 第9位 接吻 監督:万田邦敏 第10位 アフタースクール 監督:内田けんじ 【2009年】 第1位 ディア・ドクター 監督:西川美和 第2位 ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 監督:根岸吉太郎 第3位 劔岳 点の記 監督:木村大作 第4位 愛のむきだし 監督:園子温 第5位 沈まぬ太陽 監督:若松節朗 第6位 空気人形 監督:是枝裕和 第7位 ウルトラミラクルラブストーリー 監督:横浜聡子 第8位 サマーウォーズ 監督:細田守 第9位 誰も守ってくれない 監督:君塚良一 第10位 風が強く吹いている 監督:大森寿美男 【2010年】 第1位 悪人 監督:李相日 第2位 告白 監督:中島哲也 第3位 ヘヴンズ ストーリー 監督:瀬々敬久 第4位 十三人の刺客 監督:三池崇史 第5位 川の底からこんにちは 監督:石井裕也 第6位 キャタピラー 監督:若松孝二 第7位 必死剣鳥刺し 監督:平山秀幸 第8位 ヒーローショー 監督:井筒和幸 第9位 海炭市叙景 監督:熊切和嘉 第10位ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う 監督:石井隆 【2011年】 第1位 一枚のハガキ 監督:新藤兼人 第2位 大鹿村騒動記 監督:阪本順治 第3位 冷たい熱帯魚 監督:園子温 第4位 まほろ駅前多田便利軒 監督:大森立嗣 第5位 八日目の蝉 監督:成島出 第6位 サウダーヂ 監督:富田克也 第7位 東京公園 監督:青山真治 第7位 モテキ 監督:大根仁 第9位 マイ・バック・ページ 監督:山下敦弘 第10位 探偵はBARにいる 監督:橋本一 【2012年】 第1位 かぞくのくに 監督:ヤン・ヨンヒ 第2位 桐島、部活やめるってよ 監督:吉田大八 第3位 アウトレイジ ビヨンド 監督:北野武 第4位 終の信託 監督:周防正行 第5位 苦役列車 監督:山下敦弘 第6位 わが母の記 監督:原田眞人 第7位 ふがいない僕は空を見た 監督:タナダユキ 第7位 鍵泥棒のメソッド 監督:内田けんじ 第9位 希望の国 監督:園子温 第10位 夢売るふたり 監督:西川美和 これらは良作なのかもしれないけど、客が入るかどうか別な気がするけどなぁ 『ゴースト/ニューヨークの幻』 「ロマンス、コメディ、ファンタジー、ホラーといったいくつかのジャンルに含まれる。 愛する人が幽霊となって目の前に現れるというアイデアは、この映画のメガヒットで多くの亜流映画・小説を生む。 ウーピー・ゴールドバーグがアカデミー助演女優賞を受賞し、作品自体もアカデミー作品賞、編集賞、作曲賞にノ ミネートされたが、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』という強豪の存在のため、他はアカデミー脚本賞(ブルース・ジ ョエル・ルービン)を受賞するにとどまった」と解説にあったので観てみた。 結論をいうと全くの駄作。アカデミー賞云々は間違いではないのか? 目と耳を疑う。映画の質も落ちたもんだ。 若者たちを中心にヒットした作品らしいが、こんなのが「映画」と思われたらたまらない。 本家『隠し砦の三悪人』が最高。 言う事なし。 黒澤監督の、映画ではみなさんどれが好きですかね?? >>419 かなり前に観たのではっきり覚えていないが 駄作とは思わないけど秀作というほどでもなかった 「思ってたよりはおもしろかった」ってところ アイデアはおもしろいと思うけどな これでアカデミー?って結構ある 要は世間の評判は横に置いといて 自分が観ておもしろいつまらないを決めればいい >>420 全作品鑑賞したわけではないけど 観た中では「七人の侍」「羅生門」 >>420 黒澤作品は全部観たよ。VHSとDVDですべて持ってる。 やはり『七人の侍』が最高。あと『生きる』『天国と地獄』『椿三十郎』『用心棒』 『赤ひげ』『羅生門』『隠し砦の三悪人』『野良犬』『デルス・ウザーラ』と続くかな。 黒澤といえども、つまらないものもある。初期、後期はかなり質が落ちる。よくないと 思われるものは初期の『虎の尾を踏む男達』『一番美しく』『白痴』『醜聞』『どです かでん』『静かなる決闘』。晩年の『まあだだよ』『八月の狂詩曲』。中期に発表した ものに傑作が多い。もう一つ言えることは、黒澤一人で脚本を書いているものは、概し てつまらない。橋本忍や小国英雄、菊島隆三、久坂栄二たちが加わっていると良い作品 ができる傾向にある。デスカッションして、次はどうなるかをそれぞれが考えて案を出 し合い、おもしろいものを採用していくという創り方だったそう。だからいいのものが できたのでは――。 『虎の尾を踏む男達』『一番美しく』等は、戦中の戦意高揚映画の一種ですよね。 評価は様々だけど、戦前の官憲などは戦後の比ではないくらい 厳しいから戦後の黒澤映画とはある種異質かもしれないかも。 個人的には、『隠し砦の三悪人』以外には、『野良犬』『羅生門』かな。。。 『虎の尾を踏む男達』は、戦中、戦後直後と撮影期間はまたがってましたね。 あのガタイで戦争に行かずに済んだのは、戦意高揚映画を撮る条件に 徴兵忌避を許されたかららしいね 本家『隠し砦の三悪人』は、いつ何度見ても新鮮だよね。 リメイク版はあれはあれで面白いけど、本家は、あくまで本音だよ。 ◇1/18〜 「エンダーのゲーム」前売券あります。 ◇1/24〜 「ゲノムハザード」前売券あります。 ◇1/31〜 「アメリカンハッスル」前売券あります。 ◇2/1〜 「抱きしめたい」前売券あります。 ◇2/7〜 「ラッシュ/プライドと友情」前売券あります。 ◇2/15〜 「大統領の執事の涙」前売券あります。 ◇2/15〜 「土竜(モグラ)の唄」前売券あります。 ◇2/22〜 「仮面ティーチャー」前売券あります。 ◇2/28〜 「ホビット 竜に奪われた王国」前売券あります。 ◇3/1〜 「魔女の宅急便」前売券あります。 (本日より2週間前・後に上映開始の作品のみ抜粋にて記載しました) ◇「利休にたずねよ」全国鑑賞券 @700円 ◇「小さいおうち」全国鑑賞券 @900円 ◇東映株主優待券 6枚つづり 1冊 2400円 その他の「格安販売品」は弊社ホームページをご覧ください。 JR・京急 川崎駅徒歩1分 コスモチケット DVD化して欲しい映画 ・怖がる人々 オムニバス形式だが、渡辺哲や萩原流行の狂気が傑作 ・熱血!二代目商店街 Vシネマの主演クラスが集まった人情あり笑いありの傑作 監督は鈴木浩介なんだな 知らなかった だからアメリカ映画は宗教臭(ユダヤ教・キリスト教)が強く、 自分たちの宗教を、映画で世界中に広めるのが使命と思っている。 映画が宗教公布の手段になっている。 なので、99.9パーセントの映画がハッピーエンド。 ハッピーエンドではないのは、『遊星からの物体X』くらいで、 まだあるかもしれないが、あとはちょっと思いつかない。 誰か探してくれ。 逆に、フランス・イタリアなど欧州の名作は、ほとんどが哀しい結末。 映画づくりの根本姿勢が違っているからだと思う。 【哀しい結末のヨーロッパ名作映画】 @ ◇死刑台のエレベーター―→現像した写真から不倫と殺人が判明 ◇恐怖の報酬―→火事は消し止めたが、帰り道で転落死 ◇ひまわり―→戦死と思っていた夫が帰還するもすでに別の男がいた ◇シェルブールの雨傘―→ひまわりと大同小異 ◇アラビアのロレンス―→勝利を勝ち取るが、邪魔者扱いされ、失意のうちに帰郷、事故死 ◇さらば友よ―→冤罪は晴れるが、男2人は知らない同士と警察に告げ、別れ別れに ◇冒険者たち―→海に沈む財宝を手に入れるが、同じ目的のグループに射殺さる ◇太陽がいっぱい―→女と遺産を同時に手にしたかと思われたが、思わぬ誤算で逮捕 ◇ヘッドライト―→不倫相手の女性は死に、元の変哲無い生活に逆戻り ◇わらの男―→ヘッドライトと大同小異 ◇ジャッカルの日―→変装・殺人などしてドゴールに近づくも暗殺失敗、射殺さる ◇道―→妻とも相方ともわからぬ女が邪魔になり、捨て去るが、後年その死を知り、慟哭 A ◇地下室のメロディ―→大金を強奪するも、プールに隠したため、札が浮き上がって失敗 ◇灰とダイヤモンド―→暗殺に成功するが、射たれ、もだえ苦しんで死んでゆく ◇戦場にかける橋―→日本軍のために木橋を造るも、爆破、主人公は撃たれて死ぬ ◇シベールの日曜日―→誤解から主人公は警察に射殺、シベールは泣きじゃくる ◇仕立て屋の恋―→女に裏切られ、殺人の汚名を着せられ、逃げるが屋根から転落死 ◇さすらい―→女と別れ、子どもを連れて各地をさまよい、帰ってくるが自殺 ◇鬼火―→自殺願望の男の自殺 ◇ふくろうの河―→絞首刑のロープが切れ、命拾いをしたと思ったが一瞬の幻想だった ◇自転車泥棒―→自転車を盗まれ、仕事ができなくなった男が他人の自転車を盗むも失敗、子どもの前で恥 ◇郵便配達は二度ベルを鳴らす―→不倫が成就したかに見えたが、交通事故死 ◇サムライ―→女性に空砲の拳銃を向けるが、張り込んでいた警察に射殺 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる