>>635
>本人も感じる部分はあったろうが、それを貫き通したのも渡さんの誠実さ

渡哲也をみていると三国志の関羽が目に浮かんでくる
「忠義の士」

裕次郎→ 劉備
コマサ→ 張飛+孔明(の劣化版)

東映岡田社長に口説かれながらも、「裕次郎さんを裏切ることはできません」のシーンはまさに曹操に口説かれていた関羽そのもの

https://news.yahoo.co.jp/articles/98618aaa2f9e31a73832ff053610263587ecbc43
 二人が岡田社長から招かれたのは赤坂の料亭だった。その席上、岡田社長は、こう切り出したという。
「渡君、高倉健の後を君にやってもらいたいんだ」
 この時すでに高倉健の東映退社が決まっており、後継者として渡さんを引き抜こうとしたのだ。岡田社長は“東映の天皇”と呼ばれ、日本映画の黄金期を築いた立役者。しかも、あの高倉健の後釜に指名されたのだから、これ以上の口説き文句はあるまい。しかし、渡さんは動じることはなかった。
「尊敬する岡田社長のお話は大変有難いのですが、それだけは勘弁してください。恩人である石原裕次郎を裏切ることはできません」