増村保造 3
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>>242
「不信のとき」だな
>>243
死んだ後も名が残る監督は差が小さい人が多いよ。
がっかりする作品があると評価下げるから。
失敗作でも失笑するようなのはないか、ないに等しい。 この間の「暖流」やっと観た。
久しぶりに増村映画観たけど、やっぱ極端だな。
極端から一歩突き抜けていけばいいけど
これはちょっと気持ちがいいって程度・・
野添ひとみはカワイイわw
今、ああいう人がいたら受けるのかねー。どうなのか・・
やっぱり増村の57年、というか50年代は「青空娘」がピカイチ
何にしても増村の描く昭和30年代はエエワw
あの病院の全景だけでも何か懐かしい(まだ生まれてないけどw) ハズレが全くないのって小津ぐらいだろ
黒澤だって何も見るべきものがない作品はない 小津だって東京暮色とか風の中の牝鳥とか駄作と言われてる
評価の低い作品はあるよ。
というか小津映画そのものが苦手って奴もいるだろう。
独特だから。 >>248
駄作なんてあるか?
失敗作はよく聴くが。
まあ2ちゃんねるならどの作品でもあるだろうが。 >>245
「青空娘」がピカイチ
若尾が溌剌としていて魅力的だったが、例によって台詞が不自然というか、
いかにも脚本家が頭で考えたような台詞が多くて、作り物めいた感じが
増村らしさを醸し出してはいた。 >>244
黒澤溝口成瀬は当たりハズレの差が激しいな
海外だとスコセッシやスピルバーグも傑作駄作の差が大きい
だいたいどんな巨匠も晩年は駄作率高い
駄作というほど酷いのがないのは
小津とブレッソンぐらいじゃない? 良さが分かるかどうかって問題も結構ある。黒澤の晩年のなんかも、段々と
味が分かって面白くなってきたりとか。増村のも観る時によって印象は変わる。 小津って毎回内容も演出も同じようなものばかり撮り続けてるから
ファンの人にとっては当たりハズレがないのと感じるのも当然じゃないのか 小津作品の中にも駄作はあるじゃん。「風の中の牝鶏」とか。
ブレッソンは佳作だから、例として出すには不適切だと思う。 >>248が先に同じこと言ってたな。
>>245
「暖流」は、大映としては吉村公三郎版のリメイクのようなつもりで企画したに違いないのに、
それをあんなふうなパワフルな作品に仕立ててしまって、
会社の上層部も当時の観客たちもきっとビックリしたと思う。
自分は、増村版のすぐ後に野村芳太郎版を見たんだけど、やはりビックリした。
同じストーリーでも監督が違うとこんなにも違う映画になるのか!と、衝撃さえおぼえた。
野村版「暖流」自体は、凡庸の極みのような睡魔召還映画だけども。 >>253
> 良さが分かるかどうかって問題も結構ある。黒澤の晩年のなんかも、段々と
> 味が分かって面白くなってきたりとか。
pgr 小津の遺作の「秋刀魚の味」は58歳。
黒澤の遺作の「まあだだよ」は83歳。
黒澤の58歳は「トラ・トラ・トラ!」に関わっていた時。
二人の晩年の歳の差を無視して語る阿呆がいるのに呆れる。 >>254
主要キャストも演技も演出も一緒
客も一緒
当たりハズレなし >>261
最初の二行は黒澤の映画にも大島渚の映画にもジョン・フォードの映画にも当てはまるが、
黒澤にだって大島にだってフォードにだって駄作はある。 大島は脇は大島組で固めるが(それも夏の妹まで)、主演は固定しない
渡辺文雄や小松方正の演技は作品により異なる
なにより各映画によりテーマが異なる(小津との比較において) だから小津にだって東京暮色とか風の中の牝鳥とか他にもあるけど
世間から評価の低い駄作はあるだろ。
駄作っていうほどじゃないでしょ。
小津としては低調ってだけで。 小津信者にとっては小津の作品は駄作が1つもなく全て傑作らしいね。
増村は多作だし、テーマもメロドラマや青春もの、サスペンス、戦争映画まで広範
駄作があってもやむをえまい
清順なんて好き勝手撮って駄作があるんだから 増村他作っていうけど、小津も成瀬も全盛期は年に三本ぐらい撮ってたろ。
映画会社との関係から昔の巨匠はみんなそう。
例外は黒澤。
五十年代後半から1年に一本撮るか撮らないかってペースで優遇されてた。
そりゃあ駄作はなくて当たり前。 >>268
スレチではあるが、269も言うように
増村の広範な守備範囲に対する小津のテーマの広さ(狭さ)を看過するなら、
小津に駄作が少ない理由の反論になっていない 小津は戦後は基本的に一年一本。松竹との本数契約がそうなってる。
最晩年に五社協定対策で他社でも撮ったから、二本撮った年もある。 寄りによって音楽か
映画全盛期に監督やってりゃ、
あんな映画撮らずに済んだだろうな。 ATGで、自分の会社との提携で撮った作品なんだから、「あんな映画撮らずに済んだ」は変じゃないか。
そりゃ、増村自身だってノリに乗って撮ったわけじゃないだろうけど。 TV「芸能ニュース」から、「からっ風野郎」撮影風景、ただしサイレント
ttp://webdacapo.magazineworld.jp/regulars/60873/ 看護婦と結婚した友人は、一生懸命勉強し、田舎の麻酔医になった。
映画マニアだが「赤い天使」と「戦場のなでしこ」石井輝男作品を
みて看護婦崇拝、フェチに・・従軍看護婦・追い詰められるエロ、グロ好きなんだねw
「偽大学生」
フランス(だったっけ?)で出てたDVDは廃盤になったんだな。
俺は共有ソフトでdownloadして-r化したが、それは、震災の際に棚が傾いた際々に棚の中身がドバッと床に散らばった際々々に、
他のDVDの山の下敷きになって、オシャカになってしまった。
もう二度と手に入れられないんだろうか? aviファイルでもいいから、入手できる方法ない?
誰か教えてくれたら、こっちも何がしかの情報を出すよ。 ビーフハートが亡くなって1年ほどで
Bat Chain Pullerが正式にリリースされたから
O江氏のXデイ後にはもろもろ解禁されるでしょう ぼぼぼボクすきだな若尾さんのこと
みたいな言い方するよな
ジェリーが。
ジェリー藤尾ってよいよな ジェリー、ユリゲラーの番組に一家で出演しスプーン曲げに挑んでた印象がつよい。 新藤兼人と組んだ作品は、本当にハズレがないなー
どれも高いレベルで安定してる。
ただ、ドロドロの原作をやってるわりには、少々手堅すぎるかもしれない
監督、脚本ともに、どっちも理論派だからかな 「遊び」を観た
恵子タンのリアル16歳おっぱいは良かったが、大門正明の、
ひたすら大袈裟にイキがり続けるような、あまりに一本調子な演技が
延々続くので、後半はイライラ&疲れ果てた・・・
普通の会話でも同じ調子で喋るから、観ているこっちが疲れてくる。
あの頃は、パターンのない単調な演技しか出来ないほど下手だったのか、
頭の足りない若者を演じさせるために、増村がそうさせたのか、
どっちなんだろう >>289
増村がそうさせたに決まってるじゃん。
増村作品から「役者のセリフ回しの一本調子ぶり」を抜いたら、
クリープを入れないコーピーみたいになってしまうぞ。 ああ、やっぱりそうなのか
でも、それってかえってリアルな若者描写じゃないよな。
どんなDQNでもl、あんな喋り方を四六時中続けるやつなんていないわけで
もっとも、リアルを目指してたのかどうかも分からんけど・・・
清作の妻も最近観たけど、あれは長い年月の間の話の間の
不幸エピソード集みたいな感じだし、一本調子でもいいと思ったけど、
これは一日の話だからねえ そういう点では、「盲獣」がいちばん凄い。
緑摩子の、あの、一本調子で声を張り上げる芝居には、見てる側までヘトヘトになる。
しかし、それも増村の計算のうちだったと思う。
増村の作品(特に後期)って、見てる最中にうんざりして映画館から出て行ってしまう人もいたんじゃないか。
ダメな人にはまったくダメだろう。
俺は大好きだし、「盲獣」は傑作だと思う。 「遊び」面白かったけどなあ。
一本調子な演技は前半戸惑ったが、後半には面白く見れた。
しびれくらげと内容が一緒だがこっちのが出来がいいと思う。 今となっては大門正明がなんで当時主演とか出来たんだろうか、と思う 若尾文子や関根恵子は、最初からオーラが凄かったが、
大門は、当初のレベルを考えると、一応は名のある役者として大成した上に、
今でも現役ってのが凄い 「遊び」だが、おでん屋台のタコ!タコ!が凄まじくバカみたい。
のちの大映テレビドラマを予見させる。
俺は古い邦画が好きだ!
当時の車や風俗を見るの楽しみなので・・・・
特に監督に拘ったり、意識して作品を見たりして来た訳ではなのだが、
その中で見終わった後 ストーリーに引き込まれて楽しめた作品は圧倒的に、
この人が監督の作品が多いな。
「青空娘」や「女は二度生まれる」の
当時の街並み、風景、風俗最高だよなー 買いました。「青空娘」の台本。若尾文子のとなりで増村監督が手にしているのと同じ表紙。しかし、あの信欣三の枕元で話す若尾文子の長台詞がない。あの感動的な場面がないのだ。
これは決定稿ではないのか。それとも現場で増村監督と白坂さんが書き加えたのか。
スタッフ、キャスト表がほとんど埋まってれば決定稿に近い。 スタッフ、キャスト空白でした。きっと、準備稿ですね。
父親の病床に、有子とその母親町子も来ます。
そこで、父親が自ら町子でなく、妻達子を選択する発言をして、事態の収拾を図る。
川崎敬三からそれが父親の苦渋の「演技」だったことを示唆される有子だったという流れです。
これでは、有子らしさを発揮する場面にならないです。
> スタッフ、キャスト空白でした。
じゃあ限りなく初稿に近いだろうね。 赤い天使って本当に面白かった
案外時間的にもさくっと見れるし話のテンポも悪くないので気に入った
それにしても骨を切断する時の音に参った
下手なスプラッター映画よりも生々しくて
,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ホッシュ
"""" 「濡れた二人」見たよ。
この頃の若尾文子めちゃめちゃキレイだね。
ロケ地の駅は何駅だろう?修善寺と三島を走ってる伊豆箱根鉄道の駅だと思うけど。 「濡れた二人」、西伊豆の風景がなぜか地中海のシチリアあたりに見えてしまう不思議なテイストの作品だったな。 あれは林光の音楽が
それ風のけだるいシャレたムード出してたからなー 若尾文子はジャンヌ・モローみたいだし、
濃い顔立ちでアブラぎっしゅな北大路欣也はイタリア人男優みたいだし、
ほとんどヨーロッパ映画になってた。 増村はイタリア留学してフェリーニやヴィスコンティに学んでるし
日本とイタリアの合作映画『エデンの園』も撮ってる。 チネチッタで勉強はしてたが、フェリーニやヴィスコンティに学んでるとは大袈裟な。
顔合わせたことはあったんかね。 撮影現場の見学だけでも学ぶ人は学ぶし
長年弟子を務めても学ばない人は学ばない。
学んだと言っても直接教えを受けたとは限らないな。 見学だけで「学んだ」とは、選挙候補者の広報学歴虚偽記載事件を思い出すな。
勿論、増村自身が「〜に学んだ」なんて言ってたわけじゃないけど。 増村みたいな世界では無名の監督が
フェリーニやヴィスコンティに相手にされるわけないだろ。 増村にについてどんなに無知でもまったくかまわないんだけど、無知なら無知で黙ってりゃいいんだし、
せめて五つ六つ前くらいからの書き込みくらいは読んでいればそういうムチャクチャなことを書こうだなんて思わないはずなんだけどな。 そういう‘個人の被害者’とやらを知ってるのなら、四つん這いになってるその被害者の尻の割れ目の間に顔を突っ込んで、
その尻のアナに唇をぶちゅーと押し付けて、
出かかってる途中のうんこを大喜びでチュウチュウと吸い出してろ。 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/movie/1313132514/244 「濡れた二人」ってイタリア語の吹き替えで見ても違和感無い映画だろ。 >>318
増村が無名?
フランスでも増村特集とかやってるぞ フェリーニやヴィスコンティが現役で増村が留学してた時にフランスで増村特集してたわけじゃないだろ(大体まだ監督ですら無い)
文脈ぐらい汲み取れよ馬鹿 この子でスレ内検索すると全レスひっかかるんだが
なんとかならんのかお この子(?!の名無しのお祝いに\B)
1ってタイプしちゃったw! 濡れた二人はなんでDVD出ないの?
絶対売れると思うんだが。 濡れた二人と千羽鶴
出して欲しい
この二本は増村、若尾の最後の名花 新年なのであげつつ褒めておこう
新藤兼人とのコンビは本当に最高だったと思う
増村が、自分でストーリーを主導できる脚本家と組むと、癖が出すぎるし、
はっきり言って増村にストーリーテリングの才能はあまり無いと思う
また、新藤が監督も脚本もやっている単独作だと、キャラクターの創造や、
ストーリー運びは上手いが、理屈っぽすぎる所があるし、演出力も並程度。
だがこの二人が組むと、お互いの弱点が無くなる
秀才新藤の論理的で堅牢な隙の無い脚本を、天才増村がキレッキレの感性で演出する、
まさにゴールデンコンビ でもご当人は、白坂依志夫と組む方がやりやすかったんだろうなと付け加えてみる 「女の小箱」より 夫が見た
いい映画だったわ。
こういうの撮れるのやっぱ増村しかいないよなあ。 >>330
ここで言うことじゃないけど、
新藤監督の演出力が並程度ってことはないよ。 天才・秀才の組み合わせで、最大限、お互いの利点を引き出したって点では、
川島・新藤の「しとやかな獣」が、日本映画史上最高のコラボだと思う
二位以下には、増村・新藤コンビの作品が続くと思うが 新藤は吉村とのコンビが一番ってのが多くの意だと思うよ。 吉村は天才っていうより、”天才肌”ぐらいの感じなんだよな
だから、新藤脚本を扱っても、凄い化学反応が起きたって感じがしない
増村や川島だと、別に新藤の脚本を改竄しまくってるわけじゃないのに、
とんでもないものが生み出されてるような感じがする >>332
岸田今日子の「男と女は好きじゃなくなったからって簡単に別れられる
ものじゃないのよ」というセリフが怖かった。 「妻二人」観たけど、人間関係を愛憎と葛藤でガチガチに固めた、
いかにも新藤脚本的なサスペンスメロドラマで、脚本をそのまま普通に
撮りましたって感じだった
同じコンビの、清作の妻や華岡青洲に比べると、増村が演出した意味が
あまりなかった気がするなあ
このコンビは現代劇は向いてないのかね これ心理描写や構成が緻密で有名なミステリが原作だからね。
もともと増村さん的ダイナミズムがない原作の企画。
むしろ新藤さんだからうまく増村向きにアレンジしてくれた方では? 「夫が見た」も「妻二人」も原作本来のストーリーそっちのけで
「私が欲しいのは愛よ」っていう映画だし ぜひ吉村公三郎と新藤の映画も機会があったら見てほしい。
また違う新しい面白さがあるから。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています