七人の侍で誰が好き?
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登場人物みんな個性があるが、誰が好き?
与平(左ト全)がいいな「米ぬすまれたぁ〜」 久蔵が撃たれた時の、勝四郎の嗚咽は、見ている人の気持ちをすごく
代弁してくれたと思う 個人的に好きなのは、スローモーに倒れる事が出来る黄門さま。 三船と外人の2人しか出てこない映画なんていったけ?
俺的には三船のインパクトが七人の侍に匹敵するのだが・・・ >250
これだな。
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/〜tatuki/xa/xa-m-hell.html 失礼。こっち。
ttp://www.warmovie.com/museum/theater/theater_005.html すれを読むと、誰が好き?の問いに
志村、三船、宮口の3人が一番よく出る名前なんだな。
ということは宮口が一番得をしている。
だって、志村と三船は黒澤映画の二枚看板だから、
名前が挙がって当然。目だって当たり前。すかれて当然。
宮口は、その儲けもの。
おまけに、チャンバラもできなかったのにおいしい役。
しかも映画のおかげでいろいろ賞までとったとか。
>>253
あのしぶーい顔で久蔵に選ばれた様なもんだ。役者は顔も命 >>251 >>252 ありがとう!
太平洋の地獄っていうんだ!
25年くらい前にたまたまTVで放送してるのを見て、
最初は三船って知らなかったけれど・・・。
後日知った。 久蔵の役って、最初は森雅之の予定だったとか。
スケジュールが合わなくて宮口に回ってきたと聞いた。 それに宮口は「生きる」でも、にらみ利かせるヤクザの親分を
演じたし、それだけ存在感があるっていうのもいい役者の証拠だし。
なにかで読んだ黒澤本人の談。
「アメリカ人は勘べいが好きでフランス人は久蔵が好き。イタリア人は菊千代が好き」 そうすると日本人は勝四郎(木村功)だな。アメリカの小判鮫w 誰が好きかというのと自分が誰に感情移入して
この映画を見るかというのは違うような気がする。 どこかで読んだけど、
勘兵衛は日本人好み(強くて賢くて優しくて厳しい理想のリーダー)
菊千代はアメリカ人好み(全身で表現するエンターテイナー、道化)
久蔵はフランス人好み(渋くてニヒルで格好いい)
って聞いた。
私は誰が一番好きか、なんて、とうてい決められません。
侍の七人はもとより、百姓も人足も魅力的すぎて。
この作品を彩る全ての登場人物が大好きです。
野武士ですら、TVの時代劇に出てくる悪役みたいな憎たらしさがなく、
どことなくだけど、気の毒な感じさえ漂ってるし。 登場人物からはとても選べないけど、
役者としては加東大介が一番好き。
勘兵衛と再会したとき、最後に見せる不敵な微笑に惚れました。
誰かが言ってたな。「今度こそ死ぬかもしれんぞ」って言われてあの笑顔を出せるのは
南方戦線から生きて帰ってこれた加東にしか出来ないって。 >>267
戦争体験した人間でも死にに行くのに笑えんだろ。妄想だよ 全島玉砕がほぼ確実だったマノクワリ島から本土へ帰れるという内示を貰った時に、
「せっかく劇場を建設中なのに、役者が舞台を捨てて逃げ出せるか!」
と島に残って演劇部隊で芝居を続ける事を選んだ役者だぞ?
本当に「自ら望んで死地に身を投じた」経験のある人なんだよ。
>>269
「あの世」でもあると言う「妄想」を信じない限り笑って死を待つのは無理だよな? >>271
それか、よほど生きているのがつらい人もそうだろうな。 志乃に決まってます。
実戦をお願いしたいくらい好きです。 おれは五郎兵衛が好きだな。彼が「七人の侍」に参加するまでに、
どのような人生を歩んだのかを(勝手に)想像していると、なぜかとても感傷的な気分になる。
菊千代なんかもそうだけどね。 >>270
すげえ。本物の侍だ。
やっぱりいいなあ加東大介。 >>270を読むと何か威勢のいい啖呵を切って居残ったように感じられるけど
「南の島に雪が降る」を読むとやっぱり葛藤はあったようだ そりゃ勿論そうだよ。
でも、帰るか残るかを悩みながらいつのまにか建設中の劇場に足が向き、
花道を歩いてる時にハッと「無理を言って花道を作って貰ったのは俺じゃないか」
と気付いて「内地に戻っても芝居はできないだろう、でもここには俺を待ってる”板”がある!」
と残留を決心する所はやっぱり名場面だと思うよ。
尺を食うし美談になりすぎるからカットしたんだろうけど、映画に入れてたらいい場面になったろうにねぇ。 逆だろ、本番で全員走らせて見たら意外にも宮口氏が一番速かった。 宮口精二が晩年シェークスピア劇の端役で出演した折に
本場イギリスから招聘された演出家が
あの老人の佇まいは出演者の中で一番エレガントだがいったい何者?
とスタッフに質問して彼はセブンサムライの久蔵だと聞かされ
静かに頭を下げて一礼して真摯に演出して最後にサイン貰って帰った
と云うエピーソドが好きです 「アマデウス」ね。
ちなみにお辞儀したのは
最初に紹介された時だよ。
勝四郎
志乃とのセックスが普通の立派な人間の営みに見えた。 七郎次だな
「今度こそ死ぬかもしれんぞ」って言われてニヤリ
周りとの会話が少なく軽く空気状態
野武士の本拠に行こうする素振りなし
一人だけ刀より敵との距離がある槍
殺し方も家の壁越しなど安全な場所からばかり
で、生き残る
かっこよすぎる >>285
だけどそいつがやっぱり生き残る・・・・殺人プロの凄み
平八
百姓に「向こうを(野武士)怖いだろうが、向こうもこっちを怖い」など怖いのは決して恥じゃない、むしろ恐怖心は心の中にあった方がいいと教育する。利吉を救おうと危ない所に飛び出して撃ち死にした勇敢さ。まあ口達者役が妙にハマる千秋実が好きなんだけどね。 骨までびしょ濡れだっと。
やい、侍見つかったかい
安くて強くて物好きなのがよぅ! >>285-287
言われてみるとそうだな。
一つ一つのシーンを見ても七郎次の生存能力は飛び抜けてる。
これってマジでそういうのを意図して演出したのかな。
登場人物全員に細かい設定があったのは聞いたことあるけど。
例えば与平にはブサイクな嫁と子供が二人いて、別居状態とか。 生き残る人は無理をしない ファインプレーをしない 感情的にならない
正義感に燃えない 安全確実に潰していくだけ 今度こそ死ぬかも(ryのシーンは死を覚悟した笑いだと思っていたけど
俺死なーしwwwm9(^Д^)プギャーに 見えてきた つまり七郎次は"Right Stuff"の持ち主だったんですね、わかります。 今日初めて見た
勝四郎が最後まで松岡修造にしか見えんかった
そんな俺は久蔵に惹かれた 俺も昨日見たw
やっぱり久蔵だな。
日本人は多くを語らないのが好きなんだよ。
昔、黒沢スレに書いてあったことだが
七人の侍のリバイバル上映に行ったら前の席に女子高生2人で見に来ているのがいて
久蔵が死んだシーンで2人は「キャー」と同時に叫んで、「なんで、なんで・・」と
しょぼくれていたとのこと。
久蔵は女子高生にも人気があるらしい。 あと少しで勝てるってとこでバーンだしなぁ・・・菊千代も実に
あっけない最期だった。 薪割りのおっさんなんか
まだ何もしてないうちに死んじゃったじゃんか 五郎兵衛はやられるシーンすらなく死体で運ばれてくる 最近の軟弱な中性的イケメンよりこの時代の役者のがいい顔してるわ 305 :考える名無しさん:2008/12/03(水) 15:47:44 0
富国強兵を目指して肉を食べ始めた日本人が敗戦後
ヒョロヒョロのジャニーズ系をプッシュしているのが興味深い
そして、ジャニー喜多川の経歴を見て何故だか妙に納得してしまう、今日この頃
by外人ベジタリアン
久蔵は、ほんと、いい顔してる。。。。宮口、儲け役すぎw。 >>295
パトレイバーのネタか?「正しい資質」って意味だろ。
七郎次って、当初は物売りに化けていたから丸腰だったけど、
リーチのある長槍を武器に選んだんだよな。
勘兵衛の意図を汲んでのこととはいえ、村で最初にやったことは馬防柵を作ること。
野武士の物見3人を最初に発見したのも七郎次。
菊千代や平八が馬で遊んで、勝四郎と志乃が裏山で戯れていた間も、常に警戒していたんだな。
しかも取り乱すことなく、冷静にリーダーの勘兵衛に報告。
久蔵が撃たれても、菊千代や勝四郎と違って無謀に突っ込んでいかなかった。
そりゃ最後まで生き残るわ。本当にサバイバル能力のある奴だ。
人生、というか世の中も戦場みたいなもの。
七郎次のような危機管理能力は見習うべきかも。特に今の時世では。 >七郎次って、当初は物売りに化けていたから丸腰だったけど、
丸腰に非ず。担いでいた天秤が「仕込み槍」であったのは、言うまでもない。 やっぱり久蔵だな。
小柄なんだけど、走る姿がクール。 七人の侍の中なら五郎兵衛かな
その他では両津みたいな眉毛の奴だな >>310
たたらじゅんで検索したらそれっぽかったからその人だと思う
最初のほうに出てくる3人組の1人で、菊千代を連れてきたやたら威勢のいいあんちゃん
多々良純は晩年「徹子の部屋」に出たとき
「七人の侍」の思い出話をしたんだけど、
当時の黒澤の長々としつこい演技指導を思い出して
だんだん腹がたってきたのか
「なーにが世界の黒澤だーい!」と毒づいてたな。
さざんかきゅうも「なにが世界の黒澤だ」と撮影の合間に悪口言ってたらしい >七郎次のような危機管理能力は見習うべきかも。特に今の時世では。
自分の判断で
勘兵衛の命令も無視する。
単なるイエスマンでもない。 >>307
そうだったのか。ますますもってすげえ奴。
てっきり万造が落ち武者狩りでゲットしてたアレだとばかり。
>>314
そんなシーンあったっけ。 >>そんなシーンあったっけ。
決戦前夜。
勘兵衛→全員交代で見張りにつけ。
七郎次→見張りは俺が一人でやるから、みんなは寝ろ。
>>318
ああ、思い出した。サンクス。
あのシーンは万造たちに気を利かせた、と解釈してたけど、
少し深読みすると、百姓たちに見張りを任せる事への不安ともとれるな。
実際、菊千代は与平に任せてあわや侵入されそうになってたし。
つくづく生存能力の高い奴。
どこで何やってもうまく生きていけそうだな。
あのまま物売りやっててもよかったんでは。
あのまま村に留まって百姓も務まるな。
今「七人の侍」を見ると、以前とは全然違う見方ができそう。 百姓たちの疲労を感じ取って
今夜は熟睡させた方がいいと判断した。
勘兵衛はそこまで気づいてない
(というより考えていない)
麦刈りの場面でも柵を作る場面でも
七郎次だけが他の侍と違い百姓と一緒に仕事して
汗流してる。(菊千代は別にして)
>百姓たちに見張りを任せる事への不安ともとれるな。
その前の夜までは、交代してたんじゃない?
さすがに体がもたないだろう。 こんなスレがあったとはw
俺は久蔵に一票。死んだ時は勝四郎と一緒に号泣したなw 勝四郎という信奉者がいなかったら久蔵にこれほどの人気が出ただろうか?
>>323
勝四郎に関係なく一番かっこいいだろうて そして中の人はただのオッサンというのもポイントが高い >>325
他の映画じゃダメなおっさんの役ばかりだもんな。宮口精二。
例外としては「生きる」のヤクザ。
ほんと、久蔵の役は彼の白眉だわ。
当初は森雅之が演じる予定だったそうだから、いい役もらえて幸運だったね。
撮影は命がけの連続だったそうだけど。 七郎次の、勘兵衛と衆道の関係にあるような雰囲気が好きだな。
勝四郎「あの・・・つかぬ事を・・・」
七郎次「何だ?・・・早く言え」
勝四郎「あの・・・いえ、やはり戦場では先生の・・・
あの・・・ソッチの御奉仕もなさって来られたのですか?」
七郎次(二ヤリ) 菊千代「おい!ヒヨッコ、衆道って知ってるか?」
勝四郎「ええ・・・一応耳には・・・」
菊千代「見な、あの御立派な2人のおさむれえ様は間違えなく出来てるぜ。
お、おめえも良く見りゃイイ男だ、夜は坊主頭にせいぜい気ィ付けるんだな!」
勝四郎「そんな!・・・先生に限って!」
菊千代「だからおめーはヒヨッコだってのよ。山にも戦場(いくさば)にも女なんて居ねえ。
あとは自然に・・・だ。嘘だと思うなら、あのタイコッ腹に聞いてみな!」
>329に続く・・・ 昔、高野山でそれっぽい出来事に出くわしたのを思い出した。
あそこは女人禁制だからみんな色々たまってるようで、
風呂上りに着替えてるといきなり入ってくるんだよな。
その夜は怖くて眠れなかった。 >>1
俺も与平のその台詞好きだw
あと、利吉が勘兵衛に山はどうだ?とか質問されてるときに必死に「はい!!」「はい!!」
って言うシーンも大好き シナリオ「七人の久蔵」
久蔵A「拙者の勝ちだ」
久蔵B「違う。拙者の勝ちだ」
久蔵C「違う。拙者の勝ちだ」
久蔵D「違う。拙者の勝ちだ」
久蔵E「違う。拙者の勝ちだ」
久蔵F「違う。拙者の勝ちだ」
久蔵G「違う。拙者の勝ちだ」
Return to A. 10 PRINT"七人の侍”;
20 A$="久蔵”,C$="違う、拙者の勝ちだ”;
30 FOR I=1 TO 7
40 PRINT A$+B$(CAB(225+I))+C$;
50 NEXT
60 GOTO 30 BASICか?FORTRUNか? なつかしい・・・・ >>326
東郷外相 「勝つか負けるかはもう問題ではない。
国民を生かすか殺すかなのです・・・・失礼するッ!」
・・・も、かっこよくて好きだけどね。 >>337
あと2000万!日本男子の半分を特攻に出すつもりで戦えば! >>326
>>撮影は命がけの連続だったそうだけど。
茂助(小杉義男)の竹槍の突きを避けるシーンでは
何百回もリテイクしたらしいな。リアルじゃ完全に強さは逆だから。
突く方も突かれる方も怖くてしょうがなかったとか。
あと、矢が飛んでくるのを間一髪で避けるシーン、
あの矢を射たのは勝四郎役の木村功。彼は学生の時に弓道の選手だったから。
これも、どちらもすごく怖かったらしい。
黒澤も、宮口がいつ倒れるか懸念していた。
彼は毎日カツ丼食ってこの過酷な撮影を乗り切った。
まさに一世一代の演技。
そんな役者根性を具現化した結晶とも言うべき久蔵が大好きです。
この役のおかげで、彼は海外でも一目置かれる存在だし。 寡黙でストイック。
SAMURAI像の典型だもんね
久蔵はフランス人に受けたそうな。
アメリカ人はもちろん菊千代。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています