泥の河 10年ぶりくらいに見た 少し端折ってるのが残念
二人は鯉で始まり鯉で終わる。原作の別れの場面で鯉は舟を追っていく。
鯉=泥の河から一生離れて生きれない生物=舟の一家 だけれども、映画では存在が薄かった
銀子のやさしさに好意を持っていたのに蟹灯を河に何事もなく捨て、一家との溝を
決定的にさせるシーンも省かれていた。
前妻のお見舞いの付け足しはいいんだけど。