新藤脚本の作品から手を出していったんだけど、増村監督の作品って、
誰が脚本担当しても、基本的に、人間が変容してゆく過程こそがドラマだって
信念がある気がする
序盤はこんな人間だったのが、終盤でこんなに変わりました・・・みたいな。
成長もあるし、変節や堕落もあるし、隠していた本性が剥き出しになるパターンもあるし、
とにかく変容の振り幅がでかい。
この笑っちゃうぐらい極端な振り幅のでかさは、誰かに似てると思ったんだが、
・・・溝口かな?