■ キッズリターン ■
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「キッズ・リターン2」っていうたけし公認の小説があってさ……
「キッズ・リターン」は映画で完結してるんだ、
そんな小説は関係ないって意見ももちろんある。
でも、まあ、一応さわりだけ紹介しておくと、
シンジ……再びボクシング界へ→チャンピオンに。
マー……おでん屋→再びやくざ界へ→色いろあって命を狙われる大ピンチ→警察に捕まる。
という道をたどる。
マサルは刑務所行きになっちゃうんだけど、そうなることで命は助かったわけ。
だからマサルの人生はこの先も続いていく。シンジはもちろん。
本当の意味で終わっちゃったのはタクシー運転手やってて事故死しちゃった彼だけなんだよね。
当たり前だけど生きてる奴の人生はその先も続いてて、それぞれが色んな道を歩み続けてるわけ。
この小説が映画「キッズ・リターン」の正式な続編だとかそういうつもりはないけど、
まあ、奴らのその後の可能性の一つとしてこういうこともありうるかな、
っていう程度には受け止められるかな、と。
「終わっちゃう」ってのがどういうことなのか、意見は分かれるだろうけどさ。
何がどうなれば終わっちゃったってことなのかっていう。
高校中退や高卒になることか。
正社員になれずフリーターになることか。
ブルーカラーになることか。
刑務所行きか。
でも自分で自分は終わったと思い、人からあいつはもう終わったと言われても、
生きてる限り人生は続くんだから。 安藤の実家のラーメン屋行って来たけど
すごく地元密着的で油がよ〜くしみ込んだ店だった
ここからあのイケメン俳優が生まれたんだと思うと感慨深い。
昔はよく店の手伝いしてたらしいけど映画の例のシーンを彷彿とさせる 人は何か一つ誇れるものを持っている
何でもいい、それを見つけなさい
勉強が駄目だったら、運動がある
両方駄目だったら、君には優しさがある
夢を持て、目的を持て、やれば出来る
こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ
人は生まれて、生きて、死ぬ
これだけでたいしたもんだ
by 北野武 青春を疾走して砕け散っちゃった二人、
(マーちゃんなんかはあの時点で砕け散ってよかったとも言えるのだが)、
もう「終わっちゃったのかな」「まだ始まっちゃいねえ」
そんな会話を交わすには二人とももちろんまだ全然若すぎるのだ
もっと歳を取ってから、「もう終わっちゃたのかな」とまたどちらかが問いかけた時、
また同じように「まだだ」とどちらかが答えてくれたら…
そう答えてくれる誰かがいるということ
お互いを思い合いながらも離れ離れになった二人が、
再会して、こんな風に言い合えるということ
それがなんとも羨ましくもあり、眩しくもある
とにかく、なんとも甘く切ない青春映画だよ
このどーしようもない馬鹿どもの青春が、どーしようもなく美しく貴重に思えるのは、
こっちが歳をとったせいかもしれない
これって不良3人組が最後にそれなりにいい人生になってるんだな。
初見じゃ気づかなかった。
外国でこの作品があまり評価されなかったのって、人物の区別が付きにくくてその辺が影響してるんじゃね?
ただでさえ西洋人は東洋人の区別がつきにくいんだから。
イーグルとまーちゃんも髪型が同じだから、西洋人には区別なかなかつかないだろ
それはそうと、よく見たら
会長やトレーナーがイーグルに肘うちやバッティングや足踏みの練習を真面目にやらせてるのが笑えた。 自分が「もう駄目だ。人生オワタ」と思ったとき、
「いや、まだだ。これからだよ」と言ってくれる、
そういう誰かがいるだろうか
この映画を観終えるとそういうことを考えてしまう
一人ぐらい誰かの顔が思い浮かべられそうだが、
時には誰の顔も思い浮かばないこともあるだろう
でも、まだ遅くないから、この先の人生でそういう人を得られたら
そういう生き方ができたら…
そんな青臭いことをつい考えてしまったりする映画なのであった
青春なんてものをすでに通り過ぎた人間にまでそういう青臭いことを考えさせるから、
この映画は青春映画の名作なのだと思う 「始まってもいねぇよ」って始まることすら出来なかったってことかと思った あのラストは30過ぎちゃってるような設定でしょ
もう自分でも終わってるのわかってるからこそ、始まってねえよって笑う
ボコボコにされても口だけは相変わらずそう言ってる格好悪さがいいと思うんだけど パンフレットより
ボクシングだって何だって、それまでの経験が全く違う者同士で互角の勝負が始まるわけで、
やっぱり常に闘いだから。
死ぬとき笑えば良いわけで、その時楽になるから。
生きてる時は辛いのが当たり前だと思わないと。
楽しいことなんて滅多にねぇって、ほんとに。
楽しいことは一瞬だから。
でもその一瞬のために我々は生きてるんであって、
いつも楽しい事ばかりだったらそれは罰当たりっていうんだから・・・・・・。 内容というより全体の枠組み自体が心地良いという意味ではたけしの最高傑作。
ソナチネは全体を覆う不穏さが突出してるが細部の粗が気になるし悪い意味での危うさを感じる。
最も面白い3ー4xはここから飛躍できる可能性も含めての「評価」だったので、後期作品の停滞ぶりを見て残念に思うぶんマイナス。 普段ほとんど喋らないくせに漫才の時だけ喋りまくるシンジ(しかも突っ込み) >>325
バカヤロウ! まだはじまってもいねーよ! ボクシングの悪い先輩が米軍実物のM65を着ているのが
なんとも、いい味を出していた
控え室でハンガーにかかっているM65がチラッと見えるシーン
が好き 時間のあるときに是非観てみて下さい。 → http://www.youtube.com/watch?v=zWPAktCuzK4
ネットの中では、「マスコミが真実を伝えない」ということは周知の事実で、
「9.11」「パールハーバー」「南京大虐殺」「3.11」・・の捏造はかなり知られて来ました。
知っているという人も断片しか知らない人がほとんどだと思います。
このシリーズは、それらの「本筋」を非常に分かり易く表しています。
一切の先入観を持たずに観ることをお勧めします。 メフィストだよね。若者を悪の世界に引きずり込む。
上手かったな、モロさんも安藤も。 こんな、懐かしいもの出てきた。
ttp://www.uproda.net/down/uproda459569.jpeg ラストは観る人の環境や人生経験で受ける印象は変わるな。
学生時代リアルで観た時は希望を感じた。
サラリーマン生活20年の今は絶望しか感じない。
そして同時に劇中のモロみたいな部分が自分にあることがわかる。 もう俺達、終わっちゃったのかな?
今は安藤は何してるの?金子は時々見かけるけど マサルとのスパーの後出番がない助っ人ボクサー
引退したのかな? >>340
シンジにぼこられるシーンが最後の登場場面だね
>>329
自分も若い頃は新人王取ってボクシングに真摯に打ち込む時代があった、当時は現実的な目標もあったし可能性もあった
今はもうプロとしては終わっててボクシングにも真剣に向かい合ってない
そこに若く才能も将来もあるボクサーが現れる、親切に見せていろいろ教えてるが実は自分の側に引き込もうとしてる
酒勧めたり、吐かせて食事とらせたりして減量しずらい体状態になったシンジに下剤渡して「体重落ちるよ」という
結果どうなるかは林自身がよくわかってる。
簡単に言っちゃえば>>330の書いてる通り。 この映画のラストを希望と捉えてる奴がいてワロタ
レビュー見てたら希望だの人生はやり直せるだのほざいてるアホがいてさ
どう考えてもラストの終わり方は
「マーちゃん、俺たちもう、終わっちゃったのかな?」
「バカヤロウ! まだはじまっちゃいねぇよ!」
二人とも笑う→ラストへ って流なんだけど
どうしようも無い底辺校の男子校出身で
先生にもお前ら学校辞めたらどうだって言われてた二人が
マサルはヤクザ、シンジはボクサーそれぞれのし上がって
「お前がチャンピオンになって、俺が親分になったら、また会おう!」
って約束して二人ともそれなりの地位を手にするんだけど
世の中の理不尽さにつぶされて結局ろくでなしの頃に戻って
二人は校庭でチャリに乗りながら例のセリフを言うだけど
個人的には「まだはじまっちゃいねぇよ」ってマサルがいう所が良かったな。
このラストは希望にみせかけて残酷な終わり方をした所がたけしらしいなって思った。
青春映画ってなんか楽しいイメージがあるけど
青い春やキッズリターンみたいに青春残酷映画って言うのは
今の邦画界に皆無のような気がする。 「バカヤロウ! まだはじまっちゃいねぇよ!」
って元々フライデー事件の後 軍団に武が逝った台詞でねーの 「彼らは長い残酷な死を生きるラスト」とか
公開当時、よくいわれたし、審美的に好きな意見だけど
でも何だかんだいって、人間は生き残れば
次の段階で何とかなるものだからな
「バカヤロウ、まだ始まっちゃいないよ」
って大失敗から5年10年たつと、
「あ、また始まっているな」ってこともあらあな >>346
日本語でおk。
最初の6行と後が繋がってないぞ。 >>318
そんなに経ってないよ。
高校卒業してせいぜい2〜3年しか経ってないしまだ20そこそこだよ。 >>339
仕事選びすぎのせいか干され気味だよね
すごく好きなのにな シンジは毎日、毎日、マーちゃんを後ろに乗せてチャリで走り回ってた
毎日、毎日、知らぬうちに体を鍛えてたことになる
マーちゃんは毎日、毎日、ただシンジのチャリのケツに乗ってるだけで運動らしいことはしていなかった
シンジは煙草を吸わない
シンジ自身も言ってたが、煙草は吸わない方が健康によいだろう
マーちゃんは煙草を吸う
喫茶店ではシンジはいつもオレンジジュースを飲んでいた
オレンジジュースには葉酸やカリウムなどが含まれており、健康によい
(これはちょっとこじつけ)
いつも二人いっしょにいて、同じような日常生活を送っているようで、このような違いがあったのである! >>339>>351
去年「スマグラー」に殺し屋役で出てたけど良い演技してたよ >>58>>61
そのシーンってどこらへんででてきますか? >>346 この映画は少年院でヘビロテらしいから
希望と捉えて観てもいいと思う
年少のガキ共に絶望を味わわす為に流すわけないからさ >>357
キッズ・リターン、少年院で上映してるのは知らなかったな 刑務所の中って映画でもキッズリターン見るシーンあるよ 最後の方で喫茶店でさちこさんを映画に誘って速攻で断られてたのって
亡くなった旦那と一緒にいたはかりおよびタクシー会社の元同僚ですか? まさか死んだ同僚の嫁と知ってて誘ったわけじゃないよな・・・。 安藤「金子さん、俺たちもう(俳優人生)終わっちゃったのかな?」 >>346
お互い将来の不安を感じてるが、強がって笑い飛ばしてるようにみえる
でも、まだ二十歳ぐらいだからほんとにまだ挽回できるんだよな
シンジは一応高校卒業したし
最後はシンジが学校側を煽るが、マサルが止め役になってるのがいい
最初は二人逆のことしそうなのに。お互い経験経て変わったんだな 仙台、苦竹の会話って何でしたっけ?本編には関係ない? おとなしい男の子は尾美としのりで、
3人組のロンゲは長瀬智也だと思ってた 営業会社ってこの映画のはかりのイメージまんま。
3ヶ月成果でなければクビみたいな。お前が買えよとか言われそう。
2ヶ月変な営業会社いたけどブラックだったよ、『苦しみから逃げると苦しみは追いかけてくる』が合い言葉で。
不思議だ、あーいう会社でずっとやれるってどんなタイプなんだろう。
ブラック営業って存続はしてるし、需要はあるって事なの?
それを深く掘り下げた作品なんてないしね。
あのはかり会社でスピンオフ作品作ってほしいくらい。 >>150
確かに。絶望を通り越したような感じの表情だな
はたから見ると何が楽しくて生きてるんだろうこのおっさんって印象を見事に表現している。 いま再放送見てるけど
この映画96年なんだな
昭和かと思った 今再放送見てる。
大人になってからみると、なんか感じるものが違うわ…。
なんでこいつ、こんなに流されやすいんだ…。 まあ、端からどう見られようが、人生終わったか終わってないかを決めるのは自分自身だということだな。 >>370
結局特別な奴じゃないからじゃない?
テレビとか見てたら何十年もストイックに生きてる奴が当たり前のように出てるから
そういう特別な奴ばっかりだと思ってしまうけど
実際は98%の人間が少なからず妥協して周りに流されて生きてる ロン毛の奴は役者辞めてラーメン屋になったはずだが今でも営業してるのだろうか? 主演二人の現在を見ると感慨深くもある・・・
後にヤンキー映画の常連になる、やべきょうすけが役者に開眼した作品でもあるよな
普遍的な青春映画だから20年、30年経っても見続けられるだろう。 始めてみたけどこれで終わり!?って感じだった
最後の名シーンは知ってたけど
安藤正信はイケメンすぎる 勝村政信の若い頃かと思ったら、思い切り名前が違うことに気付いたw
歳も違うなww
見終わったー
面白かった
シンジむっちゃ可哀想じゃねえか
まーちゃんはうn…リンチで済んでよかったね ふと、パンクでよく言われるというかセックスピストルズのね
「ノーフューチャー」てやつ(言葉?思想?)を思い出す
クドカンがキッズリターンの俳優オーディションに応募してただなんて
今、知ったけど
クドカンの映画「少年メリケンサック」で
中年のパンクス役が
「俺達、本当のノーフューチャーじゃないですか」て台詞言ってたね
クドカンの青春映画は中年になった青年が主人公なんだけど
まあ面白いのよ
たけしさんのは青年から始まる
残酷なまでの過程を踏み「まだ始まっちゃいない」。幻想かもしれないんだけど
すごいスマートな、単純で
しかし誰も撮らないような、、真面目な映画だったりするよね
すごくまっとう
パンクのノーフューチャーに代えてみれば
「おれたちもう未来はないのかな」
「まだノーフューチャーだよ」
>>309
HANA-BIは観ない方がいいかも…
なんつって
ババア、まだ生きてるか?
もしくはジジイか?
お〜いやってるか〜?w
たけしさんが、唯一テレビで「負けた」と思ったのは明石家さんまさんだそうですよ
「生きてるだけで丸儲け」
ピストルズに至ってはノーフューチャーを地で行ってたのはシドだけで、
みんな年老いて腹出て今も余計にだらしないおっさん逹だな!
でも年の取り方は好きだ。 空の上にはシドがある〜♪
ドレミファソラシド♪
(ムーミンパパ) 周囲はそれなりの出世をしていて、だけどどこか既存の枠にはまっているようにも見える。。。
お決まりの幸せを追いかけているというか。よくある愚痴、よくある仕事の話ばかりで、
自分が場違いなのかと思うほどに。
30過ぎて「まだ始まっちゃいねーよ」と思ってる俺。
でも、いつ始まるのかはわかっている。早ければ今年中。遅くても来年4月。 >>387
やめれw
『コマネチ!』で発表された続編小説があったが、う〜んって感じだったよ。
たぶん武が考えたプロットをゴーストライターがうまく消化できなかったためと思われる。
続編は絶対にいらない。 落ちこぼれが成りあがるためにはヤクザになるかボクサーになるかアーティスト(芸能人)になるか
…だったんだよね昔は
今はボクサーという選択肢はないけど かなり前だがテレ東で昼間に放映してた。
俺は封切り初日に観た。
同じ劇場で上映されるヘルプレスに行列する小綺麗な女の子たちは舞台挨拶に出る浅野忠信目当てだったんだろう。 シンジはさ、なんとかなるんだよね
ボクサーとして挫折しただけなわけだから
そしてもうちゃんとお米屋さんで働き始めてるし
ラストシーンだって、ちゃんと自分で自転車を漕いでる
もう終わっちゃったのかな?なんて気弱なこと言ってるけど、シンジはまあ大丈夫なんだよ
マーチャンだよねヤバいのは
ヤクザなんてアホな道を選んじゃって、しかもそれにも挫折、片方の腕もやられちゃって
まだ職も見つかってない状態
ラストシーンも自分で自転車を漕いでない
ラストでマーチャンが自分で自転車を漕いでる姿を見せてくれりゃ、
観てるこっちも、こいつはこんな傷だらけになったけどまだ大丈夫かもなという感じももてるが、
自分で自転車を漕いでないあの姿を見ちゃうと、ああこれはキツいなと思ってしまう
マーチャン自身、自分はヤバいなというのは痛いほど分かってるはずで
でもシンジに「俺たちもう終わっちゃったのかな?」と気弱気に問われれば、
ばかやろ、お前は大丈夫だよ!と友に威勢よくはっぱをかけてやる
友にエールを送ってやる
あの友情が切なく美しい ロッキーと並ぶ名作
今、キッズリターンのテーマ曲聞いて号泣してる
バカヤロウ、まだ始まってもいねえよ マーちゃんの自信のなくなった笑顔がつらい
シンジに気を使わせないようにしてる
切ない 続編撮ってるらしい
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[5/20@後楽園ホール]本物のプロボクサー・格闘家が参加する本格的試合シーン
http://yanaken.cocolog-nifty.com/extra/2013/05/500520-60df.html たけしが原作書いたヤツだね。
ラストがベタ過ぎるから、たけしが撮らないという選択は良いと思うわ。
しかし、主人公は、一作目のあの二人がキャスティングされてんのかな? ほんとらしいね
監督はたけしの映画の助監督が撮ってるみたいだけど よく考えたらそのままキッズリターン2ってタイトルつける訳ないな
キャストも全然違うみたいだし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています