野村芳太郎監督
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あれ、ナイフの飛込むシーンもあまり驚かせる演出になってないよね。
それがいいかどうかは別にして、意図しているように感じる。 「八つ墓村」
「鬼畜」
「疑惑」だけはガチで名作 衛星劇場で「危険な女たち」観たが、なんだコレwww
何から何まで安っぽい出来で、もろにテレビの2時間サスペンスwwwww
だいたい出演者が三田村邦彦とか池上季実子とか和由布子とか、
ださいエンディングクレジットとか、もろにそうじゃんwwwwww
こんなもんよく金取って劇場で上映したな。
これが遺作になったのも無理はない。 日本映画専門チャンネルでで「左ききの狙撃者 東京湾」見たけど泣けたわ。
「左ききの狙撃者 東京湾」は出演者がけっこう重なってるし、
撮影や音楽も同じなので、「ゼロの焦点」とかぶるな。
戦争の傷跡が事件の鍵を握っているのも同じだし。
西村晃はやっぱいい役者だわ。
あと「企画 佐田啓二」ってのが意味不明だわ。
中井貴一の父さんはそんな才能もあったのか。 >>49
当時松竹で流行ってたんだな。
製作岡田茉莉子ってのもあるよ。
原作の映画化権、キャスティングは自分でやったそうだ。
考えただけでなく交渉も。 「八つ墓村」が好きだ!
小学生の時映画館に連れて行かれてトラウマになった。
その後テレビで放映されるたびに観て、DVDも持ってる。
「鬼畜」はレンタルで久々に観返したんだがやっぱりイイね〜 >>52
軽いトラウマでよござんしたね(笑
俺は「うぷぷぷぷ」白い粘液を吐いてぶっ倒れる下条正己が未だにダメ。
ストリキニーネを呑まされると、本当にあの通りらしい。
もし命が助かったとしても、寝てるベッドの揺れや少しの物音でも
全身反射で背骨が逆に反り返り、そのたびに地獄のような激痛が・・・
それ知ってからなおさら怖くて、あそこだけはどうしても早送りしてしまうよ。 「八つ墓村」と比べると、いまのホラー映画なんて全然怖く思えない。 「事件」て、つまらん作品だな。AMAZONのレビューを信用したのが間違いだった... 勝新の政治映画。
何故伊丹は田中角栄の真似しなきゃならんの?もっと似た俳優いたろ?
つまらん最悪。 >>56
それは公開当時も「金環触」なんかと比べられて、「マンガみたい」とかバカにされてた 「鬼畜」「疑惑」が素晴らしかったので、期待して「事件」を見たがイマイチだったなぁ。
俳優の演技は頑張ってたし、裁判をじっくり見せるねらいも悪くないが、
最初の短い回想で女のほうからナイフに飛び込んだように見えたけど、結局そのまんまだったし、
事件そのものの展開やどんでん返し的なものがメインじゃないとしても、
少年云々と女達の内面のどちらかにテーマを絞った方がよかったと思った。
でもコレ、当時結構賞とか取ってるんだな。ちょっと見方を間違えたかな… 今日「わるいやつら」を見てきた。
すれちがいかもしれないが、女優陣が美しすぎて、見とれてしまったw
松坂慶子の美しさといったら・・・・女の私が見ても、うっとりしてしまうぐらいの
美しさ。
梶芽衣子も、きれいだったわ〜。
目の保養になった。 映画版の「事件」を見てみたのですが、時間の制限があるためか
弁護士と証言者とのやり取りが雑でしたね。
気になったのは金物屋の主人が証言するところで一方的に証言を
していたとこですね。
ドラマ版では弁護士が記憶がおぼろげな証人に質問して、証人が思い出す
という展開だったのに。 鬼畜のようこは施設に行ったのかな?
岩下さんは無罪?
実話なら、そのへん字幕でも良いから出してほしかったわ。なんかモヤモヤな終わりだったなぁ
それと次男に飯を押し込むシーンだけど、あの年齢で演技の自覚があるとは思えないし、リアル虐待じゃないか?
>>56
あの有力代議士の奥さんの不倫の手紙スキャンダルって
本当にあった事件がモデルなのかな?
すげー気になった >>62
岩下は自伝を書いているが、そこの記述を見る限り、
岩下自身にも演技の自覚があるとは思えない。
リアル虐待でFA。 「震える舌」多大な期待を持って観てみたが、
うーん・・・。
なんか子役のギャーと血がショッキングなだけで、
パッとしない演出だなぁ・・・。 「張込み」見たんだが、刑事が女を見失いバス会社の人に何かを尋ねたシーン後
になりますよね。あれで刑事はどんな風に尋ねたんでしょうか?。なぜ、バスに
乗ったのを犯人だと断定して追いかける事が出来たんでしょうか?。
普通に考えるのならバス会社社員に犯人の写真を出して「この男見ませんでしたか」
と聞いたのなら納得が出来る。それで目撃者が居れば追う事も出来ると思うんです。
でも、刑事は「前掛けに〜」と言う女に「それは男でしたか、女でしたか」と
尋ねている。その後に犯人の写真を出し女社員に見せるが女ははっきりとは断定
しない。
いかように質問して女社員の目撃者が現れ、刑事は犯人がバスに乗ったと判断したのか
今イチはっきりとしない。犯人らがバスに乗らないでどこかに行った可能性も大いに
あると思うんです。バス会社の男社員が「分かりました」とか言って出てくる訳だが
何をどう分かったのか。単にある男がバスに乗ったという事が分かっただけなのに
なぜ、それが犯人と結びつくのか。「怪しい男いませんでしたか」とでも言ったの
だろうか。それではなぜ最初から写真出さないのだろう?。原作ではまた違うのだろうか。
長々とスミマセン。 「モダン道中 その恋待ったなし」
映画のタイトルバックは退屈なものでございます。ここでお2人の性格を申し上げましょう
こちらはロケーションでございます
ここからはセットでございます
悶絶したよ わるいやつらで一番光ってるのは宮下順子
熟女好きにははたまらん >>34 に同意。反論はゆるさんぞぉぉ。なんてってラストシーンだな、しびれるのは。
>>67 まぁ、こまかいところはエエがな・・・(今度またみたら考えてみますです)
黒澤の 天国と地獄、張り込み、は双璧!
野村が松竹への映画化を、無理に頼んだくらいの作品、 当時昭和 39年頃の
佐賀市内のロケ、旅館の大木実と宮口清二、のやり取り 宮口は、7人の侍 と張り込みは、儲け役であるが好演 見事
東京から列車の一両を借り切のロケも凄い! 戦後の佐賀市内のロケも見事!
原作は短い作品を 橋本忍、野村が見事に仕上げた作品。 >>71 に全くもって同意だが、黒澤作品と比較するなら「野良犬」のほうが妥当ではあるまいか?
おれは、野村の「張込み」のほうが好きだがね。この映画の佐賀駅でのラストシーンは、実に、ケレンミのないシーンだが、余韻の深さは格別。 高峰秀子と田村高広がこれまた素晴らしい。
ただ大木の東京での事情の辺りは冗長だったのではないかと思う。 「張り込み」が、やはり人気のようだ。
東京から九州への鈍行三等列車での、あのリアルな描写。あの汗くささ。
いまの若いやつらは、想像もできんだろう。
金にならなくともマスコミが集まる事件をやれ
これが弁護士商法第一条だ
松竹DVDの字幕だけは評価したい。こちとらモノグサだし・・
年末あげ よいお年を
「あの橋の畔で」ってどうですか?
レンタル屋にあるのですが四部作
駄作だったら見続けるのは辛そうなので
野村芳太郎監督作品が、よっぽど好きなら見て損はないと思います。
退屈はすると思うけど。
菊田一夫原作で、なかなか一緒になれない二人のお話。海外ロケなどあり
とにかく長い。
「…完結篇」は野村作品として興味深かったです。 >>78
レスありがとう。
「興味深い」って言葉で見てみる気になりました。
菊田一夫ものはあまり好みではないのですが、ああいうのを野村監督がどう料理してるのか楽しみです。
「事件」見たんだが、ヨシ子の赤ん坊の父は宮内でok?
それなら 恐ろしい話だな。 自分の中でのベスト5は、
八つ墓村、鬼畜、震える舌、疑惑、危険な女たち
八つ墓村は初めて見た野村作品。ショーケンの格好良さと中野良子の美しさに痺れ、小川真由美、市原悦子、山崎務、夏八木勲らの怪演に震え上がった。
鬼畜は主演三人の演技と音楽が秀逸。
震える舌は和製オカルト映画かと思う怖さ。
疑惑は、主演二人を貫禄で圧倒する山田五十鈴をキャスティングするセンスに脱帽。
危険な〜は大竹しのぶの上手さに感服。
>>81
「疑惑」の桃井かおりの悪女ぶり、強烈だったな〜。
棺に向い「オエ〜ッ!!!!」ww。
「八つ」の小川はトラウマ。
疑惑にしても八つ墓村にしても
怪演バトルをうまく映画に収めるのが上手いな。
東映実録は映画からはみ出て役者メインになってるのが多いが。 小林麻美主演で、豪華キャストだから期待して見たんだけど、小林麻美の演技が下手すぎて全てが台無しになってた。
ブレイクしてた小林麻美を主演にしてミステリー映画をという企画だったのだろうけど、確か大コケしたんじゃなかったっけ?
>>83
「霧プロダクション」モノは傑作が多い・・。 震える舌がDVD発売になると知って飛んで来ましたw
レンタルビデオも海外版DVDも画質悪くてガッカリだし、
かなり期待してますけど...やっぱり今回も画質悪いのかな? 砂の器=野村作品初体験だったんだけど、
橋本・山田の脚本もさることながら、力強さと情緒が融合した画面を
撮る人だなあって素直に感動したんだが、その後、「影の車」を観て、
あ、ストーリー全然違うのに、画面づくりは基本的に同じパターンじゃんと思ったw
まあそれも作家性ってことなんだろうけど。
砂の器があんなに評価されてるのは、一番、野村監督の画面演出の、
資質とか趣味に、脚本がぴったり合ってたんじゃないかと。
張込みもそうかな。 「張り込み」は好きなんだけど、最後に出てくる宝泉寺温泉や九重って佐賀市から無茶苦茶はなれててさ
逢引するにしても離れすぎてるつーか
(交通の便が良くなった現在でもです)
あのあたりをよくドライブしてる者としては、猛烈に違和感を感じてしまうのです。 原作ではK(川上峡)温泉らしいです。
ロケの都合なんでしょう。
>>92
ああ、それは納得というか>原作では川上峡
あそこなら十二分に逢引しても(?)夫の帰宅までに戻って来れますから
寂れる前の川上峡の映像、見てみたかったなぁ
93です。
五弁の椿はいまいちでした。
せりふがくすぎて、はしだすがこみたいだし、
セットもセットセットしてするし、
ずらと地肌の境が目立ちすぎだし、
いろいろ不満がありました。
一方、左幸子や伊藤雄之助は、さすがで映画の風格でしたが、
加藤剛や市原悦子が出ると、テレビの雰囲気になってなんだかなあ。
加藤剛はどの映画を見ても口パクのお人形さんみたいですね。
以上 この監督ほど組む脚本家によって
出来が左右される人も珍しいと思う。 会社仕事と好きでやる仕事と明確に区別してる監督でしょ。
自分の作品はそれほど出来に差がないと思うけれど。
上に出てる「五瓣の椿」は岩下志麻企画で会社の仕事。 >>97
すんません。加藤嘉は顔見るだけでもうれしい俳優です。 危険な女たちが好きです。浜村淳もでてたような・・・。 >>102
あんなの、なんで撮ったんかなあ?
クラップボードの製作・息子さんのプロデュースだから、>>99の分類でいうと、自分の作品なんだが…
「配達された三通の手紙」も失敗したのに、海外ミステリーは自分向きじゃないとは
思わなかったんだろうか?
>浜村淳もでてたような・・・。
出てましたよ。
寺尾聡が藤真利子に出会う回想シーンでの寺尾の相客の役。
台詞なし、というか画面では寺尾に向かって何か喋ってるけど音楽が被さっててオフになってるw
「配達された三通の手紙」は結構いい映画だったけどな。
ただキャスティングがひどすぎ。松坂慶子と竹下景子以外、魅力ない。
最後の作品群は、総じてキャスティングが酷い。 正しくは「配達されない三通の手紙」だね。
キャストの酷さ云々より、不要な設定や描写の人物が多すぎる。
小川真由美の長女やエラリー・クイーン役の留学生(?)の蟇目良なんかは切ってしまって
親に反発してる長女の設定や探偵の役回りは三女の神崎愛一人にしてしまうだけで
かなりスッキリするのに。
佐分利信のキャスティングでわかるように「華麗なる一族」風にしたかったんだろうけど、
プロットだけを取り上げれば、孝夫・栗原・松坂(+竹下)だけの、結構小ぢんまりした話
なんだよね、これ。
犯人探し要素が希薄な映画になってしまってるからな。 八墓村の金田一耕介はミスキャストだな寅さんイメージ全開だし。 横溝ってどんな金田一でも褒めるよなw
渥美とか西田はイメージ通りって褒めるし、石坂はイメージとは違うけど実際に見たらよかったって言ってるし >>109
映画化権を売った以上、映画屋のすることを批判するのは控えたんでしょう。尋ねられた時に何も
言わないってのも、暗黙の拒絶だしね。
横溝ブームのころ、東映の千恵蔵金田一シリーズについて、
犯人が毎回違う。これは原作既読の観客でも驚かせてみせるという脚本家の挑戦であり自信であり
茶目っ気だろう。
みたいな、前向きというか脚本家を褒める言い方をしてる。映画化から相当時間が経ってるのに。
その一方で、市川崑監督作やMBSの横溝シリーズを、原作に非常に忠実に作ってくれて凄く嬉しい
とも言ってるから本音では原作を変えられることは、やはり嫌だったことがわかるが、そうである
にも関わらず。
昨今の、金貰って映画化を許可した癖に、脚本からキャスティングからケチつける原作者に
見習って欲しいわ、この大人の態度。
>>110
一作で終わってるし、健さんの黒歴史だから、ブームの頃でも誰も訊かなかったんじゃないかな?
何にも言ってない。 拝啓天皇陛下様では喜劇なのに、ぜんぜん笑えない。逆に悲惨な思いがした。 何年も構想練って書いた自作を他人に数ヵ月で改変されたら怒るの当然
了解得てるならともかく むかしテレビ放映で見て桃井かおりの鬱陶しさや当時の松竹映画の野暮ったさなどに辟易させられた「疑惑」を再見。
これオカマに評価高いらしいがわかる気がする。
拝啓…は前田日明の映画オールタイムベスト3なんだとよ。
疑惑、やっぱり好きになれない。やはり好きになれなかったミザリー(もう一度見てみたいが)に共通する駄目さを感じる。 野村さんは偉大だとは思うが、根本的なところで楽天感が強くね?
武者小路実篤に似てる気がするw 「張り込み」好きです
淡々とノンフィクションな感じ
技術がある監督のイメージ 最近、DVDで大量に見てます
「砂の器」とそれ以後で撮り方が全く変わってしまったね
全体に大げさになってしまった 「震える舌」なんていい映画ですか?
「砂の器」以後もいい映画もあるけど、自分的には昔の職人監督の頃が好きです
でも、やはりいい監督だと思います 職人監督=商業映画の人って考えたら別におかしくはないと思う。
ハッタリが強くなったのは成功してお金が使えるようになったから
じゃないかなあ。 俺の中では「鬼畜」までとそれ以後で分けてるな
「鬼畜」以前のが好き 衛星劇場で「踊る摩天楼」を観たが能天気でしかも過不足なくまとまっていて
楽しめた ちょっとだけ出てくる有馬稲子さんがきれいでした。
テレビ業界で活躍する主人公が、松平家の立て直しのために見合いを迫られるという、
新しいんだか古いんだかみたいな内容が面白かった。それと簡素なセットが内容に合ってた。 今日ビデオで「鬼畜」みた。
何が怖いって,妻が岩下志摩で愛人が小川真由美というところ。 「白昼堂々」
刑事役の有島一郎さん、最高に格好良かったです。 八つ墓村をドキュメントタッチで撮ったところが好きだ 最近、疑惑、ダメおやじと続けて観たけど、
サスペンスの巨匠時代とプログラム・ピクチャー時代とではテンポが違う
昔の方が断然よい 後年のは間延びしてるとしか言いようがない BSでやってたコント55号と水前寺清子の映画見たけど
失礼ながら屑レベルとしか思えなかった 俺も会社にために割りきって作った映画は酷いのが多いと思う。
「張込み」が実質デビュー作でしょ。 プログラム・ピクチャー好きからすると
野村監督はかなりいい
まさに職人芸
むしろ後年の大作の方が、かなり劣る NHKBSで「コント55号とミーコの絶体絶命」見たけど、
60年代から70年代にかけての野村って、
ほんとどうでもいいようなプログラムピクチャー、二本立ての裏作品ばっか撮ってたんだな。
どうみても巨匠という感じではない。
松竹内部での自分の扱いに不満というか、危機を感じて、
起死回生の一発として外部で大作「砂の器」を撮ったのか。 >>135
「砂の器」は60年代から作りたかったが内容(要するにハンセン病の扱いを
どうするか)がネックになって松竹では企画が通らなかっただけ。
野村自身は昔から作り方を考えていてピンクの西原儀一にまで「ピンク映画の
作り方なら出来ますか?」と聴きに来たことがあったという。
結果的に橋本プロ制作になった(具体的にはロケでは人員を絞って代わりに粘るという
作戦・・・当時の会社制作だと各技術部や組合などとの関係でスタッフを減らせず
そういう撮り方ができなかった・・・これで予算を抑えてクオリティも上げられる作戦・・・)
要するに野村は野村芳亭の息子で戦前から松竹に入社という経歴で城戸四郎
に「あいつは器用だから早撮りで何でも撮れる」「困ったら野村」と利用された
のではないかと思う。
「張込み」では抵抗してロケ先の佐賀で粘って延々と帰って来なかったとか・・・。 張込みは当時ではとびぬけた出来だ
砂の器が評価を得て、そのあと大作を作れたのは幸せだった
五弁の椿と、配達されない3通の手紙じゃあまり変わらないと思うね 晩年の野村の汚点
・遺作が「危険な女たち」
・あの「幻の湖」の製作に関与してしまったこと 岩下志麻と小川真由美が多いよね
疑惑 鬼畜が好きです♪
2人とも迫力ありますね
桃井かおりもね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています