古い邦画好き、最近のはつまらないと思う奴って
>>218
若い世代が邦画観るようになったのはもっと卑近な理由じゃないの
字幕追うのができなくなったとか洋画の世界に入り込めないとか(ちなみに戦前から戦後
にかけて邦画を支えてたのもそういう層)現にヒットしてる邦画はテレビ絡みばっか >>220-221
おいおいおい、なんかいきなりキレ出したよ・・・いきなりゲスな本性丸出し。
勝手に自爆してくれて、こっちは楽で嬉しいなあ。個人的にw >>223
いいから映画の事喋れって
いい加減腹立ってきた
私にとって、邦画の最新作は『太陽を盗んだ男』。
(洋画の最新作は『パリ・テキサス』) >>224
つ鏡
個人的に森崎東の映画は好きだなあ。 >>225
わしらにとっての最新作は,「死んで貰います」(昭和残侠伝)と
「基地害ピエロ」かな。 >>226
森崎東は宮本輝の「夢見通りの人々」を無茶苦茶にしたから許せん
森崎は時代屋の女房も酷かった。でも70年代前半の数本で良しとしたい。
黒澤だって木下だって晩年は酷かったのだ。
しかし我を通した上での酷さであるからまだ良い。
会社や大衆におもねった上で巨匠扱いされてる山田洋次なんかに比べたら百倍良い。 脚本がダメなのか
思想的に気に食わないのか
技術的に劣るのか
そもそもテレビドラマの延長で映画として成立してないのか 森崎さんは小便や便所の場面が多いから
嫌われているみたいだ。
撮影所の監督らしい反骨心は、支持されていたと思う。 233までの間、糞尿以外が書いたのは20あるかないかだな。 >>230 宮本輝が出たので
十代の頃『泥の川』を読み、映画を観た。あれ良かった。小栗監督だっけ?
未だ『螢川』は観ていない。あ『優駿』も観ていない… 森崎も新藤兼人も脚本だけ書いてりゃいいんだよ
でも森崎は脚本家としても3流だけどなw なんか邦画って幼稚なのにナルシス臭が酷い ギャグが寒いし
演出もなんだか気持ち悪いし 上手くいえないが凄くイタイ・・・
それを凝縮したバージョンが漫画家の浅野いにおって感じ
モテキとかCMだけで吐き気がするわ 昭和40年代の邦画界は死んでいた。
邦画界を蘇生させたのは、角川映画の登場。
人間の証明、野性の証明、戦国自衛隊・・・
それまでの邦画界には無い、ものすごいパワーを見せ付けた。
それに呼応するように、
「二百三高地」「連合艦隊」「大日本帝国」などの
東映と東宝の戦争大作の競作を生んだ。
そんな活気のある時代も、「南極物語の」58年で終わり。
翌59年が転換点。
「空海」は空疎な大作に終わり、「零戦燃ゆ」に「連合艦隊」の感動は無かった。
この年「お葬式」と「ナウシカ」が登場、
伊丹映画と宮崎映画の台頭は、その後の邦画の暗黒時代を象徴していた・・・
昭和59年…
ファミコンブームとサッカーブーム、これで子どもたちは外で遊ばなくなり
野球をしなくなった。
「全員集合」は、「ひょうきん族」に完全に負けていた。
世相も転換点だった。
しかし、あの黄金時代の諸作を青春時代に見た世代が製作サイドになるころ
邦画が再び活気づいた。
それが10年前あたりからの、「パワー作」の続出である。 愛染かつら、なかなかよかった。もう100年近く前で画質も最悪だが、それでも面白いんだから笑える。やはり映画は画質じゃないといういい証拠。
最後、女主人公が歌手になるというのはちょっとやりすぎだが、徹底的に女の視点から作られてるのはこの時代としては驚異的。
オリジナル脚本でリメイクしてもおそらく現代邦画より面白いかも。
最近の邦画が面白いとも思わないけど、昔の邦画ばかり持ち上げる人達は結局シネマを「キネマ」って呼んでた時代の古臭い考えで映画見てるんだろうなって。 はい=はぁ
お腹いっぱい=もうたくさん
古い映画観ると
日本語の表現も変わったな思う。
女性の「さよなら」のイントネーションも、古いのは上品で何か好き。 最近の映画は、量産されてるわりに後々印象に残ってないのが多い。後世に残る映画は少ないだろうなと思う。
さあ泣いてくださいみたいなのもシラケる。 古い邦画と言っても、面白いのは’60年代以前の作品ですね
70年代80年代だと角川が花火あげてましたがw ここ最近邦画は完全なフィクションでないと見る価値のある作品はない 80年代を否定する意見が多いが刑事物語とか素晴らしい作品もあるじゃないか 22歳の学生だけど最近小津安二郎の映画にハマってる
周りが誰も理解してくれないw 小津の映画も良いのは「父ありき」までだな、戦後は出し殻。 >>155
三船などのスターを大根とか言ってる奴ってちゃんと映画見てないだろ
スターを叩ける自分は分かってると思いたいだけ
「下町」、「石中先生行状記」、「無法松の一生」を見ないでミフネを語るのはやめてほしい
どうせ言っても見ないだろうけど >>253
こいつは「見てないくせに」バカだよ
何かと言えば「見てないくせに」を連発する
>>250
オレもサイレント時代の小津が好きです。
ところで
世間の五所平之助に対する評価が低いと感じているのはオレだけ? 天皇・皇后と日清戦争 (1958)
先に同じ新東宝が製作した「明治天皇と日露大戦争」の姉妹篇で、
日清戦争を中心に天皇と皇后を描く。社長大蔵貢が自ら原作を書き「世界の母」の館岡謙之助が脚色、
「鏡山誉の女仇討」の並木鏡太郎が監督した。
主演は、明治天皇に「稲妻奉行」の嵐寛寿郎、皇后に「戦雲アジアの女王」の高倉みゆき、
そのほか高田稔、天城竜太郎、若山富三郎、高島忠夫、藤田進、和田桂之助などオールスター・キャスト。
http://www.youtube.com/watch?v=l0pDIPsD_ZY
【自主制作映画】明治天皇宇宙の旅
http://www.youtube.com/watch?v=8yOEVMqdGg8 >>259
世間の五所平之助に対する評価が低い
世間?世間様って一般大衆だろ?五所なんか誰かも知らないのが普通じゃないの? 昔の映画って特別山があるわけでもなく、冗長だったりするけれど、不思議と見たくなってしまうのは役者が良かったからからかな
割と波乱万丈な人生を送った人が多いせいか、役者自体が輝いていた
今は器量も芸も無い役者と呼べないタレントとやらが出てくるだけで、あまり見たいとは思わない 2ちゃんにyoutube映画のurlを貼るのは止めなさい
速攻で消されるから サイレント映画だって、小津監督ぐらいになれば、じっくりと見れば楽しめるんだけどな。
「東京の宿」「浮草物語」など。出演者も坂本武、突貫小僧、それにかーやの飯田蝶子と
独特のキャラで楽しませてくれる。若かりし岡田嘉子や坪内美子などの美人女優も出演し
ているしね。東京の宿などカメラワークもいいしね。若い人も、時間があれば是非見るべ
きと思うね。 たぶんホンとか、映像ではなく、
役者なんだろうと思う。 一言で言うと、マンガ的なんだよね最近のは。
セリフも、キャラクターも。
ちびまるこのおでこに縦線が入るような感じとか。
まじめな中にちょっとおとぼけ風の笑いを挟んじゃうようなところも。
美男、美女、デブ、チビ、ノッポ、オカッパ眼鏡、ざますオバン、キザ男、賢者モードのじじい、
揃いすぎだろ、とwマンガじゃねーんだからよぉw ホンとか役者じゃなく、映像だと思うが。
特に、アクションとか風景とか、CGに頼りすぎ。 中二病でマンネリ
受け狙いが寒い感じ
ゴチャゴチャしすぎで忙しくて疲れる
新鮮味が皆無 漫画も良いけど、小説もよい。
集客力ばかり追ってるからダメなんだと思う。 今の日本映画は女性客を対象にした作品が多い
懐邦板に来るオッサン向けではない、そんな感じ? 昔からつまらなかったわけじゃあないのに、一体どこで技術継承失敗したんだ?
てのはいつも思う >>271
それって寅さんとかトラック野郎にも言えないか?
昔から娯楽映画はみんなそうだろ >>275
そういう大衆迎合路線は勿論昔からあった。プログラムピクチャーの名残であり、
一般的な映画批評の対象ではない漫画や劇画ファン向けの娯楽シリーズ。
「仁義なき戦い」ですら泥臭い笑いを狙った部分がある。食べたのが犬の肉
だと知った文太がウガイをした水を飲んでしまうところや金子信雄のコミック
芝居などだ。(金子信雄の親分役は代理戦争までは良かったが、頂上作戦から
は、ただのスケベ親父に変貌してしまった)
そうしたものとは一線を引いた作品、例えば役者も出しゃばらず、監督のドヤ顔も
感じさせない安定した文芸物や、センセーショナルな題材をこれ見よがしでなく
しかし退屈もさせずに見せる社会派ドラマなどが今は全く無くなってしまっている。 >>274
技術継承がノウハウという「型」で受け継がれてしまったからじゃね?
こうやってこうすればこうなるとか、こうしたい時はこう撮るとか。
逆に破ろうとしてるものもまた、あざといしね。
あと映画俳優の私生活や、皆が互いにリスペクトしすぎている感じとかが、
ブログとかでこっちに伝わってくるのも良くない。
映画俳優はもっと謎めいた遠い存在でなければいけない。 普通に継承「されなかった」んじゃね?
撮影所システムの崩壊や、力量ある人材が仕事にあぶれたりテレビに流れたりでさ
特に、作家気取りのシネフィルがろくな下積み経験もなしに出て来てちやほやされるようになった80年代辺りが分水嶺か? 漫画の実写化と勘違い芸人の監督進出、ジャニタレとAKB汚染が邦画を腐らせた 80年代はバブリーで馬鹿馬鹿しいアイドル映画の印象が強すぎて暗黒時代扱いされがちだが、
クソなヒット作の影に隠れて意外と名作も作られてる気がする
黄金時代の巨匠たちが寡作ながらもかろうじて活動をまだ続けてたし、
ドキュメンタリー映画とアニメ映画に関してはむしろ全盛期と言っていいと思う 劇映画でもツィゴイネルワイゼンや泥の河があるから2000年代よりはマシ・・・かな? 時代の流れという点では低迷期も必然だし、駄作珍作も彩りのひとつとなりえるんだけど
いい形のゆり戻しがおきないまま、業界が縮小再生産的志向に落ち着いてしまったんだな フランスや韓国みたいに国が本腰入れて支援・助成をするべきだった
無駄な公共工事に年間数十兆円もつぎ込むくらいなら千億や二千億くらいそっちに回してもよかったじゃん? そもそも最近の映画を見てすらいないから
つまるのかつまらんのか それすら わからん 詩的な映画撮る人(寺山とか
もいるけど
直接的でセリフ多いのが嫌い
日本人の風情を感じない 最近の邦画は糞くだらない恋愛ものの邦画多過ぎなんだよ!
決まってヒロインはJKでゴリ押しタレントが多いし、人気漫画を無理矢理、実写化して原作を汚したり、おまけに主演はジャニタレや演技下手な原作とはイメージが合わなすぎるゴリ押しタレント使いやがるし邦画は洋画の足元にも及ばないんだよ!
洋画はSFやアクションとか見てて面白い映画ばかりなのに邦画は極一部にしか受けない糞くだらない恋愛映画ばかりなんだ?
それにドラマも同じ、日本のドラマも恋愛もの多過ぎ、アメリカドラマとか24やプリズンブレイクとか面白いドラマばっかりなのに日本のドラマは、ほとんどがマイナーでつまらないものばっかり。 >>290
プリズンブレイクみたいなテレビドラマを日本で放映すると、こうなる。
「刑務所や犯罪を美化するテレビ番組とは何事か」
「暴力シーンを子供に見せたら悪影響を及ぼす」
「景気悪い時にキツイ話はやめてくれ。もっと夢のある話を」
(とくにこの上の二項目は重要で、刑事ドラマや二時間サスペンスが衰退したのも
こうしたクレームが多かったためともいわれる)
こんなクレームが色んな所から来るのよ。 俺の場合は単純に、
粒子のない超高画質フルカラー
中性的男性俳優の蔓延(オカマ眉)
女優のロリータ指向(黒コンタクト)
ベテラン俳優のアンチエイジング(年齢不詳で深みがない)
このへんが、ぐっとこない要因かなと思う
あと古い映画は、すでに監督や役者の評価が固まったいるのと、
当時のスキャンダルやゴシップの類いがほとんど風化しているので、
若くても鼻につかない、生意気に感じないというのもある
それから洋画の吹き替えのように、
現実味のないセリフでも”昔の人の言葉”として割り切って受け入れる事ができる
今の映画で「なんですって!?」とか「そんな馬鹿なっ!!」なんて言ってたら「言わねーよw」と思っちゃう >>269-292
セリフが漫画的ってのはよく分かるわ
わざとらしい人物設定とセリフ回しが多い
二時間サスペンスとかも酷いよ、本当に対象年齢が大人とは思えないくらい幼稚なセリフとかある
(良質なシリアス系サスペンスドラマはもはや貴重品)
逆に昔の漫画やアニメのほうがよっぽどちゃんとした人間が描けてる
ヤマトの真田さんとか本当くそ真面目だもん
現代の変な実写映画見るなら世界名作劇場でも見たほうがよっぽど有意義 仕事の関係でNHKの朝ドラってほとんど見たことが無いのだけど、
たまに祭日で家にいるときに1話見ただけでも、まるで学芸会のような
芝居と台詞に、見れば分かる状況をくどく説明するナレーションまで
被っていて、こんな酷いものを国民的番組として毎日見ていたら、
そりゃ日本人の脳も相当に劣化するわなと、暗澹たる気持ちになった。 家の80のババアがずっと毎日朝ドラを観てる
要するにそんなレベルの作品群だ >>296 うちの母ちゃん(60代)も毎日見てるよ。
まあ、ああいう話が好きな人もいるからな。 時間が経つと光り出すもの、公開時は大評判なのに次第に錆びるもの
最初から駄作、最初から名作 出てくるキャラが良いか悪いかの必ずどっちか。いくら何でも現実にこんな
失礼な人はいないだろみたいなキャラだったり。普通の人がいない。 >>299
それはハリウッドでも大して変わらん気がする。 昔の邦画はいかにも俳優らしい役者が多かったが、最近のは芸人や
CMで顔を売ったタレントや元女子アナだのばかりで魅力が無い 今の邦画はTVドラマとTVアニメの劇場版ばっかり。
しかもオーディエンスもDVD借りてTVで見ているという・・・。 朝ドラは昭和を舞台にしても言葉使いが平成だから芝居に胡散臭さを凄い感じる 今の若い俳優は線が細くて(存在感も含めて)スクリーンを支えられない 時代ものの演技がひどいね
映画でもテレビドラマでも
眉毛を整えた人なんて江戸時代の日本にいたのだろうか 今の眉毛が批判されるなら昔の雷蔵とかの厚化粧も違和感あるけどな
それを覆す演技力はあったけど 「隣の八重ちゃん」を観て、たまげた
戦前の日本人が今とそれほど変わらないというのは小津作品で知ってたつもりだけど、
それを軽く超えてた
八重ちゃんが大日方伝の足をバチーン!としばくシーンなんか、時代感覚が崩壊してしまうw
1930年代でこんな映画、他にもあるんだろうか、あったら観たい >>307
日本の映画って時代考証が下手くそ
江戸時代どころかバブル期ですら再現できない
64とかもまったく昭和64年という空気が伝わってこない
三丁目の夕日は街並みこそ頑張っているが役者の芝居や演出が
やっぱり現代的で昭和30年代感がない
当時を知らない世代だから仕方が無いなんて言いわけにすぎないと思うよ
ドイツのヒトラー最後の十二日間に出ている役者さんだってほとんどが戦後生まれだけど
みんな当時のナチス政権期のドイツ人になりきって高い評価を得ている
たかだか昭和なんて資料もたくさんあるんだからもっと真剣に取り組めば
本物に近づけられるはず 最近は新文芸坐と神保町シアターばかりに足を運ぶおっさんだが
ここの連中のように昨今の役者を叩くばかりの頭の固い人間にはなりたくないな 昔だって下手な役者は沢山いたししょうもない映画も沢山あったよ
語り継がれてる名作の方が見る機会が多いから知らない奴も多いんだろうが 今は演出で役者がダイコンに見えるんだよ。
一人一人の台詞がハキハキし過ぎてるし、他者とセリフが被る事も少ない。
ドラマでも吉本みたいに順番通りだから、よけい芝居が臭く見える。 ヤクザ映画は悪役や脇のチンピラが難しいな
昔は映画会社でそういう連中を育ててたけど事務所主導になってスター育成ばかりだから
ただ完全に無理ってわけでもない
例えば「日本で一番悪い奴ら」なんかは「仁義の墓場 」と「やくざの墓場 くちなしの花」
を足したような作品だけど現代的に上手くアレンジしてて中々の良作だった
名作と名高い「仁義の墓場」を今観るとやはり粗い部分は多いしな
似たような役所の梅宮辰夫と中村獅童を比べると梅宮の大根ぶりが際立つ >>312だが確かにけなしてばかりも良くないな
というわけでリメイク版日本のいちばん長い日を語るが
以外にもこの作品の東条英機や末端日本兵の雰囲気は良かった
近年の日本映画に出てくる軍人の中ではリアリティがあったと思う
本木雅弘演じる昭和天皇もなかなかじゃないだろうか
しかしながら映画全体としてのクオリティーではやはりオリジナル版には及ばない
オリジナル版における戦時中ドキュメンタリーそのものと言っても過言ないような
モノクロフィルムの中で描かれる日本帝国の最期には血の通った生々しさがあり
その狂気には一種の芸術性さえあったのだがそれに比べればリメイク版は所詮
よくできたお上品な再現ドラマに過ぎないものだった
阿南大臣に関しても三船敏郎と役所広司では役者としての格が違いすぎる
ただこれに関してはオリジナル版の出来があまりに良すぎるということであり
オリジナルとの比較なしに単品としてみれば悪い作品ではなかった 今はいい脇役が少ないかもね
主役だけじゃ作品もたない