>>208
野村芳太郎か、、何でも撮るヘンな監督だよなあ、、まあ昔の日本映画の監督はそういう
人が多いんですが、、
あれだけ撮ってるのにそこはプライドなのかTV映画は自分では殆ど撮っていない。基本的に
監修のみ。
脚本・プロデューサー作品も多い。TVの霧プロ企画制作作品も実質的には野村の
プロデュースの様なものだろう。

小林政広は野村死去の際に「ボクは城戸賞を取ったがそれですぐに職業的に映画TVの仕事が来る様になった
わけでもない」「そんな頃、野村監督はボクの事を買ってくれたのか霧プロに呼んで『キミは清張さんの
原作のプロット・シナリオ書きをしなさい。デキが良ければ使うから』と仰ってくれた」
「ところが書いても書いても何が気に入らないのか野村先生はボクのプロット・シナリオを
採用しない。自分もだんだん疲れてきて、たまたま知り合いに誘われたアニメ脚本の仕事を
始め、そこをきっかけにプロのライターになり何時の間にか野村先生とは疎遠になって
しまった」と、、、

、、野村の小林に対する扱いは弟子への「厳しさ」だったのか?
あるいはライター志望者を都合よく使おうとした業界人の「冷たさ」だったのか?、、
小林も師匠の本意はいまだによく分からない様だった、、