「裸の島」全編科白なし、映像のみでストーリーが進む。
配給会社は黙殺で自主上映、翌年モスクワ映画祭でグランプリを
獲得したら、各国からオファー殺到で60カ国以上に配給された。

確か息子を亡くした母親(乙羽信子)の号泣だけが音声として
聴こえたが、科白がなくても夫婦の会話は観る者には伝わっていた。