この映画のラストを希望と捉えてる奴がいてワロタ
レビュー見てたら希望だの人生はやり直せるだのほざいてるアホがいてさ
どう考えてもラストの終わり方は
「マーちゃん、俺たちもう、終わっちゃったのかな?」
「バカヤロウ! まだはじまっちゃいねぇよ!」
二人とも笑う→ラストへ って流なんだけど

どうしようも無い底辺校の男子校出身で
先生にもお前ら学校辞めたらどうだって言われてた二人が
マサルはヤクザ、シンジはボクサーそれぞれのし上がって

「お前がチャンピオンになって、俺が親分になったら、また会おう!」
って約束して二人ともそれなりの地位を手にするんだけど
世の中の理不尽さにつぶされて結局ろくでなしの頃に戻って
二人は校庭でチャリに乗りながら例のセリフを言うだけど
個人的には「まだはじまっちゃいねぇよ」ってマサルがいう所が良かったな。
このラストは希望にみせかけて残酷な終わり方をした所がたけしらしいなって思った。
青春映画ってなんか楽しいイメージがあるけど
青い春やキッズリターンみたいに青春残酷映画って言うのは
今の邦画界に皆無のような気がする。