平田満のあの刈上げヘアーは柄本明を踏襲していたんでしょうね。
芝居で思い出した。
「この役はぜひヤスさんに!」と脚本家のたっての希望でヤスのために書かれた役を演じるのだけれど
自分のためだけにライトカメラがあたり、みんなが自分だけに注目していると 「・・・・・!!」 と、どうしても
声が出なくなるというエピソードがあった。
映画ではカットされていたけれど、骨の髄まで沁み込んだ哀しい大部屋俳優気質を表した、
なんともヤスらしい切ないエピソードで好きだったなー。