増村保造 3
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寄りによって音楽か
映画全盛期に監督やってりゃ、
あんな映画撮らずに済んだだろうな。 ATGで、自分の会社との提携で撮った作品なんだから、「あんな映画撮らずに済んだ」は変じゃないか。
そりゃ、増村自身だってノリに乗って撮ったわけじゃないだろうけど。 TV「芸能ニュース」から、「からっ風野郎」撮影風景、ただしサイレント
ttp://webdacapo.magazineworld.jp/regulars/60873/ 看護婦と結婚した友人は、一生懸命勉強し、田舎の麻酔医になった。
映画マニアだが「赤い天使」と「戦場のなでしこ」石井輝男作品を
みて看護婦崇拝、フェチに・・従軍看護婦・追い詰められるエロ、グロ好きなんだねw
「偽大学生」
フランス(だったっけ?)で出てたDVDは廃盤になったんだな。
俺は共有ソフトでdownloadして-r化したが、それは、震災の際に棚が傾いた際々に棚の中身がドバッと床に散らばった際々々に、
他のDVDの山の下敷きになって、オシャカになってしまった。
もう二度と手に入れられないんだろうか? aviファイルでもいいから、入手できる方法ない?
誰か教えてくれたら、こっちも何がしかの情報を出すよ。 ビーフハートが亡くなって1年ほどで
Bat Chain Pullerが正式にリリースされたから
O江氏のXデイ後にはもろもろ解禁されるでしょう ぼぼぼボクすきだな若尾さんのこと
みたいな言い方するよな
ジェリーが。
ジェリー藤尾ってよいよな ジェリー、ユリゲラーの番組に一家で出演しスプーン曲げに挑んでた印象がつよい。 新藤兼人と組んだ作品は、本当にハズレがないなー
どれも高いレベルで安定してる。
ただ、ドロドロの原作をやってるわりには、少々手堅すぎるかもしれない
監督、脚本ともに、どっちも理論派だからかな 「遊び」を観た
恵子タンのリアル16歳おっぱいは良かったが、大門正明の、
ひたすら大袈裟にイキがり続けるような、あまりに一本調子な演技が
延々続くので、後半はイライラ&疲れ果てた・・・
普通の会話でも同じ調子で喋るから、観ているこっちが疲れてくる。
あの頃は、パターンのない単調な演技しか出来ないほど下手だったのか、
頭の足りない若者を演じさせるために、増村がそうさせたのか、
どっちなんだろう >>289
増村がそうさせたに決まってるじゃん。
増村作品から「役者のセリフ回しの一本調子ぶり」を抜いたら、
クリープを入れないコーピーみたいになってしまうぞ。 ああ、やっぱりそうなのか
でも、それってかえってリアルな若者描写じゃないよな。
どんなDQNでもl、あんな喋り方を四六時中続けるやつなんていないわけで
もっとも、リアルを目指してたのかどうかも分からんけど・・・
清作の妻も最近観たけど、あれは長い年月の間の話の間の
不幸エピソード集みたいな感じだし、一本調子でもいいと思ったけど、
これは一日の話だからねえ そういう点では、「盲獣」がいちばん凄い。
緑摩子の、あの、一本調子で声を張り上げる芝居には、見てる側までヘトヘトになる。
しかし、それも増村の計算のうちだったと思う。
増村の作品(特に後期)って、見てる最中にうんざりして映画館から出て行ってしまう人もいたんじゃないか。
ダメな人にはまったくダメだろう。
俺は大好きだし、「盲獣」は傑作だと思う。 「遊び」面白かったけどなあ。
一本調子な演技は前半戸惑ったが、後半には面白く見れた。
しびれくらげと内容が一緒だがこっちのが出来がいいと思う。 今となっては大門正明がなんで当時主演とか出来たんだろうか、と思う 若尾文子や関根恵子は、最初からオーラが凄かったが、
大門は、当初のレベルを考えると、一応は名のある役者として大成した上に、
今でも現役ってのが凄い 「遊び」だが、おでん屋台のタコ!タコ!が凄まじくバカみたい。
のちの大映テレビドラマを予見させる。
俺は古い邦画が好きだ!
当時の車や風俗を見るの楽しみなので・・・・
特に監督に拘ったり、意識して作品を見たりして来た訳ではなのだが、
その中で見終わった後 ストーリーに引き込まれて楽しめた作品は圧倒的に、
この人が監督の作品が多いな。
「青空娘」や「女は二度生まれる」の
当時の街並み、風景、風俗最高だよなー 買いました。「青空娘」の台本。若尾文子のとなりで増村監督が手にしているのと同じ表紙。しかし、あの信欣三の枕元で話す若尾文子の長台詞がない。あの感動的な場面がないのだ。
これは決定稿ではないのか。それとも現場で増村監督と白坂さんが書き加えたのか。
スタッフ、キャスト表がほとんど埋まってれば決定稿に近い。 スタッフ、キャスト空白でした。きっと、準備稿ですね。
父親の病床に、有子とその母親町子も来ます。
そこで、父親が自ら町子でなく、妻達子を選択する発言をして、事態の収拾を図る。
川崎敬三からそれが父親の苦渋の「演技」だったことを示唆される有子だったという流れです。
これでは、有子らしさを発揮する場面にならないです。
> スタッフ、キャスト空白でした。
じゃあ限りなく初稿に近いだろうね。 赤い天使って本当に面白かった
案外時間的にもさくっと見れるし話のテンポも悪くないので気に入った
それにしても骨を切断する時の音に参った
下手なスプラッター映画よりも生々しくて
,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ホッシュ
"""" 「濡れた二人」見たよ。
この頃の若尾文子めちゃめちゃキレイだね。
ロケ地の駅は何駅だろう?修善寺と三島を走ってる伊豆箱根鉄道の駅だと思うけど。 「濡れた二人」、西伊豆の風景がなぜか地中海のシチリアあたりに見えてしまう不思議なテイストの作品だったな。 あれは林光の音楽が
それ風のけだるいシャレたムード出してたからなー 若尾文子はジャンヌ・モローみたいだし、
濃い顔立ちでアブラぎっしゅな北大路欣也はイタリア人男優みたいだし、
ほとんどヨーロッパ映画になってた。 増村はイタリア留学してフェリーニやヴィスコンティに学んでるし
日本とイタリアの合作映画『エデンの園』も撮ってる。 チネチッタで勉強はしてたが、フェリーニやヴィスコンティに学んでるとは大袈裟な。
顔合わせたことはあったんかね。 撮影現場の見学だけでも学ぶ人は学ぶし
長年弟子を務めても学ばない人は学ばない。
学んだと言っても直接教えを受けたとは限らないな。 見学だけで「学んだ」とは、選挙候補者の広報学歴虚偽記載事件を思い出すな。
勿論、増村自身が「〜に学んだ」なんて言ってたわけじゃないけど。 増村みたいな世界では無名の監督が
フェリーニやヴィスコンティに相手にされるわけないだろ。 増村にについてどんなに無知でもまったくかまわないんだけど、無知なら無知で黙ってりゃいいんだし、
せめて五つ六つ前くらいからの書き込みくらいは読んでいればそういうムチャクチャなことを書こうだなんて思わないはずなんだけどな。 そういう‘個人の被害者’とやらを知ってるのなら、四つん這いになってるその被害者の尻の割れ目の間に顔を突っ込んで、
その尻のアナに唇をぶちゅーと押し付けて、
出かかってる途中のうんこを大喜びでチュウチュウと吸い出してろ。 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/movie/1313132514/244 「濡れた二人」ってイタリア語の吹き替えで見ても違和感無い映画だろ。 >>318
増村が無名?
フランスでも増村特集とかやってるぞ フェリーニやヴィスコンティが現役で増村が留学してた時にフランスで増村特集してたわけじゃないだろ(大体まだ監督ですら無い)
文脈ぐらい汲み取れよ馬鹿 この子でスレ内検索すると全レスひっかかるんだが
なんとかならんのかお この子(?!の名無しのお祝いに\B)
1ってタイプしちゃったw! 濡れた二人はなんでDVD出ないの?
絶対売れると思うんだが。 濡れた二人と千羽鶴
出して欲しい
この二本は増村、若尾の最後の名花 新年なのであげつつ褒めておこう
新藤兼人とのコンビは本当に最高だったと思う
増村が、自分でストーリーを主導できる脚本家と組むと、癖が出すぎるし、
はっきり言って増村にストーリーテリングの才能はあまり無いと思う
また、新藤が監督も脚本もやっている単独作だと、キャラクターの創造や、
ストーリー運びは上手いが、理屈っぽすぎる所があるし、演出力も並程度。
だがこの二人が組むと、お互いの弱点が無くなる
秀才新藤の論理的で堅牢な隙の無い脚本を、天才増村がキレッキレの感性で演出する、
まさにゴールデンコンビ でもご当人は、白坂依志夫と組む方がやりやすかったんだろうなと付け加えてみる 「女の小箱」より 夫が見た
いい映画だったわ。
こういうの撮れるのやっぱ増村しかいないよなあ。 >>330
ここで言うことじゃないけど、
新藤監督の演出力が並程度ってことはないよ。 天才・秀才の組み合わせで、最大限、お互いの利点を引き出したって点では、
川島・新藤の「しとやかな獣」が、日本映画史上最高のコラボだと思う
二位以下には、増村・新藤コンビの作品が続くと思うが 新藤は吉村とのコンビが一番ってのが多くの意だと思うよ。 吉村は天才っていうより、”天才肌”ぐらいの感じなんだよな
だから、新藤脚本を扱っても、凄い化学反応が起きたって感じがしない
増村や川島だと、別に新藤の脚本を改竄しまくってるわけじゃないのに、
とんでもないものが生み出されてるような感じがする >>332
岸田今日子の「男と女は好きじゃなくなったからって簡単に別れられる
ものじゃないのよ」というセリフが怖かった。 「妻二人」観たけど、人間関係を愛憎と葛藤でガチガチに固めた、
いかにも新藤脚本的なサスペンスメロドラマで、脚本をそのまま普通に
撮りましたって感じだった
同じコンビの、清作の妻や華岡青洲に比べると、増村が演出した意味が
あまりなかった気がするなあ
このコンビは現代劇は向いてないのかね これ心理描写や構成が緻密で有名なミステリが原作だからね。
もともと増村さん的ダイナミズムがない原作の企画。
むしろ新藤さんだからうまく増村向きにアレンジしてくれた方では? 「夫が見た」も「妻二人」も原作本来のストーリーそっちのけで
「私が欲しいのは愛よ」っていう映画だし ぜひ吉村公三郎と新藤の映画も機会があったら見てほしい。
また違う新しい面白さがあるから。 「濡れた二人」見てると、
ソフバンのCMで若尾と北大路が親子やってるのはやっぱ違和感あるな。 新藤脚本の作品から手を出していったんだけど、増村監督の作品って、
誰が脚本担当しても、基本的に、人間が変容してゆく過程こそがドラマだって
信念がある気がする
序盤はこんな人間だったのが、終盤でこんなに変わりました・・・みたいな。
成長もあるし、変節や堕落もあるし、隠していた本性が剥き出しになるパターンもあるし、
とにかく変容の振り幅がでかい。
この笑っちゃうぐらい極端な振り幅のでかさは、誰かに似てると思ったんだが、
・・・溝口かな? >>340
ダイナミズムって表現はいいね
増村映画の凄みって、人間の変化の過程のダイナミズムだと思う
妻二人は、高橋・若尾の変化と、若尾父の醜い本性が剥き出しになるのに対して、
最後まで基本はブレない岡田茉莉子が対比としてあって上手い 変化の度合いが激しいのは、
純朴な田舎者の受験生がラストでは××になってしまう「偽大学生」と、
人気モデルの女がラストでは××になってしまう「盲獣」かな。
「からっ風野郎」は、三島由紀夫演じるやくざのキャラが最初から最後までまったく変わらないという珍しい例。 >>348
あれは、変わってゆく人間を演じるのは、素人には難しいって判断だったんじゃないか
もともと石原裕次郎主演予定だった脚本なんだっけ?
裕次郎もスタアだったから、基本的には完成されたヒーローばかりで、
大きく変化してゆく人間を演じることはあまりなかったからなあ > 完成されたヒーロー
なんかちょっとおかしい気がする。 >>345
本格的な溝口論を書いてるし、溝口からの影響はおそらくすごくある
私淑した偉大なる師に、愛憎半ばって感じじゃないかね
新藤兼人も溝口とは有名な因縁があるから、気が合ったのかな 増村の演出に一番影響を与えたのはイタリア留学でしょ。 イタリア留学以前に、増村は一応東大哲学科出てるからな。
三島なんかよりも人文科学の教養はずっと上だぞ。 文学部哲学科の前に一度法学部を卒業してる。
助監督になったら暇なので哲学科も卒業した。 同じ東大出の山村總と若尾が共演した作品、名前失念、靖国界隈が舞台だった? なかなか良かったなぁ 川島雄三の「女は二度生まれる」だろう
傑作だし大好きだな 『陸軍中野学校』
時代劇の市川雷蔵の現代劇の代表作のひとつだな。 若尾「(撮影所長に)あの監督の所には出たくない」
増村「若尾君は妹みたいなものだからね」 増村ってロマンポルノには手を出さなかったな。
仮にやってたらどういう風にさばいたか興味がある 大映時代の増村映画って、みんな80分台から90分台の短さだけど、
これって大映の方針だったのか?
増村作品って短いから手を出しやすいんだが、いつもこの短い尺で、
上で指摘されてるような、人間の変化をダイナミックに濃く描くから、
本当に優秀な演出家だったんだなとしみじみ思う >>363
実際は編集でかなりカットされているのかもね
最近はカットされた未公開部分を収めた完全版DVDとかあるけど、大映のフィルムは残っていないでしょう >>363
二本立て時代はみんなそんな長さ。
小屋の回転が良くなるように。上映時間に合わせて料金上げられるわけじゃないから。 日本映画専門チャンネル、6月に「濡れた二人」放映決定ですよ〜。 どこかで卍と積木の箱放送して欲しいなCSは加入してないからWOWOWあたりで 『積木の箱』か、大門正明少年は結局負け、松尾嘉代の嘲りの表情が忘れられん。
白坂依志夫『偽大学生』の脚本を見せられた小林信彦が、「これは上手いですね、白坂さんは
上手くなりましたね」と答えると、見せた相手が「これ書いたのは本当は・・・」w 大門じゃなくて、高校生ブルースにも出てる内田喜郎だってw
たしかにスゲー似てると思ってたけど(エレカシ宮本にも) >>368
あれって「偽大学生」の話だったっけ? 増村作品の話じゃなかったと思うが。
だいたい、その話自体が眉唾だよ。
小林は大映映画全般を嫌っていて企画部スタッフと交流があったとも思えないのに、何で公開前の作品の台本を見せられるんだろう。
彼は白坂のことをそれ以前から蛇蝎の如く毛嫌いしていたんで、話を膨らませてまでしても悪し様に言いたがっても不思議はない。
(白坂の方にも嫌われるだけの理由が合ったことは確かだが)
学生時代からの小林オタクである俺(会ったこともある)から見ても、その話はオカシイと思う。 『偽大学生』のラストで、ジェリー藤尾が大学生の前で演説するシーンは、いやな汗が流れるような気持ち悪さを感じた。
『巨人と玩具』のラストで小野道子が川口浩に「さあ笑うのよ」と言ったときと同様に。 『音楽』の黒沢なんとか、という女優に、「スチュワーデス物語」の堀ちえみの萌芽を感じた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています