一昨日2010年12月2日の池袋の新文芸坐にて「『定本 円谷英二 随筆
評論集成』出版記念没後40年 特技監督・円谷英二の世界」での『世界大戦争』
第二回目終了後の17:10頃(午後5時10頃)にて、東宝ゴジラ会会長様と、
そして会長様とお話しになられた方(かた)のお二方、脇から聞き耳を立てながら、
お二人のお話に加わりました無礼さをお許し下さって、どうもありがとうござい
ました。
 
 まさか、当時に撮影に携わっておられた方(かた)にお目にかかることが
できるとは夢にも思わなかったのでした。
 結末場面での核ミサイルのロケットエンジンからの噴射炎を見たときには、
特撮用模型ミサイルの中に、小型ガスボンベを入れて、それからのガス燃焼の
炎で、ミサイルのロケットエンジンの噴射炎を出しているのかと思いながら、
見ていたのですが、会長様の「噴射炎は、手書きによるものだ」とのお話しを
お聞きしたときには、「手書きで、実感的(リアリティー)がある映像を作る
ことができるのか」と驚嘆致しましたし、当時に撮影に携わられた方(かた)の
お話しをお聞きすることができたことを思うと、『世界大戦争』のDVDを買うことで
済ませるのではなく、新文芸坐に『世界大戦争』を見に行く選択をして良かったと
思うと同時に、特撮の映像美だけではなく実写部分の昭和36年(1961年)
当時の東京の風景美も素晴らしいので、『世界大戦争』のDVDを購入して
家で楽しみたいと思います。

世界大戦争
 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1102768739/
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>冷戦のさなかに制作されたのに
>「同盟側」「連邦側」(だっけ?)という風な
>架空の味付けをしてあるのがちょっと残念。
>米ソ対立をそのまま持ち込んだらリアル感も更に増したろうに。
 
 の国名やワルシャワ条約機構軍やNATO軍の名称は禁句であったとの、
当時に撮影に携わられた方(かた)から実際にお話しをお聞きすることができた
ことも、とても感動しました。