>>499
そうですね…舞台については後に克服したからではないでしょうか。もちろん私は池部さんの舞台を見たことはないのですが。
「山脈を渡る風」だったかな、お友達の芦田伸介さんや芥川比呂志さんのことを書いた章で、一緒につとめた舞台の話も懐かしく出てきますし。
あと瀬戸内寂聴さんの「奇縁まんだら」に池部さんのことを書いた章があって、瀬戸内さんの岡本かの子を描いた本が舞台化され、池部さんが一平を演じたことが書いてあります。従兄弟である岡本太郎さんは、池部さんの一平にとても満足したようですよ。

池部プロ倒産にまつわる話は、お書きになっていませんよね。「借金を返し終えてほっとした」という文章を読んだ記憶がありますが、それくらいです。「経済詐欺にあったような気持ち」とも、同じ文章内にありましたが、具体的に何があったのか書いてないのでわかりません。
ただ、前にヤフオクに出ていた週刊誌の見出しに「池部プロ、倒産。緑魔子、号泣」というのがあったので池部さんプロデュースの映画「五泊六日」がまずかったのかな、と想像するばかりです。
初舞台の失敗は後に克服したけれど、プロダクション倒産のほうは、借金は返せても、これでプロデュースや監督の夢は潰えたのですから、心のダメージの大きさが違うのかもしれません。