演出が野暮ったく、安っぽいヒューマニズムの押し付けという批判はよくわかるのだが
野暮ったい演出で安っぽいヒューマニズムの押し付けが好きな自分のような人間も多いわけで
そこを否定するのは、それこそ野暮。
「幸福の黄色いハンカチ」を作った年に、同時に正月用・お盆用寅さんも撮ってるのに驚いた。
ワンパターンだろうが、マンネリだろうが、ある程度のヒット作を量産できる能力があったのはそれだけでも賞賛に値する。