★☆ 新藤兼人 ☆★
>>422
> そういや確かに、ニュース画面などで見かけるロシアの人たちはいつもしかめっ面だ。
寒いからではないのか? ロシアはカソリックではないと思うけれど、カソリック圏では口をあけて大笑いする
ような人はあまり見かけない。笑うときは他人を嘲笑しているとき、といっても
いいくらい。なので笑われることに嫌悪感を示す人は日本よりは多いと思う
笑っていられることは幸福なのかもしれないが、平和ボケすぎても困る一例 >>425
イタリアもフィリピンも
豪快に大笑いする人が山ほどいるわ
まあ、「カソリック」と表記している時点で(ry そういえばあんまり笑わないな、タルコフスキーの映画の登場人物 「縮図」は原作レイプですね。芸妓の苦労を延々と見せつけられるだけ。 一ヶ月ぐらい前の週刊新潮で(文春だったかもしれない)、
乙羽さんとのなれそめや、セックスについて赤裸々に語ってた。
原爆の子の撮影中に結ばれたとか、乙羽さんが亡くなる直前まで
セックスはしてたとか、いくら相手がもう亡くなってるとはいえ、
そこまで喋ってしまうのとは・・・
乙羽さんにとって、僕が初めての男性だった、なんてことまで言ってやがったな。 そろそろ「一枚のハガキ」のDVDが発売されそうですね☆ びっくりしたなあ、そんなにいいのかい?
キネ旬なんてたいしてあてにもしてないが、見てみるわ レンタル開始は10日の金曜らしいすね
朝一で借りてくる予定っす しかし99歳でも世界最高齢の監督ではないんだよね。
101歳の監督がいる。
上には上がいるものだ。 BSでやってた「安城家の舞踏会」、脚本新藤兼人なんだが解説で言及なし。
「大いなる驀進」「弱虫男に強虫女」とか面白い脚本作多いね。 >>443
この人の監督作よりも、脚本作の方がすばらしいと個人的には思う。
脚本家としての才能のほうが上だと思っている。 よくそう言われるけど、具体的に監督の才能がない、もしくは劣る
(新藤の脚本を演出した一流監督たちと比べて)
ってのはどういうところが? 新藤兼人監督の作品リストと、新藤兼人脚本の作品リストを見比べてみた結果、後者のほうが面白い作品が多い、と私は思っています。 もう少し具体的に・・・
たとえばカット割りが下手だとか、役者の演技のつけ方が下手だとか、
乙羽さんを出すことに縛られすぎとかw
ちなみに俺はそうは思わないけど。
ただ、自分監督用と、他人監督用では脚本の書き方がかなり違うと思う。
自分用はやっぱり商売は二の次でマニアックというか、実験的というか。
それが肌に合わない人に、「監督としての才能がない」って
言われちゃうんじゃないの?
でもそうだとしたら、それはあくまで脚本の問題だよね。 70年代は商売として実験的にやってる作品もあると思う。 http://www.saloncinema-cinetwin.jp/news/
>ハリウッド俳優 ベニチオ・デル・トロさんの舞台挨拶が決定致しました!!
>【新藤兼人 百年の軌跡】「原爆の子」を八丁座にて緊急上映が決定!
>なんと、あのハリウッド俳優、ベニチオ・デル・トロさんが舞台挨拶に駆けつけてくださいます!!
>新藤兼人さんの大ファンだというデル・トロさんの貴重なトークと「原爆の子」を是非劇場でお楽しみ下さい。
>■日時:5月12日(土) 「原爆の子」10:10〜12:00上映終了後(約20分間を予定)
>■劇場:八丁座 壱(170席)
この人は、本当に大ファンなんだな。
自分の出演作ではない作品の舞台挨拶をするなんて。 デル・トロ、一ヶ月近くNYと広島で新藤兼人漬けじゃねーかw
兼人はNYの回顧展に行くのだろうか? デル・トロ昨日はゆかりの地である三原を訪ねてたよ
今日は平和公園とトークショー
明日もトークショー http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205110158.html
'12/5/11 米俳優が新藤作品ロケ地巡り
米アカデミー賞俳優のベニチオ・デル・トロさん(45)が10日、
敬愛する映画監督、新藤兼人さん(100)の代表作「裸の島」のロケ地、
三原市の宿祢(すくね)島と佐木島を訪れた。
まず、メーン舞台となった無人島、宿祢島に上陸し、約1時間かけて島内を巡った。
住民の歓迎を受けた佐木島では、出演者の故乙羽信子さんが滞在した民家を訪問。
ロケに協力した堀本逸子さん(72)たちから島を挙げて映画作りに携わったエピソードを聴いた。
デル・トロさんは「監督の映画には各場面にメッセージがあり、今も観客を吸い寄せる。
今回の経験は自分の作品にも反映されるだろう」と感銘を受けた様子だった。
同行した監督の次男で近代映画協会の新藤次郎社長(63)は「父も来日を喜んでいる」と話した。
広島市などで開かれている催し「新藤兼人 百年の軌跡」に参加するため
米国から東京経由で9日、同市に到着。ロケ地訪問は本人の希望で実現した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20120511015801.jpg
【写真説明】堀本さん(右端)から制作当時の話を聴くデル・トロさん(左から3人目)や新藤社長(同2人目)
私が生まれた百年前、日本は強くて豊かな国でした
そして百年たった今も日本は強くて豊かです
だからこれから百年後も日本は大丈夫です
安心してください >>447
オマエのほうこそ、gdgdな割りにはちっとも具体的じゃないw 一ヵ月も経ってなにを唐突に噛み付いてんだw
それに具体的じゃねーか、
自分監督用と他人監督用で脚本の書き分けをしてる
→だから監督作が評判悪いのは、実は演出よりも脚本のせいかも
これ以上ないぐらい具体的 ああ、面倒だから、先回りして言っておこう。
自分監督用の脚本が、どうまずいのかを具体的に書け、
具体的ってのはそういう意味だボケ、とでも返してくるんだろ?
書いてもいいが、どの作品がいい? 「鶴瓶の家族に乾杯」で広島に行ってて船から裸の島が。 最近DVDになった「讃歌」と「絞殺」見た
エロかった 心観た
主役がイケメン過ぎて惚れるわ
ミスチル桜井に似てるな この前来日してたデルトロたんは虫の知らせで会いに来てたのかな。
訃報をきいてどう思うかな 【訃報】映画監督・脚本家の新藤兼人氏が死去/100歳 生涯49本の作品を監督…代表作に『原爆の子』『午後の遺言状』『一枚のハガキ』
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1338359725/ 脚本家としては超一流だったけど監督としてはダメダメだったなぁ これでいよいよ50年代に撮った監督の生き残りも少なくなったな
堀川弘通が最高齢か 新藤監督、合掌。
作品でいちばん好きだったのが、「縮図」。
菅井一郎が乙羽信子に発情する名場面。名優菅井の色気たるや絶品だった。
つぎが、「悪党」。岸田今日子と小沢栄太郎がこれまた名演。
もう一作くらい見たかったなぁ。
追悼上映は生涯テーマだった8・6に掛けて夏頃かな? 日本はこれからも強い国ですと語っていた真の愛国者、新藤さん
慎んでご冥福をお祈りいたします
安らかにお休みください 最後の作品「一枚のハガキ」を映画館で観ることができました
シンプルで力強い傑作でした
新藤監督の演出を稚拙という批評家もいますが、分かってません
最後の最後までアバンギャルドでした
大好きです
>>473
書き飛ばし書き殴りの脚本も多いよ。
特撮映画の「地震列島」とかロマンポルノ「危険な関係」とか、ひどかった。
その一方で「けんかえれじい」「しとやかな獣」のような超傑作もある。
作品によってやる気あるなしの差がおおきい人だった。 脚本では「大いなる驀進」が好き、日本のグランドホテル物では一番でしょう http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012053001001441.html
映画監督の新藤兼人氏が死去 「原爆の子」「裸の島」
「原爆の子」などで知られる映画監督・脚本家で、文化勲章受章者の
新藤兼人(しんどう・かねと、本名兼登=かねと)さんが
29日午前9時24分、老衰のため、東京都港区赤坂の自宅で死去した。
100歳。広島市出身。
1934年、新興キネマ京都撮影所に入社。
溝口健二監督の美術助手などをしながらシナリオを学び、脚本家として活躍。
50年に吉村公三郎監督らと独立プロ「近代映画協会」を設立、翌年「愛妻物語」で監督デビューした。
以後、広島の原爆の悲劇を描いた「原爆の子」、モスクワ国際映画祭でグランプリを獲得した
「裸の島」などの名作を数多く発表。2002年に文化勲章を受章。
2012/05/30 16:06 【共同通信】
夕方の速報で知りました・・・・数々の素晴らしい作品ありがとうございました
哀悼の意を表します 一本筋の通った最後の監督が亡くなられたか。大往生お疲れ様です。魂と作品はこれからも生き続けますよ。 >>476
「縮図」いいよね。
原作は徳田秋声だっけ?
芸者と客が座敷で「ハイな、ハイな」という掛け声かけてやる遊びは
どういうルールなのか誰か知ってる人いる?
じゃんけんみたいなものなのかな? もしかして、戦前の日本映画界を知ってる人で存命なのは森光子だけ? 井上雪子はまだ存命だったような気がする。
サイレント映画のスター。 裸の島と讃歌好きでした
お疲れ様です ご冥福をお祈りいたします 特に好きな監督でもないが
いなくなるともの凄く寂しい感じ
溝口健二の記録映画でも、井上和男の小津映画でも、嬉しそうに先人たちの
事を話していた。田中絹代の評伝も記している。日本映画の生き証人
でしたね。 新藤監督は奥さんと子供をほったらかしにして、音羽信子とずっと同棲
してたんだナ。身勝手な奴だ。それで二人で映画作ったんだよ。社会派の。
音羽信子さんは、品のいいおばあさんのイメージしかなかったので、
新藤映画でけっこう脱いでいるのを見て仰天 ガキにとはいえガチフェラまでしてるしな。
ポルノ解禁国でも逆にアレはアウト。
チンコマンコ丸出しの愛のコリーダの ガキのチンポ抓るシーンも
海外版はカット。 社会派と言われてるけど、根底にあるのは人間賛歌
戦争や核は人間を破壊するから反対
SEXは人間の根源的な営みだから、しっかり描く
>>497
子供は大きくなってから兼人の方についてる。 >>500
49=7×7
新藤監督のとんがったイメージどおりじゃないですか 脚本家として
基本的には依頼された仕事は断らない主義だった
だからB級娯楽作も多数書いている
書くのはすごく速い
出来上がったシナリオの書き直しはやらない
ただし、監督や他の脚本家が直すのはOK 勝手にどうぞ
「斬る」「しとやかな獣」「刺青」「軍旗はためく下に」「東京流れ者」等は傑作だと思う
評価は良くなかったけど「闇の中の魑魅魍魎」「配達されない三通の手紙」の方が好き 基本的にことばの人でビジュアルとかイメージとか頭に無かったような
気がする。あったとしても具体的なイメージがあるのは乙羽信子だけで
結局乙羽信子が見たかっただけなんだよ、この人は 乙羽信子で思い出したが、宝塚のヨッちゃんもまだご生存されてる
たしか新藤監督と同い年ぐらいだったはず 溝口健二の記録や溝口のDVDで収録されてる新藤兼人を見ると虫ぽくて信用出来ない 考えたことを言葉にできてよく喋るし、信用できる人だと思った。乙羽さんもこういう人と一緒で楽しかったろうな。 「縮図」の前半1時間は息を呑む面白さ!
ヒロイン乙羽信子の代表作で、この作品の乙羽さんは実にいい!
後年TVで、「放浪家族」TBSでは香山美子を徹底的にいびり倒す悪姑、
NHK「心中宵庚申」でも太地喜和子をいびる悪姑を名演怪演!
この2本でやりづらい悪女を見事にこなした乙羽さんは素晴らしい!
さすが新藤監督のパートナーだと思った。
悪女を演じては乙羽さんは見事だった。 >>494
>田中絹代の評伝
まるでその場で見ていたようなエロ評伝w >512
田中絹代が生きていたら絶対に書けないだろうね。
かげろうの話題がでないね。傑作なのに。知障の少年がキーパーソンだったりとかが
、再映や、DVD未販売の原因になってるのかな。未見の人、多いんだろうね。
主役の若い恋人の運命に泣けました。 >>506
基本的には同意。
でも良くも悪くも、理屈や理論の限界点と、理屈や理論を必死に積み重ねれば
鋭い感性にも対抗できるんだってことを、同時に示した人だと思う。
山田洋次が「脚本に対して科学者のような姿勢だった」ってコメントしてたが、
たまに天才に勝つこともある、”最強の秀才”って感じ
>>397で書いたが、研鑚と理詰めの果てに、たまにフッととんでもないものが
生まれることもあるっていう
それでもベストと呼べる仕事は、増村や川島のような天才タイプと組んで、
感性と理論という、お互いの得意手が融合した時だったと思うけど。 増村や清順のようなインテリと組んだ場合は、狂ったホンを書いてるんだよな。
‘庶民派’の監督と組んだ場合にはクソ真面目になっちゃってた。 >>517
同じ船ものとして、先に「人間」を観ていて、その後に観たら、
案外、優等生的な作りだなって思ってしまった
もっと目をそむけたくなるような感じかと思ったら、
普通にお勉強になりました、って感じだった。
でも、こっちを先に観てたら印象が変わってたかも・・・
この両作、どっちも実話ペースなんだが、さすがに福竜丸事件は、
おいそれといじれないから、事実に縛られすぎてしまった感がある
その点「人間」は、脚色のやりたい放題で凄かったな 60年代以降のねちっこい映像は、どうも肌に合わなかったなぁ・・・
やっぱり初期の「原爆の子」「縮図」「狼」「裸の島」あたりがいいと思う。
特に「原爆の子」は全世界の人々に見てもらいたいほどの傑作。
「どぶ」もいいけど、ラストあたりがちょっとくどいね。
「鬼婆」も上質のホラー映画なんだけど、さすがに上品な乙羽さんに
あの役はミスキャスト。 篠田正浩が語っていた「新藤との出会い」の話が面白い。
大島渚一派が「日本の夜と霧」事件の後に松竹を退社し、篠田も「乾いた花」をオクラ入りにされた後は自分の企画がなかなか通らなくなり、
「こんなことならもう退社してしまおうか。しかし、独立して個人プロダクションでやっていけるだろうか」と悩んでいたころの話。
篠田が道を歩いていたら、向こうから新藤が歩いてきているのが見えた。
彼はそれまで新藤と会ったことはなく、ただ雑誌などに載った写真で顔を知っているというだけだった。
「あ、あれは新藤兼人だ。どうしようか、挨拶しようかな」などと思っているうちに、二人の間の距離はどんどん近付いていく。
すると、何と新藤の方から足早に近寄ってきて篠田の前で立ち止まり、その目を見据えて、
「君、篠田正浩君でしょう? 君は松竹なんかさっさと辞めてしまいなさい。辞めるべきです!」と言ったという。
「その言葉で、僕の決心は固まった。初対面の大先輩の一言で、僕の人生は大きく変わった」と、
篠田はエッセイなどで何度も語っている。