以前に読んだドナルド・キーンのエッセイ集の中に

「最近、アメリカに日本映画を紹介するというイベントを観に行ったが
 紹介されていた映画はラストシーンで主人公が一人で何百人と斬り伏せるというバカバカしい内容だった。
 日本には成瀬巳喜男のような素晴らしい映画監督もいるのに何故こんな幼稚な作品を紹介するのだ」

という非難するような内容の文章があったのだが、
もしかしてこの「バカバカしい映画」というのは大殺陣・雄呂血だろうか?
その文章が書かれた年代も確か近年ではなくかなり古い時代だったと思う