ピンクやポルノは差別してやる事こそが
彼らに対する思いやりなんだ。
メジャーの監督が、ポルノ映画に好意を示したら
彼らのアイデンティティである市民社会への毒が薄まってしまう。
山田監督は敢えて嫌われ役を引き受けてまで
メジャーとマイナーの秩序を守ろうとしている。