中学生向けの岩波ジュニア新書に新藤が書いていたな。
平坦でわかり易かった。あのころは日本映画を馬鹿にしていたけど、
今見ると神が書いた、神の本だわ。

裸の島が中心だが、山中貞雄の「盤嶽の一生 」(これを見て新藤は映画を志した!)。
伊藤大輔の「忠次旅日記」(闇夜での忠治と代官たちの切りあい)も
書いてある。大島渚も酔いどれ天使も書いてあった。