【谷崎・市川】〜細雪〜について【佐久間・吉永】
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>>111
明らかに一人だけ異質な佇まいだったでしょ?
それまでどんな見合いの相手にも首を縦に振らなかった雪子がすんなり承諾する事に
説得力を持たせる為には、あれくらい違う種類の匂いをさせる風貌が必要だったんだと思う。
雪子が「何故」承諾したのかは描かれないけど、エモやんだけ「種類が違う」のは明確だった。 >>111
まず「阪神のピッチャーだった」とか、
「実際どんな人柄か」とかを忘れること!w
ふつうに黙って立たせると、なぜだか
二枚目で背の高い、そして決して女を裏切らない、
穏やかで教養ある人物にみえるw
市川崑マジック恐るべし・・・ 撮影は北浜の吉兆本店前でもした(今のフランス料理屋、シェワダの隣)。
小米朝が枕に良く使ってた。 >>114
それはどの場面ですか。
けいぼんがこいさんにタバコをねだるとこ? >>110
うろ覚えですが、着物代に、
3億円かけたと聞きました
(80年代前半、
バブル前の3億円・・・)
このスレを立てて本当に良かった!
皆さま、本当に有難うございます
明日の夜9時は、
実況でお会いできたら嬉しいです
BS実況(NHK)
http://live24.2ch.net/livebs/ >>55
亀レスだが・・・
戦前だからと言ってもキウイはあったんじゃないの?
少なくとも同時代の東京じゃ大抵のものが手に入ったわけだし。
>もし、そういった部分の考証がなされていなかったのならば
「細雪」じゃないが、市川監督の映画には明らかに時代錯誤な
車が出てくるんだよな。昭和一桁台の時代に昭和30年代のバスとか、
形だけはクラシックな感じのするロンドンタクシー(オースティンFX4)とか。
市川監督は車に興味がなかったのかな? >>117
マタタビの実の代わりかと思ってた。
船場あたりだと確かに手に入りそうだな。 「細雪」、この映画で最も淫靡なシーン、
それは石坂浩二と横山道代の“絡み”! BSで見終わった
いいな〜やっぱり
桜と女優はきれいだし伊丹と石坂は出しゃばらずにうまいし
衣装と建具と調度は本物だし
女中二人は笑えるし
奥さんにして一番怖いタイプはゆっこちゃんだと思う
佐久間の幸子姉さんはホントかわいげのある女だと思った 実況で恥ずかしながら初めて見たよ
スゴイ傑作で驚いた。見せ場の連続でドキドキしっぱなし
見終わった後も興奮しまくり。朝早いのに上手く眠れるか心配
手間隙かけた四季の風景はもちろんだけど
室内の恐ろしく決まった構図やカメラ、陰翳礼讃な光源にしびれまくりでした。
もちろん主演女優達含め脇に至るまでの名演技。小百合さんの大根ぶり
大スターならではの貫禄だね。変に上手いと大スターにはなれないよね。何演じても
一緒なところが大スター
後、トニー・レオンが石坂浩二なのは新たな発見だった。最後のシーンとか
ただヴァンゲリス調のすこしうるさい音楽は80年代か、今の自分にはちょときつかった 監督はヴァンゲリスが好きだったみたい。
この何年か後の映画では「炎のランナー」を真似てくれ、
みたいな事を作曲の人に頼んだとか。
細雪の音楽は自分もちょっとうるさく感じるけど、
原曲が大好きなんで相殺かな。
ラストの小料理屋のシーンは何度見ても美しい。
石坂が秘密の宝物失った子供みたいに泣いてる小料理屋のシーン、いいよね
白石加代子ってたったあれだけのシーンなのに
すんごい存在感でびっくり
お盆もったまま座るあの足の演技はうなったよ >秘密の宝物失った子供みたいに
この表現はうなずかざるを得ないw
白石は良かった、石坂の孤独感がいや増す感じで。
加減を間違えると劇薬になりかねないが 最後の方で、岸恵子が「三松のキモノ」を広げてくけど
あれは「三松の宣伝」ではありません!w
この映画に出てくるキモノは
昭和初期のキモノを時代考証して、
いちからデザインして作ってます。
オートクチュールです
つまり、キモノを広げてく場面の為だけに、
あれらのキモノを作った・・・ 幸子さんが着替えるシーンで赤い着物みたいなのにカメラが寄っていくシーンが
初めの方と終わりの方で二回出てくるんだけど何か意味あるの?
あと微妙にずらして挿入される白黒や新聞のやたらサスペンスフルなカットバックは何故?
話知らないから変に混乱したんだけど しかし、BS実況は酷かった、中年が威張りちらしてキモ過ぎた、なんだありゃ
病気なんだろうな 124 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:12:42.88 ID:rTl7b8q1
いよいよ感動のオープニング。
日本映画史上空前絶後の美的センスあふれるオープニングが!!
130 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:13:03.38 ID:rTl7b8q1
びーるやのんまcしょkあ?
150 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:14:04.13 ID:rTl7b8q1
>>138
それが市川クオリティ
出直せ
156 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:14:25.75 ID:rTl7b8q1
とんでもないところから文字が出てくる
市川クオリティ 242 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:21:46.21 ID:rTl7b8q1
>>232
顔洗って出直せ
市川昆からフィルターはずしたら市川昆じゃなくなる。
322 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:27:54.32 ID:rTl7b8q1
>>312
市ね
うるさいなあ
355 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:31:17.19 ID:rTl7b8q1
>>312
30年かけてて・・・w お前幾つよw
で無職?w
辰雄さんとお前の合同法要してやる。 427 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:38:22.33 ID:rTl7b8q1
>>388
士族が帯刀解かれて商人になったんだよ。
うちも北海道の氏族だったからよくわかる。
440 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:40:05.90 ID:rTl7b8q1
>>430
でも国連大使やってるからなあ。
ソフトバンクとどっちがいいんだか・・・
449 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:41:15.99 ID:rTl7b8q1
>>442
間違えたwww
樋口可南子と間違えたwぜんぜんちがうじゃん、と自分突っ込み
508 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:48:49.31 ID:rTl7b8q1
>>487
蒔岡家ね。
うちは明治でやめたよ?それで商家になった。
人が死ぬたび遺産争いで戦争状態。
576 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 21:57:30.10 ID:rTl7b8q1
>>564
わるかったなw
うちが北海道の士族で。
754 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 22:13:51.16 ID:rTl7b8q1
>>738
KY
780 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 22:17:22.29 ID:rTl7b8q1
>>144
バカすぎw
シンセだからいいんじゃねえかw
安っぽい頭だな いちいち
790 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 22:18:47.70 ID:rTl7b8q1
>>785
プッ
801 名前: 衛星放送名無しさん 投稿日: 2008/02/18(月) 22:19:51.47 ID:rTl7b8q1
>>789
ゆとりすと
43 名前: 衛星放送名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 21:03:12.04 ID:SCttmkIJ
来たぞ
が、実況なぞには参加しない
46 名前: 衛星放送名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 21:03:36.07 ID:SCttmkIJ
>>45
無学者
791 名前: 衛星放送名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 22:18:57.28 ID:SCttmkIJ
>>785
ドンパチ映画でも見て両手たたいて見てろ
967 名前: 衛星放送名無しさん [sage] 投稿日: 2008/02/18(月) 22:37:24.17 ID:SCttmkIJ
>>937
密閉できない風呂場哀れ ID:rTl7b8q1
ID:SCttmkIJ
みたいなやつを増殖させた映画だな 市川崑監督を偲んでの映画特集の実況でこの振る舞いだからな 他板の自分の気に入らないレスをわざわざこっちに貼付けて
スレ汚しする奴って迷惑以外何ものでもない
もうこないでね >>135
着替えのシーンは意味まではわからないなー
後のは四女の妙子と奥畑の啓ぼんの過去の駆け落ち騒ぎのフラッシュバックかな。
二人はすぐ連れ戻されるのだけど
新聞に報道された上、妙子と雪子の名前が取り違えられて載ってしまうのね。 石坂浩二が 幸子と話しながら ちらっと雪子の帯をさわるシーン
そして、その様子を姿見越しに幸子が見るシーン。すごいなあと思った。 >>135
>>149
推測に過ぎないんだけど
羽織を脱ぎかける一瞬その赤い裏地がアップになるのは
初めの頃の長女と終わりの頃の次女だよね
裏地には蒔岡家の家紋(下がり藤?)がバーンと入れてあるところから
上二人の責任ある立場と家に対する思い入れの強さを象徴的に表現してあるのかなと思った
二人共婿養子もらって蒔岡家の本家分家の立場に対して
下二人の妹はお嫁に行くから蒔岡家の人ではなくなるよね
上本町の本家で一堂に介して
妙子の事件に関してのやりとりのシーンは
いったいどんな意図があったのでしょうか?
不自然な説明めいたセリフの応酬、
しかもほぼ全員が立ち上がってのやりとりは
すごく強引で違和感を覚えました。
あのエピソードは別のやり方で自然に挿入することも
可能なはずなのに、あえてああいう撮り方をしたのは
いったいどういう狙いがあったのでしょうか?
最初から最後まで原作ファンとしては
がっかりするような出来映えでした。 >>155
さすがに初ういしいなぁ。セリフは「ふん」だけでも美しい履歴。
>>151
家紋は意識しなかったなー
意識しなくてもストーリーの理解に支障は無いけど
頭に入っていると登場人物像の厚みが違ってくるね。
いかにも崑的、としか見てなかったw やはり吉兆というせりふはこの映画の品格をおとしたね。 >>158
確かに、今度の報道のイメージは強烈だったよね。
自分はアレとはあまり結びつかなかったな、
一緒に見てた家族は「吉兆」のセリフの度に笑ってたけどw
映画で描かれた他のもの同様、
消え去った文化、引き継がれなかった伝統のひとつとして、
ちょいサビの効いた小道具のひとつに感じられたよ。
よもや製作時には思いもよらなんだ事だろうけどw
ついでに、作中でああもさらりと
「吉兆=高級料理」と描かれるイメージがあったればこそ、
今の吉兆がああも駄目になるまで経営出来たのかと納得した次第。 しかも船場吉兆で思い切りビンゴだったね。
原作だと吉兆じゃなく播磨なんだけどね。
1930年創業の吉兆じゃまだまだ駆け出しって感じで
たいした地位もなかったんだろうね。
「料理は播磨かつるや」って原作では書かれてる。 大奥総取締り? 三宅邦子さんの存在もお忘れなく!!
ここのシーンは何度見ても楽しみ。
画面が締まるなぁ!
あー、言われるまで気がつかなかった、三宅邦子だった・・
小津で散々見てたはずなのにw 見合いの席で、戸棚からウィスキーを出してきて雪子に勧める東谷。
みるみる内に顔を輝かせていく雪子、
その顔を見て安堵の表情を浮かべる幸子、
泣き出しそうな顔の貞之助(しかもピンボケ!)、
三者三様のリアクションがいいね。 >>127
初見を恥ずかしがる必要は全く無〜い!
自分は何十回もDVDで観てるけど
その都度、違う場面で泣いてるw
号泣するときすら、よくあるw BS2 で見ました!このスレは音楽の評価が低いのね。俺は、良かったと思う。
あと、娘が俺には二人いるのだが、もっと欲しいなぁ。。。と思った。
「まぁ、この人、不思議に華やかな綸子縮緬の友禅のものが似合うなぁ、優美や」 勿論借り物や提供だろうけど
着物と宝石で7億だとか聞いた気がする 初見でした。当時の女優たちの年齢にびっくり!岸は51歳、佐久間44歳って綺麗過ぎ!
やっぱりこの二人は上手いね〜、艶っぽいし。
吉永も役柄としては一番捉えどころがないというか神秘的では?
刹那的だと思えばそこはかとなく強烈なエネルギーを隠し持っていたりする女性。
こんな吉永を観たのは初めてだった。
とにかく日本美の極みのような映画でした。で石坂の女好きは「おはん」に続くのですね。 初見でした。当時の女優たちの年齢にびっくり!岸は51歳、佐久間44歳って綺麗過ぎ!
やっぱりこの二人は上手いね〜、艶っぽいし。
吉永も役柄としては一番捉えどころがないというか神秘的では?
刹那的だと思えばそこはかとなく強烈なエネルギーを隠し持っていたりする女性。
こんな吉永を観たのは初めてだった。
とにかく日本美の極みのような映画でした。で石坂の女好きは「おはん」に続くのですね。 小説の舞台となった当時の金持ちの嗜好として、
着物は裏地にまで凝り、家紋などを入れるのが流りだったそうな。
冒頭の花見のシーンで、四姉妹が歩く姿をカメラに収めようとする通行人が居て、
あれは確か原作にも出てくる描写で、それ程彼女たちは着物共々美しく輝いていたと言う証し。
あと吉永小百合演じる雪子は、原作でも何を考えているのか分からない毒を秘めた女として描かれていて、
幸子の娘の悦子が飼っていたウサギを気味悪がって、こっそり足の指で耳を摘む描写もあったかな。 >>173
原作を読んでいませんが出演者全員ハズレなしと言うくらい満足しました。
あと吉永さんはああいった役を更に昇華させて行ったら又別のタイプの女優さんになったかも知れないと思いました。
>気味悪がって、こっそり足の指で耳を摘む・・・
う〜ん、エロチックな怖さが谷崎文学らしいですね。原作を読んでみたいと思います。 じゃあ原作は読まない方がいいかも。
原作ファンとしてはキャスティングに不満も残るし、
また貞之助をああいう風に描かれてショックでした。
原作はほとんど船場の商家の風俗描写が多い。
しかし谷崎先生は足フェチだったんだよなあ。
万事色好み、食三昧、着物贅沢。
若い頃、何ヶ月も祇園に居続けて、迎えに来た友人を人質にして
逃げて、結局金払わないでバックレた谷崎先生はすごい。
>>175
そういわれると益々興味がw
キャスティングへの不満の件と原作の貞之助ってどんな人物なのですか?
>>176
原作ではそーなのですかぁ。足フェチw男性は女性のなま足が好きかな?w
爪切りの場面、雪子(吉永)が貞之助から視線を外さず、そっと裾で足を隠すってところ、
恥ずかしながら萌えてしまった自分w
あの時代だからこそのエロチィシズムですかね >>177
原作の貞之助は単に幸子の夫って感じ。
雪子に特別な感情なんか抱いたりって風には描かれてません。
また井谷ともあんな会話を交わす仲でもありません。
個人的な希望だと鶴子は佐久間良子、
幸子が岸恵子の方がピッタリくる。
佐久間良子と岸恵子の年齢を考えれば無理ではあるけど。
ちなみに原作だと鶴子が一番好きなんですよね。
ちょっと天然で四姉妹の中でも浮いていて
他の三人からネタにされるような感じで。
原作では他の三人ほど登場しませんけどね。
祇園で遊んだことがあるんだが、着物の蹴出しのあの赤い襦袢の
裳裾の乱れがたまらんのよな。
祇園では節分に舞妓13歳14歳くらいの子がぶっとい太巻きすしを
ほうばるしぐさがこれまたエロチックなんや。
わしも金あったら2000万円くらいで旦那はんになるんやが。 >>178
あっ!どうも有り難うございます。そ〜ですかぁ、岸さんと佐久間さんのキャスティングが反対ということも考えられるんですね。
鶴子が三人にネタにされるほど天然が入っているとは知りませんでした。
なるほど、佐久間さんは雰囲気的にもあっているかもしれないですね。
貞之助は映画的にも監督が石坂さんありきでその方向へもっていったのでしょうかとも。
>>180
小生、金欠の若輩者。一度で良いから遊ばせて頂きたいものです。
それにしても「太巻き寿司」ってwこりゃもっとエロチックw >>179
エロティックなバイアスを入れてみたかった
みたいなことを市川監督が語られてました。
原作だと姉妹の容姿については
鶴子、雪子が和風、幸子、妙子が洋風、
って大別されているんですよね。
特に幸子は雪子の見合いに同席すると
雪子が霞んでしまうぐらい見た目が華やかなので、
くれぐれも地味な装いをしてくるようにと
念押されたりしています。
雪子は雪子で清楚な純和風の美人って描かれてますけど。
岸恵子さんってすごく洋風な顔立ちだし
やっぱり幸子って感じがしてしまうんですよね。 鶴子の役、はじめは山本富士子にキャスティングされてたんですよね。
結局、山本が断って、岸恵子に回ってきた。(結果的に、岸は良かったけどね)
実は以前にも市川さんは山本に断られている。
「病院坂の首縊りの家」の主役。山本が断ったので、佐久間良子にその役が回された。
いずれも断った理由は、舞台があるからというもの。
でも本当は・・・・
ヒント:映画はアップがあるでしょ
山本富士子も勿体ない事をしたと言うか馬鹿だよねぇ。
確実に新たな代表作になってたのに。
最近の山本富士子は白塗り&リフティングでスゲー事になっている。 >>183
映画では本家の女中が雪子に対して
「こちらの御料さんと分家の御料さんが似てて、雪子とうさんとこいさんが似てる」
みたいな発言があったよね。
確か原作では鶴子と雪子、幸子とこいさんが似てる、という内容になっていたと思う。 新東宝版「細雪」では、「船場吉兆」なんて台詞は出てこなかったから、
市川・東宝版で「船場吉兆」の台詞が出てきたときには可笑しかった。
脚本で入れたなあと思った。時代設定を無視してるけど。 船場吉兆が制作費の一部負担してるんじゃないかな。
白雪も不自然に背景よく写ってたのもそれ。 >>185
山本富士子の場合代表作になるかならないかの問題じゃなくて
映画界に対する意地とか覚悟の問題だろそれを簡単に馬鹿とか言うお前が馬鹿 >>178
原作の貞之助も明らかに雪子に
恋をしてるのだが…
ということは原作での描写は曖昧なのかと想像してしまう >貞之助は谷崎の分身だから
それなら、なおさら恋してる描写なんか入れないのでは?
幸子は松子夫人、雪子は実際に彼らと同居していたその妹が
それぞれモデルなのだし。
でも谷崎は最初の嫁の妹に懸想して、嫁を佐藤春夫に譲ったりしてるじゃん >>189
185は永田ラッパが山本富士子に対して行った非道な行為を知らない幸せなお坊ちゃんなんだよ。
莫迦な餓鬼は放っとけ。 市川監督自身は貞之助が雪子に恋していた
といった読み方はしていなかったようですね。
映画化の際に独自のアイデアとして
そういう関係を織り込んだと語ってました。
エロティックな緊張感を醸し出したかったらしい。
また、原作は映画のように華やかでも艶やかでもありません。
だいたい雪子の下痢がおさまらないまま
東京に向かうってのが原作のエンディングですから、
映画や舞台の「細雪」のイメージしかない人には
驚くようなエンディングなんじゃないでしょうか。 観るたびに、チョイ役だけど「ええなあ〜」と思う、白石加代子と小林昭二。
小坂一也は、三谷昇にやらせてほしかった。
それじゃ金田一シリーズか。 「我という人の心はただひとり われよりほかに知る人はなし」
谷崎先生の短歌であります。
初期の耽美悪魔的小説を読むと、100年前によくこんな危ない小説が書けた
と驚く。 >>198
新東宝版「細雪」でも「貞之助が雪子に恋していた」という描写はないですね。
ちなみに新東宝版では、貞之助役は河津清三郎、雪子役は山根寿子。
>>196
山本富士子は大映版「細雪」で雪子役やってるから、もういいと思ったのかも。
東宝版の製作には、永田雅一は関わってないからね。
「映画はもうこりごり」という気持ちはあったかも知れないが。 >>192
作家・橋本治
「小説『細雪』には、貞之助の
雪子への恋心が隠されていて…」
出典
中央公論「源氏供養」
(だったと思う)。 橋本治って...
確かに驚くような鋭いアプローチはするけど
その反面とんでもない見当違いをやっちゃうような人ですよ。
橋本治自身は確信犯的にそれをやってるからあれだけど
ナイーヴな人はそのまま受け取るからねw この時の吉永小百合38歳って.......信じられん.. お春どんと幸子のお葱のシーンの直前で、幸子が何か果物をつぶすシーン
があるけど、あれってキウイフルーツだよね。
戦前の日本にキウイってあったんだろうか・・・。 >>209
フリーツについては、これより前にかなりの書き込みがありますよ。
あまり細かい事は考えず、「正体不明の果物」でいいんじゃないですか(笑)。
でも皆さん本当によく覚えてますね。何かまた観たくなりました。 それをいうなら、石坂工事がOPでもっていたライカの型式が気になります ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています