>>412
映画監督として活動する前はエッセイストとしても売れていた、エッセイでもよく食についての蘊蓄を書いていた。
「お葬式」がヒットしたことで監督二作目はかなり好きに撮れるという事で選んだのが長年拘ってた食を題材にした映画、
だが「タンポポ」はさほどヒットせず当時の観客からは面白さを理解してもらえなかった。
失望の中撮った三作目の「マルサの女」は大ヒットその続編もヒット、以降この路線の映画を撮る事を周りは期待し本人も期待以上の映画を撮ろうと努力する。
映画はヒットし続けたが必ずしも本人がやりたい路線ではないものを作り続ける事にはムリがあったようで次第に精神的ストレスがたまり鬱状態になっていき、ついには…

「タンポポ」がそこそこでもヒットするか公開当時に面白さが理解され熱心なファンが付いていれば伊丹氏の人生も変わっていたかもしれません。