青春の蹉跌
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雪山での長回しのキスシーン。そこに流れる堯之さんの音楽は映画史上に残るものです。 このスレそういやなかったな。是非観たい映画なんだがな。 DVD化はされていませんが、ビデオは5500円で生産していますのでぜひ見てください。音楽にとにかく感動します。 ショーケンが桃井の赤ん坊を孕んだ腹をアシで蹴るシーンが印象的だった。 タイトルが何だか格好いいのだが、原作は今読んでも違和感無いのだろうか? J・レノンのマインド・ゲームスや、B・ホワイトの愛のテーマみたいな曲もあったな。
この頃のショーケンと桃井はイイ。 青春の蹉跌のテーマを聞くと、林美雄さんのパックインミュージックを思い出して、一人涙します これ、ゴジのシナリオは全然面白くない。原作は知らんが、主人公のキャラクター
(有名私大の法学部在籍でアメフト部で活躍しつつ家庭教師のバイトで自分に必要な
お金は賄って司法試験に現役合格出来るほど優秀で資産家の叔父のカネで暮らしている
ことに屈折した感情を持ちその娘には好かれている)が全然有り得ない。
しかもそれを演じるのがショーケン・・・冗談だろ?
元々が日本版「陽のあたる場所」が狙いだもんな。神代とショーケンには無理w
神代がこの「有り得なさ」を逆手に取って、シナリオでは血の通った野心家
というキャラクターを全く反対の生きることにしらけている青年に変えてしまったのが
面白いといえば面白いとは言えるかな? >>10
ふみたんは水着姿もチラッと披露。ふみたんの内面が全くないので驚くよね。
なんでショーケンが好きなのかもよく分からないし。
神代さんがショーケン・桃井・ふみたんたちには通俗メロドラマは無理と判断し
たのだろうし、そういうのは自分でも撮りたくなかったんだろうな。
ただ個人的には、昔は神代映画も好きだったけど、エリートの下降志向みたいなものが鼻に
つくようになってから割とどうでも良くなってきたなあ。神代さんが実人生では相当に
屈折した苦労人だったのはよく知ってはいるけど、五社で監督出来たというだけでエリートなんだよね。
日活時代に接触はなかったみたいだが、イマヘイの後継者となると神代なんだろうけどねえ。 歩行者天国のお金くれへん、100円でええねんと言う女のシーンは原作にあったのでしょうか、それともゴジさんのオリジナルでしょうか。 原作にはありません、エンヤートットや
鉄柵弾き損ねた部分戻ってなぞるとかアドリブ多いね、この映画。 XEROXのCM、「What to do next」のインサートも含めて
映画オリジナルが多いんですね。
桃井かおりの真っ白なパンツに思わず勃起した、若かったあの頃の俺。 そーゆう事を書くとなんとなく川沿いのアパートでなにも怖く無くなったり
赤い手ぬぐいマフラーにしたり石鹸がカタカタ鳴ったりする現象が起きるんで気を付けてくれ。 最近見たんだけど、がっかりだったな。
藤田敏八映画を、手抜きして平板にし、さらにひたすら暗く感じ。
昔読んだ原作の方はもう少し面白かったような覚えがあるが。 この映画のサントラって出てる?
以前雨のアムステルダムだったかに入ってたの聞いたけど
映画とは別ヴァージョンだった テーマ曲だけならロック画報 No.22 Special Sampler CDに。本屋で探せ! テーマ曲がジョン・レノンの「マインドゲーム」に似ている >>28
それ、映画で流れてるのとは違うバージョンだよ。
オリジナルは音盤化されてないはず。 この頃の桃井って洞口依子に似てない?不満顔というかブスったれたような顔というか
ま、桃井のほうが金持ちの我がまま娘風だけど >>30
バリー・ホワイト「愛のテーマ」みたいな曲もあったな
何とも`70年代前半のムードだなあ
いや、大好きなんですがね。 学生運動とか出てきて、当時を知らない世代としては
イマイチよくわからん映画だった。
この映画を青春映画の傑作に挙げてる人もいるが、それほどの名作と思えん。
ショーケンはカッコよかったけどな。 >>36
時代背景を少し勉強してからもう一回見ると違って見えると思うよ。 壇ふみ、あのころよかったな。
歳月の流れは過酷だ。 司法試験を受ける大学生にもラグビーの選手にも、まったく見えないショーケン最高! >>36 当時を知らない世代としてはイマイチよくわからん映画だった。
??
その辺は、実によく出来てた作品だったと思うんだけどねぇ、、。笑
つまり、、、学生運動崩れなんですよ、萩原もその先輩も。
高橋昌也演じる成城のおじさんも、当時としてはよく居たタイプ。この映画の壇ふみタイプも当時はよく見かけた。
うろ覚えなので、また見直してみますけども、、、
その空気が分らん様なら、おそらく(当時を描いた)邦画の何見ても分らんでしょう、、、
アンタがどんだけ偉い人かは知らないが、分らんことをひけらかしていちゃ駄目ですよ。
俺にとっては、ショーケン=蹉跌、、、、。これほどの嵌り役は無かったのではないか。
この映画見たら、他の出演作すべてが霞んでしまうと思う。
>>30 テーマ曲がジョン・レノンの「マインドゲーム」に似ている
マインドゲームをアレンジしたものだと思ってたよ。笑
>>36
この映画の脚本を書いた人が監督した映画が何本かあるが、見てズッコケた記憶が有る。
寡作で有名な人らしいけど、、気負い過ぎているんだよね。以上、余談でした。
>>47
ラストに出てくる刑事、、、太陽にほえろのデカですね、、、下川辰平が出てきますねぇ、、、
面白い配役ですねぇ、、、。(太陽では、萩原健一は、若手の刑事役だった)
そして事件のオチを説明してくれますねぇ、女って怖いですねぇ、、、、、面白い映画でしたネェ、、、。
最初に見た時には、ま、そんな印象だったな。
やたら振り向くことを指摘されていたのと、音楽が綺麗だったのと、
やたらSlowのシーンを多用していたことだけしか記憶にない。 >>52 音楽が綺麗
どんな風でしたか? 専門スレなんで、もう少し詳しく書いた方がよいのでは。
ここは、劇団幹部や俳優崩れも読んでいるようですよ。 以前、井上尭之の代表曲のオリジナルサントラ盤がLPレコードでありました。
「傷だらけの天使」などとカップリングされて、「青春の蹉跌」の
オリジナルのテーマ曲(そう、林美雄パックのエンディング曲と同じもの)
が入っていました。
CDにはなっていないと思いますが・・・。 >>57
サントラ盤は「アフリカの光」とカップリングだったんじゃないかな?
僕も今から25年以上前に中古盤屋で見掛けただけだから、記憶は曖昧だが。
しかし、買っておけば良かった。後悔。
アルバムとしてはCD化されていないが、数年前に「ロック画報」の特典CDに、あの代表曲だけは収録されました。 過去レスに同じ書き込みありましたね。
どうも失礼致しました。
カップリングは「雨のアムステルダム」だったんだ。
映画とは違うバージョンだったとは知らなかった。 いま、テレ朝でこの映画のもとになったと言われてる実話についてやってました
事件について初めて知ったけど、
これは男が単純に馬鹿だと思ってみてたけど、
実は子供が自分の子ではなかったと聞いた時の男の気持ちを考えると、
凄い虚しい気持ちになったよ…。
昔、付き合ってた彼女と似たような事があったから、
余計に気持ちが墜ちるな…。 誰が本当の父親だったかはいまだに解らないらしい
現実のほうは、初審判で血液型が合わないと聞かされた瞬間、
ため息のような声だしながらその場に泣き崩れたと
当時取材してた新聞記者のお爺さんがインタビュー答えてた おなかの子の本当のお父さん生きてたら今頃60代くらいなのかなぁ
犯人の男の人は出所して、今は結婚しているらしいですね。
お腹のこの本当の父親は、どんな気持ちで事件の報道とかを見ていたんでしょう。 映画になったことも知ってそうだ
このスレ見にこないかなw 先日亡くなったフランク永井の自殺未遂の原因は、
愛人との間に出来た子供の養育費だったそうだが、
事件後、DNA鑑定すると、フランク永井の子供ではなかったのだとか。
悲劇としか言い様がない。 原作面白いよ。石川達三の作品は晩年以外どれも面白くてお勧め。
石川達三で初めて読んだのが『青春の蹉跌』だった。
原作を知ってると、映画版は躊躇してしまう。ショーケンも桃井かおりもしっくりこない。
おれが連想した江藤賢一郎は堤真一。二十年前だけど。どう?
それにしても、最近では、石川達三の本も消えてしまってる。昔は、新潮文庫にいっばいあった。
今や、新潮文庫にも、これと『四十八歳の抵抗』だけ。『金環蝕』なら他社から出てるけど、
ほかはもうだめ。『蒼ボウ』のボウが変換できないくらいだ。
映画はまだ、レンタルがあるからDVD化も可能だろうけど、本のほうは一旦失われるとおしまいだな。
将来、新潮文庫が大々的に復活させるなんて考えられない。この原作すら入手できなくなる時代がくる。
映画版のほうだけでも、レンタルにせよ、入手しやすくしておいてほしい。 さっき日本映画専門チャンネルで初めて観たよ
何だか凄く短くて、豪華キャストによる事件の再現フィルムみたいだった
もしかして、沢山カットされててオリジナルとは言えない放送だったのかな
でも、ラスト15分の雪山シーンや結末までの流れは噂通り良かったです
あと音楽の重要性を再確認させられた
もしこの映画の音楽が別の人によるものだったら、凄くダラダラした嫌な作品になってたと思う。 原作のほうがよかったみたいな意見があるが両者は別物。
その評価の仕方はあまり意味がないと思う。
ショーケンのかったるそうな演技(素か?)は
司法試験を目指す上昇志向の強い学生にはみえない。
その意味ではリアリティがなく変なのだが
逆にあの時代の雰囲気と合致してしまった。
ショーケンは、これと「約束」で決まりでしょう。 映画を見てから読んだ原作は面白かったが、トラウマになりそうだった。 桃井かおりはこの頃から既に中年女に見えるな
故に今もあまり印象変わらん。 日本映画専門チャンネルで初めて観た。直前に神代辰巳特番も観れば、オープニングでショーケンがローラースケート穿いてる意味が解るぜw 100円女=芹明香ですね
ロマンポルノでも神代さんとは何本も組んでて、
一般作でも「宵待草」「櫛の火」「離婚しない女」「噛む女」に出演
ショーケンとは「前略おふくろ様」でも共演してますな。 この映画にはあの時代の空気感が染み込んでいる
喫茶店でのカンパ要請とか夜道でのテロとか
新宿発松本行き急行で東京を去る森本レオ一家とか
一方でゼロックスのTVCMや
無個性ニコニコの壇ふみが次の時代を予告している
挫折した元ブントの焦燥と空虚を
ショーケンがあれほどのリアリティーで演じられるとは
神代監督、撮影の姫田真佐久、音楽の井上尭之
それぞれの全盛期が幸運な一致をした映画史に残る傑作。
石川達三さんの小説とは別のものですね。
↑こういう書き込みがあるから2chは侮れない。すばらしい。 「青春の蹉跌」、「私が棄てた女」、それと、エリザベステーラーの「陽のあたる場所」、これらを観比べると面白いかも? >>92
なかなか見る機会薄いが「赤い鳥逃げた?」もいい。
「赤い〜」「蹉跌」に関わったゴジが自分の中で昇華させたのが「青春の殺人者」かな ・青春の蹉跌は萩原健一がいたから撮った映画で、これが例えば三浦友和だったら撮っていない
・長谷川和彦とは、仕事の接点はなかったが麻雀仲間だった
・青春の蹉跌は、長谷川和彦の脚本とはかなり違ってる
・原作の石川達三は、長谷川和彦の脚色に異議を唱えていた
・専門学校時代の滝田洋二郎がアルバイトでエキストラ出演している >>83
意味わからなかった。
鉄柵を弾き直すところとかも含めて、完璧主義で、築き上げたものやその足元はもろいことをローラースケートで表現って
ことですか?
それを表現してたらクマさん天才やで。。。 >>96
後付けかもしれないが、
ショーケンが提示したそれらの映像を掬い上げてつなげていくのは
偶然ではなく感性でしょ。
ショーケンにしてもクマさんにしても天才だよ。 明後日のぴあフィルムフェスティバルで上映されますね。
ゴジと岩井某の対談付きで。 ぴあフィルムフェスティバル、行ってきました。
岩井がリメイクを企画しているそうです。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています