「砂の器」は一般に泣かせのメロドラマとして評価されていて、本来の松本清張
原作ミステリとしての面白さは全く無い。自分の血を引いた子供が生まれるのを
恐れてある方法で恋人を流産させる下りが変更されていて、クライマックスに
宿命というテーマ曲を大々的に流し、丹波の「(犯人はお父さんに)会いたかったに
決まっとる!」と力説する辺りで、ゴメン、無理、コレ何の映画よ?となるんだわw