成瀬巳喜男 『浮雲』 2
原作だと、あの後仕事ほっぽらかして、鹿児島で女の所に転がり込むんだよ。 >>301です
>>302
それはあとで知って笑ったw >>301
東宝でもあれを入れるのは異論があったらしいよ。
>>304
リメイクには反対です。
森と高峰だからいいと思う。
藤本が「花の命は・・・」の後に「終」を入れろと。
成瀬は必要ないと。
以上。 駄目人間演技の東西横綱は
東、森雅之。
西、森繁久弥。 成瀬映画での駄目男だと、他には「銀座化粧」の三島雅夫、「稲妻」の植村謙二郎
「杏っ子」の木村功、「あらくれ」の加東大介などが印象的だ。
フェリ−ニの「青春群像」の連中と通ずるものがある。 「めし」「山の音」「あらくれ」の上原謙もダメ男の部類だな。
上原謙はダメっぷりが上手い役者だな。
森雅之は実生活でも、子どもを認知しようとしなかったダメ人間。 だから娘ヤケ起こして本番したのか・・・
井筒が「二代目はクリスチャン」現場で
「中島さん、あれ、ホンマに本番しはったんでっか?」
と聞いたら イエス だったと。 >>312
神保町シアターでダメ男特集やっていたところなんだが、
壁にもてる←→もてない、金持ち←→貧乏のダメ男マトリクスがあって、
「杏っ子」の木村功はもてない&貧乏の最強コーナーに位置していたw 『女の中にいる他人』を見た。
中北千枝子の黒ぶちメガネに笑った。 現代に直せばセフレで割り切れるんじゃないかと思う。
駄目男相手でも身体の相性が良すぎると困り者。
貞操感がなくなってきているからと言って、
肉体関係が先導する恋愛感情は高ぶらないってことはないよ。
そういう機会が増えることにはなっても。 児玉清が亡くなったけど、奥さんの北川町子は後半の成瀬映画によく出てたね。
ん十年ぶりに葬儀とか公の場に現れるのだろうか。 ↑
まあ、好みは人それぞれだから意見があるのは当たり前だが、
お子ちゃまなんだね、としか言いようがない感想だな いや驚いた。
映画をどう見ようが当人の勝手だが「浮雲」より「秋津温泉」の方が上とは…
うっかりこのブログを見てしまった若い人が「浮雲」を見るのを止めることを
心底恐れる。 そりゃ駄作ではないが「浮雲」とは比較にならんだろ。さすがに。 森雅之演ずる富岡が直ぐに女とできるところがどうも
原作では鹿児島の旅館の女中(千石規子)ともできちゃうらしいし
何度か見て少しづつ良さは分かってきたけど、
男と女の腐れ縁なら「洲崎パラダイス 赤信号」の方がカラッとしてて好き 芝木好子なんて誰も読まないだろうが、
原作もいい小説だった。
映画化がうまく成功した例だと思う 「秋津温泉」は長門裕之がダメダメ。
ダメ人間の役だけど演技が致命的にダメダメなので救いようが無い。
森雅之とは比べるまでもないが、演技のダメさ加減よりどうしようもないのが、
長門に気品のかけらもないこと。
こればっかりは本人の努力でどうなるものでもない。
最初の予定どおり芥川比呂志だったらまだましな映画になっていただろう。
いくら好みの問題だといっても「浮雲」より「秋津温泉」がいいだなんて、
こと映画の鑑賞眼については「自分は盲目です」と告白しているようなもの。
これで本人は映画通を気取っているみたいなのが片腹痛い。
10年ぐらい屋久島にこもって修行しろといいたい。 あの役に気品必要か?
確かに芥川は墨東奇譚でも無駄に気品あったけど。 「秋津温泉」は映像がすべてだろう・・
あと 仰々しさ 長門の気品がどうのとまでは思わないが、秋津温泉の長門は苦手。
ついでにいえば岡田も苦手なのが俺にとっては致命的。
「秋津温泉」の頃の長門裕之は、サザンの桑田佳祐そっくりなのが鑑賞の妨げになっている(w 痴呆の女房を平気で人前にさらす男に気品もくそもないだろ。
そんなことを言えば認知してない娘がポルノ女優だった森さんも駄目だろう。 >>344 長門本人の責任と判断
>>345 成人した娘の責任と判断で森は直接的には無関係 本人に向かって「運命」と言い放って認知しなかった時、娘は未成年だったがね。
いずれにせよ、人としては森もほめられたもんじゃないのは確かだが
森も長門も別に私生活での行いによって品があるとかないとか語るのはナンセンス。 人としての品性に欠けるから演技も下品になるってことだよ。
話しを元に戻そう。
>>329
この人の勘違いは、全く自分の独断と偏見による個人的趣向に過ぎないのに、
それを高い見識と感性で映画「浮雲」を見透かし、本質を喝破したかの如く
傲然と書いている事。名作を、そんなひねた見方しか出来ないのかと呆れる。
だから、アンタは売れない漫画家なんだよと切り返したくなる。 秋津の方が好きだと言っているだけなのに、
「上とは…」って言い出してる>>331もなんだか。 そうだよね
名画名作だからといって万人に好まれるわけではないし
秋津の方が好きと言う人がいてもそれを排除してはいけない その通りだね。映画の見方なんて人それぞれ違って当然だし、
それを他人がとやかく言うのは間違ってると思うよ。
というわけで>>349はアホ
いやいや。あの文章は明らかに「浮雲」を駄作と貶め、比較して「秋津温泉」
を褒めてるだろう。
せめて「自分はこう思った」という節度ある書き方なら誰も憤慨しない。
まぁ、世間から傑作との評価が下されている映画をけなして、一般にあまり
知られていない映画を引き合いに出して「論評」するというやり方は、プロの
評論家にもたまに見られるから、本人はいい気になって書いてるんだろう。
同じけなすにしても、ユニークな視点からのものであれば傾聴に値するが、
あの文面は、まともな批評になっていない筋違いの駄文。
「映画の見方は人それぞれ」というのはその通りだが、少なくともああいう
批判的評価を下す文章をネットで公開するなら、それなりの見識が必要だ。 >批判的評価を下す文章をネットで公開するなら、それなりの見識が必要だ。
ネットでは主観的な論評が多く公開されているが、その見識で言えば閉鎖されなければならないものが少なくない
でもそんなことはなくて、見る側がどう受け取るか、読むか、感じるか、が重要なんだよ
他人の評価を排除せず、しかし自分で評価することが大切なんだ そりゃ一般人ならそうだろうが、この御仁は漫画家だか小説家だかなんだろう?
全然知らんけど。
五流作家だとしても一応クリエイターなら、0.000001ミリシーベルト位の影響力はあるだろう。
そういう輩が「浮雲」の高評価のせいで女性客が映画から遠のいたとか、酔っ払いのたわ言より
たちが悪い暴言。おまけに森雅之の演技を茶化すに至っては悪ふざけが悪質過ぎ。
まともな鑑賞能力のない人間に限って勘違いしているのが多いのは世の常ではあるが。 >そりゃ一般人ならそうだろうが、この御仁は漫画家だか小説家だかなんだろう?
>全然知らんけど。
たいした業績もないのに、なんとWikに出ている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%94%B0%E9%9B%85%E5%96%9C
本人が書いたのだろう(w
山内鉄也監督の『忍者狩り』を此の人の映画の基準とすれば、「浮雲」を酷評
するのを理解できないこともない >361
一生懸命考えたんだろうよ、許してやれやw 森本哲郎が、公開当時に「夫婦善哉」とともに、日本映画は、こんな後ろ向きの映画ばかりがもてはやされると非難した事がある。
日本の芸能の伝統だしな。浄瑠璃とか歌舞伎とか。
活劇も仇討ものや滅びものが多いし。 森本哲郎って、あの精力絶倫元NHKアナの兄貴か?
とんでもない見当外れのいいがかりだな。
こういう、ハナから映画の鑑賞能力にない野郎にエラソーに
映画の批評なんぞして欲しくないな。
弟に比べて自分は全くモテないから、ダメ男のくせに
美女にモテモテの森繁や森雅之がうらやましかったんだろうな。
だったら、正直にそう書けばいいのに(蔑笑 森本哲郎が朝日新聞記者のころの話しだね。当時の朝日新聞は今以上に左翼だったから、
共産主義的立場から視ると、ロクに労働も生産もせずに女の尻ばかり追いかけている事になり
そう判断せざるを得ないのだろう。
小津安二郎も、世の中が「安保反対」の怒号の嵐だった時代に、どこ吹く風とばかりに、
そんな世評を盛り込まず、のんびりと娘を嫁に行かせる映画ばかり撮っていたので、
ブルジョワとばかりに酷評する批評家も居た。
森本兄弟って、声はそっくりなのに顔はまるで違うよね。 森本さんの言うとおりだな。
こんな糞つまらない映画をいつまでも
もてはやしてる>>366がアホ そんな糞つまらない映画のスレにノコノコやって来て
毒舌吐く>>366はベトナム帰りの伐採作業者。 >浮雲
こんど、ツタヤで借りよう。
山田洋次監督が選んだ日本の名作100本
でやって欲しかった。 日本の名作100本って家族が描かれている作品に限ってるわけだから選ばれるワケない
っていうか浮雲は山田洋次チョイスと関係なく放送したぞ。 人間の条件、のどこが家族なのかは小一時間問い詰めたいけどな どこが家族篇なのか、問いただしたいチョイスがいくつかある DVDで初めて観ました。ストーリーは今となっては何だかなーですが、デコとモーリ
の職人芸的演技はさすがですね。モーリは黙っていても演技になるのでw、
デコの熱演に感服。
ただ、デコが病気になって死ぬまで何だか血色が良さそうで、その点が不自然というか、
残念。
二人とも極限までダイエットして、この撮影に望んだそうですが、メイクでもう少し
何とかならなかったのかと。 >>381
見たことないけど、岡田真理子の演技はどうでしたか? >>383
岡田茉莉子だよね。出てましたね〜、印象薄くて、演技云々は何とも言えないけどw
台詞少なく、始終無表情で。当時としては(今でも?)、近寄りがたい程の美女ですな。 東京出てからの不幸っぷりがワロス > 岡田
森、住み着いてるしw 面白かったけど高峰秀子にイライラする。
なんであんな男がそれほどいいのだろう?
失望すればするほど執着している。
森雅之にもイライラ。
もう冷めてしまったのならきっぱり絶縁すればいいのに!
こんなにイライラさせるのはやっぱりこのお二人は演技達者なのか・・・ 昔の女性の話し方が今と違って間延びしないできびきびとしていて何か
新鮮で、良いなと思った。
私の世代ではリアルタイムで高峰秀子を見る事は無かったけれど
綺麗だな〜って美しい横顔に見蕩れました。 >>311
森雅之は太宰治に似ている。顔つきも。
女性を不幸にする駄目人間 こんな悪い役に農林省職員を指定するなんて
よく、当時の農林省が抗議しなかったものだ。
原作がそうなのだろうが
>>391
自分もそう思う
ダメ人間でどうしようもないけれど色男、の感じがするね
でも森雅之ご本人は全然駄目人間ではないがw
確か終生独身だったよね >>394
「終生独身」どころか、森さんも私生活はそれなりにイロイロあった。
森さんが外で作った子供が女優の中島葵。 小柄な人だよね?
「白痴」のとき、原節子とあまり身長が違わなかったような記憶がある・・・
>>388
原作読んでみたら結構得心がいったよ。
映画を気に入った方は多分原作にハマると思うのでおすすめです。 314 名前:この子の名無しのお祝いに[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 10:25:23.99 ID:rzhecshu
森雅之は実生活でも、子どもを認知しようとしなかったダメ人間。 ○『浮雲』(1955/成瀬巳喜男)−−脚本:水木洋子。原作:林芙美子。撮影:玉井正夫。美術:中古智。
男にとって都合の良い“下のユルイ女”と、片っ端から女に手を出しては嘘をつく“ズルイ男”との別れきれない腐れ縁――。
それを延々二時間以上見せられて、あげく女は結核で死んでしまう。
あまつさえ、ラストの画面に「花の命は短くて/苦しきのみこそ多かりき」と文字が出て、「バカにしてんのかー!」
と怒鳴りたくなる。
私が日本映画をキライになった原因の一つである邦画史上の大ケッサク。
いまの若い人がこれを見て、「名作だ」とか「傑作だ」とかは絶対に思わない。
“転落する女性”と“下のユルイ女”とは全く違う。このヒロインは後者である。それが男性には転落と映るようだ。
http://pink.ap.teacup.com/momoiro3kaku/5.html
いまの若い人がこれを見て、「名作だ」とか「傑作だ」とかは絶対に思わない。
“転落する女性”と“下のユルイ女”とは全く違う。
このヒロインは後者である。それが男性には転落と映るようだ。
ただあまりにも普遍的な――今日でも「発言小町」を見れば同じ悩みが延々綴られ、しかも別れられないでいる
――ダメ男とダメ女のコンビを、ここまでしっかり描いた作品は珍しいので、そういう点では名作かも知れない。
(でも私は『秋津温泉』のほうが愛嬌があって好き)
疲れたヒロインの高峰秀子は男が逃げるタイプで、逃げようとするダメ男の森雅之が、
もう男性達すべての代弁者となって真に迫るズルイ(笑)名演技を披露する。
ズルイ男の浮気相手に岡田茉莉子、ヒロインを犯した義兄に山形勲。いずれもぴったり。
評論家の皆様がこんな作品を持て囃した結果、女性が邦画から離れていった。反省するように。
ストーリーはおいといて、東京のロケと撮影とセット美術が見所。