あれ聴くといわさきちひろの絵のような水彩の世界が思い浮かぶ
淡かったり儚かったり懐かしかったりの感情を煮詰めて抽出したような詩と曲

同じ江間章子の夏の思い出も同様に胸をかきむしられるような切ない感じで
何だこの歌は?と初めて耳にしてそこはかとない違和感にとまどった子供の頃から
聴いた後はいつも少し寂しくなりちょっと泣きたくなる

大の大人でいいトシの男が大好きな曲と声を大にして言うにははばかられるので
普段は心の中のセンチメンタルの小部屋にしまってありますぜ旦那