新年なのであげつつ褒めておこう

新藤兼人とのコンビは本当に最高だったと思う
増村が、自分でストーリーを主導できる脚本家と組むと、癖が出すぎるし、
はっきり言って増村にストーリーテリングの才能はあまり無いと思う
また、新藤が監督も脚本もやっている単独作だと、キャラクターの創造や、
ストーリー運びは上手いが、理屈っぽすぎる所があるし、演出力も並程度。
だがこの二人が組むと、お互いの弱点が無くなる
秀才新藤の論理的で堅牢な隙の無い脚本を、天才増村がキレッキレの感性で演出する、
まさにゴールデンコンビ