【権藤商事】マルサの女1・2【天の道教団】
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時代はバブル、
マルサと脱税者の攻防戦を描いた
「マルサの女」シリーズを語ろう ファミコン版が懐かしい
古き良きセット販売で購入したが、面白かった
大人なゲームだった
音楽は勿論、街のグラフィックなどもリアルで優れていたと思う >>750
ルブダビーエッチ
いまだに持ってていつでもやれる環境にあるけど、たまにやりたくなるw 当時小学生でルブダビーエッチがわからなかった
喫茶店の店員が何となく怖かった >>753
伊丹監督を知らずはらたいらだと勘違いしていたw はらたいらの最期の雑誌インタビューは
「アル中・超鬱で外出できない 近所の吉野家に行くのが目標だ」 当時の番組の放送作家だった故景山民夫氏が
著作のなかで
「クイズダービーの作家だった頃、2週分の収録を1度に行ってたんだけど、
はらたいらさんが、1週目の収録の最後の問題で
2週目の最後の答えを出してしまい、慌てて内容を差し替えたことがあった。
番組を見に来ているお客さんに答えを教えている事がバレるからね・・・。」
とのこと。 はらたいらに、全部。
篠沢教授とか北野教授とか、大学の先生なのに高倍率をつけられるという皮肉とシャレを受け入れてたのが良かった。 篠沢教授は運転免許センターで20回落ち
「オマエは一生運転するな!」と教官に言われた
が パリ留学中免許を買い 即事故 助手席の妻を亡くした
後にゼミ生と再婚するが息子は継母に馴染まず臨海学校で沖に消えた
「僕は日本中から笑われる事であの世の2人に許しを乞いているのかもしれない」 伊丹と篠沢教授は当時珍しかった欧州滞在者として共通してるし
影山民夫は伊丹へのリスペクトを公言していた
伊丹と景山は「評判の悪さ」も共通している 共に変死だし ┏━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┯━┓
┃般│ │羯│ │故│是│故│依│無│菩│亦│無│無│不│空│度│観│ │ ┃
┃若│ │諦│ │説│無│知│般│有│提│無│眼│色│生│即│一│自│ │ ┃
┃心│ │ │ │般│等│般│若│恐│薩│老│界│無│不│是│切│在│ │摩┃
┃経│ │羯│ │若│等│若│波│怖│陀│死│乃│受│滅│色│苦│菩│ │訶┃
┃ │ │諦│ │波│呪│波│羅│遠│依│盡│至│想│不│受│厄│薩│ │般┃
┃ │ │ │ │羅│能│羅│蜜│離│般│無│無│行│垢│想│舎│行│ │若┃
┃ │ │波│ │蜜│除│蜜│多│一│若│苦│意│識│不│行│利│深│ │波┃
┃ │ │羅│ │多│一│多│故│切│波│集│識│無│浄│識│子│般│ │羅┃
┃ │ │羯│ │呪│切│是│得│顛│羅│滅│界│眼│不│亦│色│若│ │蜜┃
┃ │ │提│ │即│苦│大│阿│倒│蜜│道│無│耳│増│復│不│波│ │多┃
┃ │ │ │ │説│真│神│耨│夢│多│無│無│鼻│不│如│異│羅│ │心┃
┃ │ │波│ │呪│実│呪│多│想│故│智│明│舌│滅│是│空│蜜│ │経┃
┃ │ │羅│ │曰│不│是│羅│究│心│亦│亦│身│是│舎│空│多│ │ ┃
┃ │ │僧│ │ │虚│大│三│竟│無│無│無│意│故│利│不│時│ │ ┃
┃ │ │羯│ │ │ │明│藐│涅│掛│得│無│無│空│子│異│照│ │ ┃
┃ │ │諦│ │ │ │呪│三│槃│礙│以│明│色│中│是│色│見│ │ ┃
┃ │ │ │ │ │ │是│菩│三│無│無│盡│聲│ │諸│色│五│ │ ┃
┃ │ │菩│ │ │ │無│提│世│掛│所│乃│香│ │法│即│蘊│ │ ┃
┃ │ │提│ │ │ │上│ │諸│礙│得│至│味│ │空│是│皆│ │ ┃
┃ │ │ │ │ │ │呪│ │佛│故│故│無│觸│ │相│空│空│ │ ┃
┃ │ │薩│ │ │ │ │ │ │ │ │老│法│ │ │ │ │ │ ┃
┃ │ │婆│ │ │ │ │ │ │ │ │死│ │ │ │ │ │ │ ┃
┃ │ │訶│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ┃
┗━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┷━┛ 個人的には、1は誰が観てもわかりやすくて後世に残る名作だと思うけど、2の方が実は好みだったりする。VHSを持ってるのだが何度観返しても飽きない、っていう感じ。ストーリーが深いんだよね。だから1も2も両方VHS持ってるけど観るのは圧倒的に2ばっかり。一度観ただけではこの映画の本当の真意は分からないんじゃないか、と思ってる 「何だ、芝居ですか。呆れたなあ」
「芝居じゃない。本当に泣いたんだ。一泣きで百万でも二百万でも助かるなら、いくらでも泣いてやる」 マルサ1作目の脱税王の主役を障害者に仕立てあげたんだろう
あれは完全に障害者を見下した演出だろう
別に障害者でなくても台本はできたのに そこだけ自分も疑問には思う
何というか、外見的特徴があり過ぎるというか、キャラ属性盛りすぎというか
息子が蓄膿症とバカにされる流れがあるけど、こちらは本当に疾患しているかどうかは関係なく
、意外な才能で自分でお金儲けできるというキャラ付けのためのエピソードでしかないし もちろんそういう風に感じる人もいるだろうけど…、
(製作者はそれを承知の上で…)
一代で財を成した人は何かしらの大きなコンプレックス(容姿、学歴、出生、障害…)を抱えていることが珍しくなく、それがあってこそのバイタリティで社会に対する反発を脱税という形で表したと思っている。
"杖"と"ロールスロイス"はその象徴じゃないかな。
ただ、現代だと成立しない映画かもしれないね。 権堂の場合は一般的にマイナスととらえられる状況であることは理解できるんだけど、
それにしたって商魂たくましいわけだし、脱税してないとしても相当の財産を成してることは間違いないから、何というか巨悪というよりも小狡い感じになっちゃう
もちろん話の展開上、地方の徴税担当では手が出ないレベルで隠蔽が上手くて、国税局がわざわざ対象にするくらいの脱税だから面白いってのは分かるよ 伊丹十三はカタワ者をバカにしてことは事実
ビッコの売春女も登場させていたし >>775
ラストエンペラーで坂本龍一を欠損させてたな 坂本が「史実と違う」と言った時に「映画の悪役は身体欠損しているものだ」と返され、坂本は納得したらしい。 ラストエンペラー
溥儀の子を中絶する日本人医師は斜視の異様な顔貌 悪役≒欠損
これは俳優では無く 生田朗・・・坂本のマネージャーで吉田美奈子の夫
浮気相手と南米旅行中 自動車事故で死んだ
吉田は「もう知らない!」と言うので
坂本が事故現場にまで行ったら レンタカーで30cmの水たまり踏んで
サスペンションがバカで首折って即死だった 伊丹は徹子の部屋で
「ラストエンペラーの辮髪はオブラート状の貼り付け皮膚
日本の時代劇の モロバレの丁髷では世界に通用しない」と断言
まあ事実なのだが伊丹万作の御曹司が全撮影所の床山全否定とは
「敵の多い人」と言われていたが
東映凶殺いや京撮の結髪は
「俳優の態度が悪いと剃刀でシュッとうなじ斬られる」@石原真理子
石原もシュッとやられたw 必殺シリーズかよw スレチな奴な
チビマサ、猫田みたくトカゲのしっぽ切りにあって氏ねばいいのに 吉田美奈子は実力と多彩さは誰もが認めるのに、松任谷竹内はもちろん大貫に比べてもセールスがともわなず
人間的にもアレで
大貫妙子のように思わぬ時に海外から再評価されても素直に喜ばず屈折したリアクションをとるだろう。
渋谷系の時代に元祖ソウルディーヴァのように扱ってもらったのに上から目線でマウントし牽制していた記憶がある。 100の演技指導も1つのうってつけの配役には敵わない by 伊丹万作 「学校出てから14年〜 今じゃしがない査察官〜♫」 今、仮に12億円の裏金を表に出してあげたら、社長いくら払いますか?
領収書買う時は一割ですよね?
それで?
MEGABIGの当たりくじです。
番号はほれ、ここに載ってます…。
じゃああんた、この宝くじ、13億2千万で俺に売りつけようってのか?
ワハハハハ そいつはいゃはははは。。。 他人のネタを混交してるだけの、俗に言うマッシュアップという技法
稚拙だし、面白くない
宝くじと領収書の下りは映画1、MEGA BIGの部分は中川家と石田ゆり子が共演したCM >>793
いや、1の宝くじのくだりがわからないんだよ。
なんで売るの? >>795
映画未見か、じゃあ以下ネタバレ
浮浪者から「宝くじの当たりくじを買わないか」という提案を受ける権堂
いぶかしむ権堂、浮浪者は続ける「当たりくじの換金は税の届け出の対象外。なので合法的に当選金額を申告なしに取得できる。100万円当たっているから、これを110万円で買わないか」(注 当選金額部分は記憶あいまい、要は1割増しで売りたいという事実のみが重要)
浮浪者からの考えもしなかった提案を聞いた権堂、静かに笑い、ひとりごちる
その後の映画内の描写では、当たりくじを実際に買い取ったかどうかは明かされていない
個人的には買ったと思ってる、金額の大小は権堂にとっては端金であって、浮浪者の提案に金を出した格好に見えた >>796
権藤は一割増で買って得するの?
表に出せない金を表に出すとしても、
一億払ってるんだよね。
ごめん、ホントによくわからないんだ。 権堂は1割増しで買うことで、納税の必要ない現金を合法的に手にできる
1割分の損はその合法性に払うかどうかということ
映画見てないと、なんでこんなに税金の対象になるかならないかに固執するかが分からないんだと思う
権堂は脱税しまくって現金等を大量に持った大金持ち、国税その他にビタ一文余計に払いたくないというキャラ >>799
一千万損して出せないお金を表に出したと言うことか。
ありがと。 でも売ったギリヤーク尼ヶ崎は自分で宝くじ換金したほうが儲かるんじゃないか? >>798
税金のかかる1億円かかからない1億円かの差ね。
1億円の収入があったら所得税と地方税で5000万円弱持っていかれるから。
あと宝くじは換金まで最大で1年あるから、換金時期を裁量できる利点もあるよ。
>>801
ギリヤークはそもそも納税してないはずw 原価高くして数少なく見せて
その分売上抜いてるって言うの?
そんなセコい事俺はやらないって板倉さん
ウチのシーツは特別誂でね
他に無い色で染めさせてるの
レンタルじゃないの
だから高いの
ほらこのシーツなんかいいでしょう黄味がかってね
おおー美しいよ板倉さん
こっちは墨染なんだ
おおいいわ良く似合うよあんた ここに1億2千万円の貸し倒れってありますが?
権藤)袴田不動産
ええ、これは?
これねーいい親父でねー
ちょっと相場で1億ばかり損しちゃって
それ取り返そうとして手形乱発しちゃって
あっという間に倒産ですよ
手を打つ暇もなかった 「取引停止処分後につき支払い致しかねます」って付箋ついてるでしょう
板倉)これお預かりします
後で預かり証書きますから
板倉)そしてここに「蜷川喜八郎氏より借入金五千万円」とありますがこの証書類はどうなってますか?
これ私も困ってるんですが相手が頑として受け付けないんだな 美の壺 - NHK 「15周年記念!“ジャズ”」
https://www.nhk.jp/p/tsubo/ts/3LWMJVY79P/schedule/
開始15分ごろにサックス奏者の本多俊之が登場、ソプラノサックスで「マルサの女」メインテーマをちょこっと演奏 1で中年男に口説かれて戸惑った憂い顔でラブホテルに連れ込まれる「花のような少女」が発展したキャラクターが2の洞口依子扮する奈々だと思ってる
奈々は無垢な少女の人身御供として鬼沢に献上されるがやがて鬼沢の寵愛を一身に受けて妊娠し母性を纏って彼の上に君臨する
伊丹映画にはしばしば無垢な少女と母性を纏った女性とが登場する
例えばタンポポだと前者が牡蠣を手ずから食べさせてくれる海女の少女、後者は死の間際チャーハンを作って家族に食べさせて微笑む母親
最後も授乳する母親で終わるし
それにしても伊丹はドレミファ娘でよほど洞口依子が気に入ったんだな 洞口はヌードもNGじゃなかったみたいだし使いやすかった面もあるんじゃないの?
「タンポポ」では役所広司相手に唾液が絡みつくようなキスシーンもある事だし
現在となっては伊丹さんの作品は「タンポポ」ぐらいしかテレビ放映出来ないな。それでもギリギリだけど。その他の映画(このマルサとか)は濡れ場シーンが必ずといっていい程あるからね、伊丹さんの作品には そういやお葬式でも一番可愛い顔してる親戚の若奥さんが妊娠してたりと伊丹が好きなシチュエーションなんだろう 「マルサの女2」は何度か見返すまで、
鉄道の忘れ物係の家族が借金時に担保として人身御供にした娘の女子高校生が、雑誌記者(自室でカメラのフラッシュを連発する人)の娘とばっかり勘違いしてた
あそこだけ別の家族のエピソードなんだけど展開が急 >>810
>洞口はヌードもNGじゃなかったみたいだし使いやすかった面もあるんじゃないの?
>「タンポポ」では役所広司相手に唾液が絡みつくようなキスシーンもある事だし
ん?役所広司とエッチシーンをやってる愛人役は黒田福美だろ?
カキ漁海女の少女(洞口依子)と濃厚なキスシーンなんてあったっけ? まあ上にある通り洞口依子は黒沢清のドレミファ娘の血は騒ぐで大学教授役の伊丹と絡んだりして、伊丹は凄く気に入ったんだと思うよ
あれ公開時は女子大生恥ずかしゼミナールとかってタイトルのポルノとして公開されたんだから(ポルノと思って観に行ったおっさん達はさぞ戸惑っただろう)洞口はヌードもキスも平気だし
マルサは1の方が映画作品としては纏まっていて、2はそれに比べるとどこかとっ散らかった印象だし色々やり過ぎなんだが、その外連味やあざとい部分がいかにもこれぞ伊丹映画って感じがして2の方が好きなんだわ
チビマサ輝いてたなあ
ふぐ刺しの皿持って満面の笑みで写真に収まったりして 810だけど
>>814
お前、人にアンカー打って確認するぐらいならキチンと調べてから書き込めよ、バカかお前。ちなみに俺「タンポポ」持ってるし観ながら書いたし
>>815
決定的な証拠、ありがとう チビマサ(何かあったら始末するのは予定調和)はともかく猫田まで殺さなくても良かったのにね
鬼沢殺せなかったから代わりに片腕の猫田がけじめ取らされたんだろうか
冒頭の運河に浮かんだ骸骨といい地上げ屋は何かあるといちいち殺されなきゃいかんのか そういや2でソープのNo.1の嬢が手荷物受取所に荷物(売り上げの除外金?)を運んでいくシーンで変な歩き方をしていて俺はてっきり彼女は名器という設定だったから膣内にも何かを隠しているからあんなヒョコヒョコ歩いてるんだと思い込んでいて流して見てしまった
でもあの手荷物預かり所ごと鬼沢は取り込んでいるんだし、あの嬢がそんな事する必要は全くないんだよね
やっぱあれは単にあの子が足が悪いという設定なのかね? >>820
あくまで私見だけど
猫田(まあチビマサもだが)の殺害を指示したのは鬼沢だと考えてるけど。トカゲのしっぽ切り
その鬼沢は漆原先生達からトカゲのしっぽ切りにあう、という
みんなの考えは違うの?
↑みたいな奥深さが「2」を何度見返しても飽きないところだと思ってるんだけど >>822
でも漆原に決定的なダメージ与えたのは鬼沢じゃなくて猿渡なんだよね
なにせ供述しちゃったんだから
まあ確かにネタは鬼沢側から出てしまったんだけど、これ以上は鬼沢からは何も出ないだろうからどちらかというとケジメ的な粛正なのかなと
チビマサは軽く喋りそうだから猫田の一存でも消せるし消した方が後腐れないだろうけど鬼沢としたらこれからも金を稼ぐ上で猫田のサポートは必要だと思うんだけどね(なにせ子供生まれるんだし)
だから猫田消したのは漆原側からの「ヘマしやがって!取り敢えず幹部の命差し出せや!チビマサなんて雑魚じゃなくてお前の片腕な」って意味なんじゃないかと
猿渡には政治家同士でのケジメ付けさせたと予想
地盤奪ってもう選挙出来なくするとか元秘書が色々リークして政治生命絶つとか 多慶屋のビルの間の細道はれっきとした公道でバイクも通れるのだが
両脇に多慶屋の商品が置かれていて実質売り場のレーンみたいになってる
ソコをバイクで通ったら
「こんな売り場バイクで通るな馬鹿野郎!」と怒鳴られた
ギリヤーク尼ケ崎だった ギリヤーク尼ケ崎は公道ではフンドシ一丁だが
屋内では完全全裸で舞踏する
舞踏よりヌタウナギみたいなギリヤーク尼ケ崎のチンポ見てる女性観客の顔見てる方がおもろい >>821
そのシーンを思い出せないからなんともなんだけど…
デリケートな問題だけど、性風俗従事者の身体・知的障害者の比率は一般社会のそれと比べて遥かに高いからね。
売春と障害というのは離しては語れないんじゃないかな。 >>826
五万円の(当時としては)高級ソープだぜ
ただベッドでやりゃいいってもんじゃなくて椅子とかマットとかあるし障碍持ちの設定にするかね?あの伊丹が…と思ったけどちょっと足が悪いくらいの瑕疵がある子の方がナンバー1になるとか考えそうか
ちなみに1の権藤が足が悪いのは山崎努の役作りだそうだが >>821
マルサの女2をマルサする
のなかで「脚の悪いソープランド嬢」って紹介がある
ちなみに演じてるのは伊丹組の衣装助手の人 >>823
うーん、やっぱり伊丹映画は人によって考え方が問われるね。そこが伊丹映画のいいところなんだけど
猫田が消されたのはあくまで
鬼沢にとって決定的な証拠を握ってる人物
だからであって、だからこその鬼沢の猫田消しの動機なのよ。鬼沢にすれば仕事のほとんどを任せてる人間がいつ裏切られるか判らんから「トカゲのしっぽ切り」したんだと思ってるけどね
そこには政治家の云々は関係無いの
最終的には
あんたもトカゲのしっぽなんだよ
って
板倉(宮本信子)の言葉でもあるでしょ
↑の板倉のセリフの前、板倉が鬼沢に向かって
誰かが、あんたに死んでもらう事にしたようね
その結果、鬼沢は猫田を消し、洞口と金ピカの墓を財産として残す事を決断する。
映画としては起承転結の結が無い「駄作」の声も多いが、「2」は一度観ただけでは判断出来ないような工夫がされているように感じる。
一度観ただけで「駄作」の宣う輩は相手にしなくていいと思う >>829
なるほどね
鬼沢としては教団や地上げ集団というこれから金を生む一切合財を切り捨てたって事ね
確かに猫田を切れば後顧之憂は断つ事は出来るけど、もう洞口依子と子供にはあの墓の中の金(数億円か)遺して鬼沢の人生は上がりだって事だな
でも結果的にはあの数年後にはバブルが弾けるんだし鬼沢のやり方で金を稼ぐ事は難しくなるからそれが正解だったかもね
あなたの解釈の方が正解かも >>828
ありがとう
疑問が解けたよ
でも普通足が悪い人はあまり長時間歩くとやっぱ無理にバランス取ろうとして身体のあちこちに負担がかかるらしい(一説によると内臓にまで)からなるべくああいう荷物をどっかに運ぶ時はスクーターやチャリに乗るんだよね
でもああやって足に障碍ある女の子に長い距離歩かせる場面をわざわざ入れるのが伊丹なんだな
あざといし嫌らしいんだけど、ある意味世間を正確に切り取ってるという考えもある とぼけるんじゃない!
この国税局の水は納税者の税金で賄われている!
あんたに飲ませる水は一滴もない!! (土下座)
誠に申し訳ありませんでした
この鬼沢鉄平、どのようなことにも協力いたしますので
だからこの調書をだね
調書ですか、適当に書いてください、適当に 上にも書いた通り映画作品としてきちんと纏まってる1より色々詰め込んだ2の方が俺は好きなんだけど音楽だけは1の方がカッコいいんだよな
2のあのサンバみたいのも邪魔な気がする
音楽は1から引き継いでも良かったのにね
益岡徹の研修に来てる大蔵官僚がソープの女の子と遊びながら落とす場面なんかでは1でも使われた音楽が流用されてるんだから >>835
2のOPの曲好きだぞlove & threatその名も愛情と脅し
言わずもがな三國さん演じる鬼沢が子分を前に演説したセリフ >>835
「1」は起承転結がきっちりしてて勧善懲悪でわかりやすい、いわゆる一度しか観ないライトユーザーにも対応されてる「良作」。当時話題になって地上波、ゲームにもなって音楽も頻繁に耳に入ってたからいまだに皆の耳に残ってる
対する「2」はちょっと伊丹さんのインテリ感が出て、観る人を選んでる、って言うかあえてライトユーザーにはわかりにくい作りしているように感じる。何回も映画館に来て観て欲しい、っていうか、そういう意図を感じる作品だね。伊丹さんの本当のファンなら「2」のファンの方が多いんじゃないかな。「2」は観る度考えさせられるけど、「1」にはそれがないからね。「1」は「そうそうこうだった」の感想で終わり。何も考えさせられる所がないからライトユーザー、大衆向け。
音感に関しては確かに「2」の音楽は「1」に比べると地味過ぎるんだよね。「1」の音楽が「出来すぎ」だから尚更。 2のあの「サンバみたいの」は多分バブルに踊らされる人々の狂喜乱舞を表現してるんだろうが伊丹っぽさ全開って感じ
ちょっとやり過ぎだけど
立ち退き拒否の食堂夫婦を相手に巻き舌で地揚げ論理を捲し立てるチビマサの長台詞はまさに檜舞台
さすがに社長さんだぜ
ま、トカゲの尻尾なんだけど >>838
2のサンバ。タイトルは「悪のサンバ」
本多さんがわずか20分で作って一発録りした曲 本多俊之がテレビで語ってたけど、
本気で気合い入れてハリウッド映画のように豪華なマルサ1の音楽を作って
伊丹監督に持っていったら「ちょっと違う」といわれて、
作り直したのがあの独特の5拍子のテーマで、「いかにも裏社会みたいでいいねえ」
と褒められたんだとか。
もしかしたらボツになったものが土台となっているのが2の音楽かもしれない(推測)
俺は2の音楽の方が好き、カッコよさも含めて人生の喜怒哀楽が全部表現されていると思うな。 2の冒頭で漆原や猿渡といった政治家と商社や銀行のトップがタラバガニのデカイ足を下品に貪り食ってるんだけど、白骨死体が出てきた後だし悪趣味な話をしてるしで全然美味そうに見えないんだよね
それより鬼沢と漆原が家族と一緒に食ってる河豚料理の方が美味そう
写真屋呼んで写真撮ってたけど、何であんなのわざわざ皆で撮るんだよ
まさか鬼沢の「漆原先生、何かあっても私達は一蓮托生ですよ。この写真ありますから」って意図じゃあるまいな
あんなもんがあるから消されかけたんじゃないの?
チビマサなんか漆原先生と直に繋がりあるけど不義理したことになってるから漆原や鬼沢とあんな河豚の刺身の大皿持ってポーズとってる写真は命取りだわ 「誰かが裏で汚ねえ仕事やらなきゃならねえんだよ、政府や大企業のお偉いさんたちがやるか?やるわけゃねえだろ。だぁから俺たちがやってんだよ」
得したのは政府や大企業のお偉いさんで、鬼沢一家では無かったのである。 バブルは誰のためにもなってないよ
銀行も企業も不良債権をババ抜きみたいに押し付け合って自分だけ上がろうとする世の中がすぐ後に来てたんだから
鬼沢は墓の中の純金の宝塔を洞口依子と子供に残して勝ち逃げだ 2の評価が低いのかまったく理解できなかった。
日本の暗部をえぐった傑作だろうよ。 〇最初は別の曲だった映画『マルサの女』のテーマ曲
──本多さんが書かれた曲でいうとやはり映画『マルサの女』の音楽がまず浮かぶんですが、これはおいくつのときの曲ですか?
本多:書いたのは29歳で映画の公開は30歳。伊丹十三さんは54歳でした。
──『マルサの女』の音楽はどういった経緯で本多さんが手掛けることになったんですか?
本多:きっかけは評論家の立川直樹さんですね。立川さんがうちの父とよく仕事をしていたんですね。父はロックのことはよくわからないので、ロックのことを立川さんに聞いていたんでしょうね。父はすごく好き嫌いの多い人だったんですが、立川さんのことは好きだったんですよ。「あいつはいいな」なんて言って。それで私が小学校の頃から、立川さんはロンドンブーツを履いて時々家に来ていて、「変な人が来ているな」と思っていて(笑)。
その後、私がピットインとか出るようになった頃に「ドラマの音楽とか興味ない?」って立川さんに言われたんですよ。それで「ないことはないけどやったことはないし」って感じでね。当時、映画『スターウォーズ』を観てビックリしたんですよね。「なんなんだ、この音楽は」と思って。ジョン・ウィリアムズの音楽は格好良かったですよね。その頃からいわゆる背景音楽というか、そういうものに興味が出てきて、そのちょっと後に立川さんから言われて、TBSの3時間ドラマ『歴史の涙』の仕事をやったのが最初かな。
──ドラマの音楽のきっかけも立川さんなんですね。
本多:そうですね。『マルサの女』の音楽プロデュースも立川さんなんですよね。そこから伊丹さんとやりはじめて。立川さんはテレビドラマの音楽プロデュースとか、あとは日活ロマンポルノのような低予算でわっと作っちゃうような映画のプロデュースもやっていたんですね。だから、私も日活ロマンポルノの音楽も随分やっていますよ。あとATGの『人魚伝説』とか。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています