蓮實重彦によるソナチネ評の「北野武は映画に愛されている」なる陳腐なフレーズを、それを知ってか知らずか松尾スズキのような(蓮實圏外の)業界人が頻繁に使うようになった。
新作ごとに特集を組んできた映画芸術とはオフィス北野側からの電話で絶縁。
カイエジャポンの評価はどちらかと言えば肯定的だが手放しで絶賛してるとは言い難い。
後乗りで参入したように思えるロキノン系によるマスターピース化に年々拍車がかかる。
蓮實とロキノンとサブカル業界が「世界の北野」を乗せて乗っかり、それに疑いを抱く映芸とカイエは出遅れた。