溝口健二
小津安二郎
成瀬巳喜男
黒澤明
木下惠介

は、いわゆる定番だから外すのは不可能ですな。あとの五人が問題なわけで。俺はこう採る。

市川崑(作風の多彩さと傑作の多さ)
山中貞雄(全貌は未知数ながら、現存の作風だけで卓越した技量が明らか)
岡本喜八(稀代の娯楽派監督。下世話なバイタリティを保ち続けた)
鈴木清順(「普通」な映画作りにアンチテーゼを続けてきたジョーカー)

でも十人目が決まらない。勅使河原宏、内田吐夢、長谷川和彦、相米慎二、伊藤大輔
稲垣浩、舛田利雄、蔵原惟繕、中平康、三隅研次、斎藤寅次郎、増村保造、川島雄三
大林宣彦、松林宗恵、、、みんなそれぞれに良いんだけど「十大」の中に入れるには
支障がある。十人って少ないね。