小栗 【泥の河】 康平
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原作と映画とでは、作家と映画監督(脚本家も)との感性の違いによって、同じ素材でも表現の違いがあって当たり前だけど…
この映画と原作の違いを比較するのも面白いと思う。
原作では、信雄は喜一の母親に会った日から、その甘い匂いと、妖しげな魅力に惹かれる。
小説では信雄のこの想いがかなり重要なモチーフとなっている。
信雄はいつも喜一の母親の甘い妖しい匂いを思い出している。(勿論、性的なものでは無い )
その後、信雄は喜一の舟に何回か遊びに行くが、それは喜一と遊びたい、という思いよりも母親に会いたい、という想いの方が強い。
だから、たまたま見てしまった母親の夜の姿態に激しい衝撃を受ける。
信雄の父は新潟で友人と新しい商売を始める決心をし、食堂をやめて、一家で新潟に越す事になる。
新潟に出発する前日、喜一の舟が引かれて離れて行くのに気付き、必死に追いかけて行く。
そして、お化け鯉が舟を追いかけて行くのを目撃し、大声で喜一に 知らせる。
しかし、船からの返事は無く、舟は離れて行く…。
そして、信雄一家も明日はこの河を離れて新潟に引っ越してゆくのだ。
映画の中で不自然と思われる挿話、一家で女を見舞いに京都に行くシーンは原作には無い。
何故、この挿話を入れたのか意味不明。 >>343
蓮實や四方田が酷評してる映画は傑作ばかりだからなw 映画祭の映画館変更でやっと見れる
上映までまだ時間あるが、隣のジジババがこういう映画なのにでかいポップコーン用意してて萎える 基本映画祭は大きなスクリーンでやるから仕方ないか
ミニシアターレベルだと売ってないとこ多いが >>361
「場内販売以外の飲み物・食べ物持ち込み禁止」って勝って過ぎる ポップコーンより持ち込みのせんべいバリバリが煩かった
年寄り多いから仕方ないか やっぱり名作だな
ミスを挽回しようと夜の船に誘ったきっちゃんは一生後悔するのか 子役の素朴さがいいね。Yahooのサイトで、子役の演技がクソと、けなしていた意見があったけど、子役が今時のガキタレのようなこましゃくれた演技をしていたら、この映画は駄作に終わってたね 今日のフィルマークスのレビューでもガキが単調な作品とか書いて低い点付けてるが、最近の漫画映画しか見てないとああなるかね 砂場でのきっちゃんのシーンを妄想とか書いてるブログあったけど、父さん生きてた頃に小学校通ってた思い出じゃないの? というか、比較的遊んでる最近の作品「埋もれ木」とか「FOUJITA」の話題が出ないよね。
このスレの住人はマジメな小栗ファンが多いのか。 午前10時の映画祭公開中やから泥の河のレスが増えるのは普通 「泥の河」は小栗の突然変異的な名作
「眠る男」は日常的な駄作 きっちゃんと銀子ちゃんは苦しい境遇を乗り越え、成人してからは幸福な人生を送った
信雄も幸せな家庭を築き、三家族は時々は会って、少年時代の懐かしい思い出を語り合う
と思いたい きっちゃんはヤクザの下っ端で鉄砲玉にされて死亡
銀子は母と同じ道を歩み病に倒れ死亡
信雄はうどん屋を継いでそこそこ幸せな家庭を築く >>377>>378
嫌な性格だな、友達いないだろう 草加とチョンが同列で
尚且つ下に見てるのはお前だろ 加賀まりこが綺麗すぎて違和感的なレビューたまに見るが、観てる部分が違うんだろうな >>357
原作では冒頭に事故で亡くなるオッチャン(芦屋雁之助)
馬車曳きの途中に立ち寄るのはノブオの食堂だけではなくて
キッチャンのお母さんの廓舟の常連でもあるんだよね 銀子が柄杓で信雄の足を洗ってやる
そのせいでほとんど空になった甕をみて、申し訳なさそうな表情を浮かべる信雄 >>357
確かにあの女性は何だったんだろ 父親の母親かと思ったわ 病床の女は晋平の元嫁?
復員しても焼け野原の大阪で再会出来ず
諦めて貞子と再婚、信雄が生まれてから消息が分かった
そんな感じ? 藤田弓子が女から田村を奪い、田村は藤田弓子と一緒に家を捨てて大阪に逃げて来て食堂を開き、信雄を産んだ…。
だろ。 藤田がノブちゃんを孕んだので田村は藤田との駆け落ちを選んだ >>386
夜鷹に花魁クラスの遊女が居るわけ無いからしょうがない いくらキレイでも、風呂にも入らない、どぶくっさい女なんかよく抱けるよな
ロハでもイヤなのに、カネ出してまで… 「泥の河」シナリオ(決定稿)を入手したんだけど、36年も昔の物にしてはコンディション(保存状態)も良好で、つい読み耽ってしまった。
そしたら、半ばの頁に赤鉛筆で書き込みが...
どうやら、舟の姉弟を食堂に招いてささやかながら手厚くもてなした際に、至急の川上りの仕事で軽食を求めて押し掛けた二人の船人のうちの一人の役者さんが所持していた物のようだ。
子供を相手に心ない揶揄を平気で向ける大人の嫌味っぷりが巧かったね。
オーナーの手元を離れて市場に出回っていたということは...
あの役者さんたち、いまでも健在なんだろうか。
http://i.imgur.com/ubHsLsr.jpg
http://i.imgur.com/boIeBDv.jpg
http://i.imgur.com/TIasAOy.jpg >>420
いま、せっかくだから調べてみたたら、シナリオの元のオーナーは「男1」= 淀川曠平(よどがわこうへい)と名のる松竹新喜劇の座員さんだと判明。
一昨年(2015年)の夏に他界。
「男2」= 鈴木淳さんはWikipediaはなかったけど、画像を一枚だけ発見。
時代劇の脇役で鳴らしている様子かな。
http://i.imgur.com/6YpW3fQ.jpg
http://blog.livedoor.jp/donzun-actors/archives/2012-08-09.html?p=2 いろいろと役に立つ副業情報ドットコム
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「泥の河」っぽくね? そんなことあるかいなぁ・・・ホンマやん!
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暇な人は見てみるといいかもしれません
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P2U 早くも秋の風が吹いているね
今年は残暑がなかった
やれやれ 明日っから涼しなるやろ
そろそろ水シャワーやってたら震えるしな
真夏は水シャワーでも温く感じてたのにな 湊橋あたりも変わってしもうて
あの公園で水汲んでたんかいなと
しかし土佐堀を上ってどこへ行ったんかいな
先は限られてたんとちゃうの
西横堀 東横堀 天満堀 寝屋川からどこへ行ったんやろ >>386
あんなに綺麗だったら、順番待ちの行列ができて、もっともっと儲かって廓船の生活なんてしてへんやろうしな だろうな
当時でもああいう戦後10年辺りに適したロケ地を街中で探すのは至難だったはず
冒頭、芦屋雁さんが荷車に曳かれるシーンもアスファルトだし
カラーだったらそういう粗が露骨に見えて気が散るよ
モノクロだからごまかしも利いた 学校くらい行かせてやれなかったのかな?
常に移動してるからか |______________|
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昔にはもどれない・・・・
だけど昔の映画を観れば 昔にもどれる! >>23
たしかに貴重なんだが藤田のほうがきれいでそそられる インテバダヒエ!
ビガデマーン...
ビコーヤ、アリガーン!!
https://i.imgur.com/MvB9MIl.jpg ないね
つか、ちっとも新作映画撮らないじゃん
どうやって食べてるんだw
もう後期高齢者だろ 皮膚=細胞は常に更新し続けているという当たり前の事実
HBO制作「チェルノブイリ」というドラマシリーズを見たんだけど
被爆の何が恐ろしいって、細胞の更新機能がピタリと止まっちゃうんだよね
被爆直後から数日間は見た目も火傷の範囲内だし本人の体調自体には不具合もなく食事も普通にしたり
でも細胞が生まれ変わらないからやがて皮膚は一気に腐っていく
腐るというよりも溶けていく様相らしい
手の施しようもないってさ YouTubeにある関連動画観てたら、きっちゃん役の人が何本かコメント書いてて驚いた。
今年で50歳になるらしい。
そういえば「鬼龍院花子の生涯」にも、きっちゃん出てたな。 9歳の信雄は死と性に気付きかける。そして戦争で多くの人が死んで深く傷ついた日本は、すぐ隣の国で始まった戦争をきっかけに、経済成長のステップを上がり始めている。
冒頭に登場するお化けのような巨大な鯉(こい)は、(原作で明らかなように)死と再生のメタファーだ。見えるのは子供だけ。大人になると見えなくなる。
原作では去りゆく喜一たちの船の後をお化け鯉が追ってゆく。でも小栗康平監督はその場面をカットした
その帰結として人を無慈悲にのむお化け鯉は、死と再生以外にもう1つのメタファーを与えられた。
この少し前まで(あるいはこれ以降もずっと)日本を占領していたアメリカだ。そう解釈すれば、物語に隠されていたテーマの輪郭が明確になる。
『自転車泥棒』や『スタンド・バイ・ミー』など、短い期間に凝縮された少年の成長を描く作品は数多い。本作もその1つだが、作品全体が暗示するのは信雄の成長だけではなく、連合軍総司令官マッカーサーから12歳の少年のようと言われた戦後日本でもある。 大阪の水上生活者っていつ頃までいたんだろ
70年の万博あたりかな キネ旬オールタイムの順位高いな。
確かに名作やが。 銀子は食えなくなった母親の代わりに客を取り、
きっちゃんはヤクザの鉄砲玉になって死に、
のぶちゃんは、リーマンになり昔を懐かしく思い出す。 ↑ネタ尽きとるよなw
さすがに代表作がこの1本ならば あぁ、行って見て来たよ
ひっそりと橋のたもとに...
靱公園を西に向かってあの辺りにまで進む人はほとんどいないだろうね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています