前スレで、池部さんの生原稿について書いた者です。
映画「我が愛は山の彼方に」の、池部さん自筆の演技用ノートを手に入れました。
まだ届いたばかりで、それにくずした文字で読みにくくもありますから(私が
読めないだけで、年配の方なら難なく読めるものでしょうが)、詳しいことは書けな
いのですが、内容をここでお話しても良いでしょうか。

生原稿とは違い、池部さんが誰かに見せることを前提としたものではないので、
それは失礼だ、そっと大事に保管しておくべき、とお思いの方がいらしたら、
差し控えます。

概要を言うと、約80頁に渡る演技プラン?のようなもの。ト書きを詳しくしたような
感じ。
演技者の動きを図にしたメモのようなものがところどころに。
ノートの裏側から数頁に渡って、詩や散文が書きつけられています。

エッセイなどを読むと、東京生まれはガリ勉などするものではないとか、
頑張っているところを人に見せるものではないと…お父様の台詞でよく
出てきますよね。一方で、東京者なので律儀…と。
本当にその通りだと思いました。
たいへん真面目な方なのだ、その上でサラリと振る舞っておられたのだろう、
という感想を持ちました。