■ キッズリターン ■
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メフィストだよね。若者を悪の世界に引きずり込む。
上手かったな、モロさんも安藤も。 こんな、懐かしいもの出てきた。
ttp://www.uproda.net/down/uproda459569.jpeg ラストは観る人の環境や人生経験で受ける印象は変わるな。
学生時代リアルで観た時は希望を感じた。
サラリーマン生活20年の今は絶望しか感じない。
そして同時に劇中のモロみたいな部分が自分にあることがわかる。 もう俺達、終わっちゃったのかな?
今は安藤は何してるの?金子は時々見かけるけど マサルとのスパーの後出番がない助っ人ボクサー
引退したのかな? >>340
シンジにぼこられるシーンが最後の登場場面だね
>>329
自分も若い頃は新人王取ってボクシングに真摯に打ち込む時代があった、当時は現実的な目標もあったし可能性もあった
今はもうプロとしては終わっててボクシングにも真剣に向かい合ってない
そこに若く才能も将来もあるボクサーが現れる、親切に見せていろいろ教えてるが実は自分の側に引き込もうとしてる
酒勧めたり、吐かせて食事とらせたりして減量しずらい体状態になったシンジに下剤渡して「体重落ちるよ」という
結果どうなるかは林自身がよくわかってる。
簡単に言っちゃえば>>330の書いてる通り。 この映画のラストを希望と捉えてる奴がいてワロタ
レビュー見てたら希望だの人生はやり直せるだのほざいてるアホがいてさ
どう考えてもラストの終わり方は
「マーちゃん、俺たちもう、終わっちゃったのかな?」
「バカヤロウ! まだはじまっちゃいねぇよ!」
二人とも笑う→ラストへ って流なんだけど
どうしようも無い底辺校の男子校出身で
先生にもお前ら学校辞めたらどうだって言われてた二人が
マサルはヤクザ、シンジはボクサーそれぞれのし上がって
「お前がチャンピオンになって、俺が親分になったら、また会おう!」
って約束して二人ともそれなりの地位を手にするんだけど
世の中の理不尽さにつぶされて結局ろくでなしの頃に戻って
二人は校庭でチャリに乗りながら例のセリフを言うだけど
個人的には「まだはじまっちゃいねぇよ」ってマサルがいう所が良かったな。
このラストは希望にみせかけて残酷な終わり方をした所がたけしらしいなって思った。
青春映画ってなんか楽しいイメージがあるけど
青い春やキッズリターンみたいに青春残酷映画って言うのは
今の邦画界に皆無のような気がする。 「バカヤロウ! まだはじまっちゃいねぇよ!」
って元々フライデー事件の後 軍団に武が逝った台詞でねーの 「彼らは長い残酷な死を生きるラスト」とか
公開当時、よくいわれたし、審美的に好きな意見だけど
でも何だかんだいって、人間は生き残れば
次の段階で何とかなるものだからな
「バカヤロウ、まだ始まっちゃいないよ」
って大失敗から5年10年たつと、
「あ、また始まっているな」ってこともあらあな >>346
日本語でおk。
最初の6行と後が繋がってないぞ。 >>318
そんなに経ってないよ。
高校卒業してせいぜい2〜3年しか経ってないしまだ20そこそこだよ。 >>339
仕事選びすぎのせいか干され気味だよね
すごく好きなのにな シンジは毎日、毎日、マーちゃんを後ろに乗せてチャリで走り回ってた
毎日、毎日、知らぬうちに体を鍛えてたことになる
マーちゃんは毎日、毎日、ただシンジのチャリのケツに乗ってるだけで運動らしいことはしていなかった
シンジは煙草を吸わない
シンジ自身も言ってたが、煙草は吸わない方が健康によいだろう
マーちゃんは煙草を吸う
喫茶店ではシンジはいつもオレンジジュースを飲んでいた
オレンジジュースには葉酸やカリウムなどが含まれており、健康によい
(これはちょっとこじつけ)
いつも二人いっしょにいて、同じような日常生活を送っているようで、このような違いがあったのである! >>339>>351
去年「スマグラー」に殺し屋役で出てたけど良い演技してたよ >>58>>61
そのシーンってどこらへんででてきますか? >>346 この映画は少年院でヘビロテらしいから
希望と捉えて観てもいいと思う
年少のガキ共に絶望を味わわす為に流すわけないからさ >>357
キッズ・リターン、少年院で上映してるのは知らなかったな 刑務所の中って映画でもキッズリターン見るシーンあるよ 最後の方で喫茶店でさちこさんを映画に誘って速攻で断られてたのって
亡くなった旦那と一緒にいたはかりおよびタクシー会社の元同僚ですか? まさか死んだ同僚の嫁と知ってて誘ったわけじゃないよな・・・。 安藤「金子さん、俺たちもう(俳優人生)終わっちゃったのかな?」 >>346
お互い将来の不安を感じてるが、強がって笑い飛ばしてるようにみえる
でも、まだ二十歳ぐらいだからほんとにまだ挽回できるんだよな
シンジは一応高校卒業したし
最後はシンジが学校側を煽るが、マサルが止め役になってるのがいい
最初は二人逆のことしそうなのに。お互い経験経て変わったんだな 仙台、苦竹の会話って何でしたっけ?本編には関係ない? おとなしい男の子は尾美としのりで、
3人組のロンゲは長瀬智也だと思ってた 営業会社ってこの映画のはかりのイメージまんま。
3ヶ月成果でなければクビみたいな。お前が買えよとか言われそう。
2ヶ月変な営業会社いたけどブラックだったよ、『苦しみから逃げると苦しみは追いかけてくる』が合い言葉で。
不思議だ、あーいう会社でずっとやれるってどんなタイプなんだろう。
ブラック営業って存続はしてるし、需要はあるって事なの?
それを深く掘り下げた作品なんてないしね。
あのはかり会社でスピンオフ作品作ってほしいくらい。 >>150
確かに。絶望を通り越したような感じの表情だな
はたから見ると何が楽しくて生きてるんだろうこのおっさんって印象を見事に表現している。 いま再放送見てるけど
この映画96年なんだな
昭和かと思った 今再放送見てる。
大人になってからみると、なんか感じるものが違うわ…。
なんでこいつ、こんなに流されやすいんだ…。 まあ、端からどう見られようが、人生終わったか終わってないかを決めるのは自分自身だということだな。 >>370
結局特別な奴じゃないからじゃない?
テレビとか見てたら何十年もストイックに生きてる奴が当たり前のように出てるから
そういう特別な奴ばっかりだと思ってしまうけど
実際は98%の人間が少なからず妥協して周りに流されて生きてる ロン毛の奴は役者辞めてラーメン屋になったはずだが今でも営業してるのだろうか? 主演二人の現在を見ると感慨深くもある・・・
後にヤンキー映画の常連になる、やべきょうすけが役者に開眼した作品でもあるよな
普遍的な青春映画だから20年、30年経っても見続けられるだろう。 始めてみたけどこれで終わり!?って感じだった
最後の名シーンは知ってたけど
安藤正信はイケメンすぎる 勝村政信の若い頃かと思ったら、思い切り名前が違うことに気付いたw
歳も違うなww
見終わったー
面白かった
シンジむっちゃ可哀想じゃねえか
まーちゃんはうn…リンチで済んでよかったね ふと、パンクでよく言われるというかセックスピストルズのね
「ノーフューチャー」てやつ(言葉?思想?)を思い出す
クドカンがキッズリターンの俳優オーディションに応募してただなんて
今、知ったけど
クドカンの映画「少年メリケンサック」で
中年のパンクス役が
「俺達、本当のノーフューチャーじゃないですか」て台詞言ってたね
クドカンの青春映画は中年になった青年が主人公なんだけど
まあ面白いのよ
たけしさんのは青年から始まる
残酷なまでの過程を踏み「まだ始まっちゃいない」。幻想かもしれないんだけど
すごいスマートな、単純で
しかし誰も撮らないような、、真面目な映画だったりするよね
すごくまっとう
パンクのノーフューチャーに代えてみれば
「おれたちもう未来はないのかな」
「まだノーフューチャーだよ」
>>309
HANA-BIは観ない方がいいかも…
なんつって
ババア、まだ生きてるか?
もしくはジジイか?
お〜いやってるか〜?w
たけしさんが、唯一テレビで「負けた」と思ったのは明石家さんまさんだそうですよ
「生きてるだけで丸儲け」
ピストルズに至ってはノーフューチャーを地で行ってたのはシドだけで、
みんな年老いて腹出て今も余計にだらしないおっさん逹だな!
でも年の取り方は好きだ。 空の上にはシドがある〜♪
ドレミファソラシド♪
(ムーミンパパ) 周囲はそれなりの出世をしていて、だけどどこか既存の枠にはまっているようにも見える。。。
お決まりの幸せを追いかけているというか。よくある愚痴、よくある仕事の話ばかりで、
自分が場違いなのかと思うほどに。
30過ぎて「まだ始まっちゃいねーよ」と思ってる俺。
でも、いつ始まるのかはわかっている。早ければ今年中。遅くても来年4月。 >>387
やめれw
『コマネチ!』で発表された続編小説があったが、う〜んって感じだったよ。
たぶん武が考えたプロットをゴーストライターがうまく消化できなかったためと思われる。
続編は絶対にいらない。 落ちこぼれが成りあがるためにはヤクザになるかボクサーになるかアーティスト(芸能人)になるか
…だったんだよね昔は
今はボクサーという選択肢はないけど かなり前だがテレ東で昼間に放映してた。
俺は封切り初日に観た。
同じ劇場で上映されるヘルプレスに行列する小綺麗な女の子たちは舞台挨拶に出る浅野忠信目当てだったんだろう。 シンジはさ、なんとかなるんだよね
ボクサーとして挫折しただけなわけだから
そしてもうちゃんとお米屋さんで働き始めてるし
ラストシーンだって、ちゃんと自分で自転車を漕いでる
もう終わっちゃったのかな?なんて気弱なこと言ってるけど、シンジはまあ大丈夫なんだよ
マーチャンだよねヤバいのは
ヤクザなんてアホな道を選んじゃって、しかもそれにも挫折、片方の腕もやられちゃって
まだ職も見つかってない状態
ラストシーンも自分で自転車を漕いでない
ラストでマーチャンが自分で自転車を漕いでる姿を見せてくれりゃ、
観てるこっちも、こいつはこんな傷だらけになったけどまだ大丈夫かもなという感じももてるが、
自分で自転車を漕いでないあの姿を見ちゃうと、ああこれはキツいなと思ってしまう
マーチャン自身、自分はヤバいなというのは痛いほど分かってるはずで
でもシンジに「俺たちもう終わっちゃったのかな?」と気弱気に問われれば、
ばかやろ、お前は大丈夫だよ!と友に威勢よくはっぱをかけてやる
友にエールを送ってやる
あの友情が切なく美しい ロッキーと並ぶ名作
今、キッズリターンのテーマ曲聞いて号泣してる
バカヤロウ、まだ始まってもいねえよ マーちゃんの自信のなくなった笑顔がつらい
シンジに気を使わせないようにしてる
切ない 続編撮ってるらしい
[更新]オフィス北野制作映画『キッズ・リターン2(仮)』ボクシング観客役エキストラ・老若男女500名大募集
[5/20@後楽園ホール]本物のプロボクサー・格闘家が参加する本格的試合シーン
http://yanaken.cocolog-nifty.com/extra/2013/05/500520-60df.html たけしが原作書いたヤツだね。
ラストがベタ過ぎるから、たけしが撮らないという選択は良いと思うわ。
しかし、主人公は、一作目のあの二人がキャスティングされてんのかな? ほんとらしいね
監督はたけしの映画の助監督が撮ってるみたいだけど よく考えたらそのままキッズリターン2ってタイトルつける訳ないな
キャストも全然違うみたいだし ラストは絶望の中でもとりあえず始めろってことだな。
始めりゃなんとかなるかもしれないし。なんとかならないかもしれないがな。 続編よりもやっとBlu-rayで出るのが嬉しいわ。
しかもメイキング入り。早速予約したわ。 たけし自身にとっては17年前だしもう過去の映画なんだろうけど
観た側の思い入れが時間を超えちゃってるんだな トレイラー見たけど…。
ベタベタの予定調和で終始してしまいそうな。
シンジを支える女とかいらねーよなあ。 はっきり言って期待は出来ないが決まったものは仕方がない。「これはこれで」と思うしか…
でもハードルは高いな >>394
誉めすぎ
タケシの映画でもつまらない方なのに キッズリターンをつまらないと言う奴にはあんまりお目にかかったことがないな
ソナチネは意味が分からなくてつまらないって奴結構いたけど キッズリターン+キメラビーストな映画なら観たいけれど無理だろうな。 梅津さん今日亡くなられたんだな
最期まで闘ったあなたは真のチャンピオンです >>412
55 :この子の名無しのお祝いに:2006/06/28(水) 20:01:28 ID:GQEqx+Nm
前にも書いたけどそのメイキング。
最期のほうで二人のカットは全部撮り終わり、って区切りで
上気した二人が武に自然に駆け寄って挨拶に逝く。
「お前ら、な、売れろよ、辞めんなよ、絶対、売れたら、も一回、な、一緒にやろう」
ってテレ臭そうに武。
ああ、あの時点、武も、作品自体も、二人も、「まだ始まってもいない」状態だったのか
と思うとジーンと来た。 淀川長治
『キッズ・リターン』。
これ観てもね、武のね、この、若者の感じのね、
美しさ、怖さ、溢れる感覚、これがすごいね。
私、これ観てますとね、この、拳闘シーンがありますね、
あるいは、その、練習場面があります。
パンパンパンパンパンパンパンパン!
あの音だけでね、「うまいなぁ」と思うんですね。
映画が、文章で書けないものを持ってる。
瞬間の感覚。
天才ですね。
私のもっとも好きな『キッズ・リターン』。
私は、洋画専門で、日本映画の方はベスト10、どっからも申し込まれてもやらないの。
観てないから、たくさん。
けど、もしも、日本で、去年、ベスト10やったら、一番が『キッズ・リターン』ですね。
そのぐらいね、これに惚れこみましたね。
で、『キッズ・リターン』観てますとね、一番ぼくが言いたいことは、どなたもおっしゃらないけどね、
あの自転車ですね。
あの自転車が、私は最高の感覚でしたね。
これがオートバイとかね、そういうもんだとか車だったらね、ちっともおもしろくないの。
自転車いうのが若さいうもの、青春というもの、少年というものをよく出してるんですね。
で、この自転車にまず感心しましたね。
ところが乗ってる、そのポーズにまた感心しましたね。
ふたりが、一緒にね、自転車に乗って回ってるところで、この映画の狙いいうのか、
この映画の詩ですね、ポエムですね、それがもう、完全に出てるんですね。
この学校で、操り人形みたいなもん作って、笑わすところもいいですけど、
そういう無茶苦茶が、どんどん拡がって拡がって、膿が溜まったようになってきたときに、
どうなってくるか、この若さは。そういうのが、この映画でなんともしれん悲劇の、かわいそうな感じが出て来るんですね。
観ていたらかわいそくないけどね、かわいそうと思わないけど、
観ているうちに、もうなんともしれん、このエネルギー、
エネルギーがかたっぽはボクサーになろうボクサーになろうボクサーになろう、
かたっぽヤクザになろうヤクザになろう、
危ない、危ない、危ない、ふたりとも危ない、危ないうちに、ふたりが虚しく終わっちゃうところに、
ホッとした安心感というのか、また、かわいそう、哀れというのかが出てね、
青年、青年映画、若者映画作ったら、武はうまいですなぁ。
で、武は、男がうまいねぇ。
どの作品でも男がうまいねぇ。
男の少年から青年にかかるあたりの、青春がひろまっておとなになっていくあたりが、うまいですねぇ。
というわけで、武の映画を観てますと、本当に男の映画、男の、若者の映画、
その見事な男の感覚に溢れてる、その、男の感じに、私は驚きますねぇ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています