★☆ 新藤兼人 ☆★
80歳を超えて孫より年下の女優を平然と脱がした変態活動屋はこの人で
もう最後だろうな。 変態じいさんと言えば、オリヴェイラの夜顔も良かったよ。
昔売春していた婆さんを追い詰めて、問い詰めて
商売だけど、本当は気持ちよかったんだろ?と聞いて。
怒られるという話。 テレビ東京の株主をやってるんだが、
なんと今年の株主総会は終了後に「花は散れども」の上映会やるということで
招待状が届いた。
ただその日は昼間仕事抜けられないんだな・・・ 桜隊散るに千石規子が出ていないのが気になってしかたがない。 >>163
多々良純もさくら隊のメンバーだったが、召集にあい被爆は免れた。「さくら隊散る」には証言者として出演してたんだけどね。
出産のため広島を離れていたという事だが、何故出てなかったのかよくわからない。
粘り腰の監督ですら出演を口説き落とせなかった。彼女には彼女なりの語り尽くせない想いがあったと想像するほかないね。 >>164
個人的な世迷いごとにつきあってくれて多謝。 >>165
いえいえ、この板じゃまずお目にかかれない「さくら隊散る」の名前があったんでね。やっぱり観てる人もいるんだと思ったらレスしたくなったんだ。もっと知られていい作品だと思う。 桜隊は、あのシャイニングみたいな日にちの字幕が効果的。
再現シーンの美術が超チープ(廃墟写真を引き伸ばしただけ)も味がある。 予算の少なさを逆手に取る、という手法がね。あのザラザラした触感の白黒画面も効果的。
丸山定夫の悶絶、最後八神康子が病院のベッドで苦しみながら死んでいく様は辛すぎる。
ただここまでやらないと「核兵器」の非道さは伝わらない。これに比べれば、
黒澤の「八月の狂詩曲」なんて幼稚園児の作文だ。 中学生向けの岩波ジュニア新書に新藤が書いていたな。
平坦でわかり易かった。あのころは日本映画を馬鹿にしていたけど、
今見ると神が書いた、神の本だわ。
裸の島が中心だが、山中貞雄の「盤嶽の一生 」(これを見て新藤は映画を志した!)。
伊藤大輔の「忠次旅日記」(闇夜での忠治と代官たちの切りあい)も
書いてある。大島渚も酔いどれ天使も書いてあった。 >>169
新藤はかなりの著作を残してるけど、それは知らなかった。
おそらく絶版だろうから(苦笑)図書館にでも行って探してみよう。 クローズアップ現代に出てたけど新藤の毒々老人パワーにさすがの国谷さんも
引いていた。 実際は日向ぼっこ大好き。手がぶるぶるしている、おじいちゃん。 96歳で現役は立派の一言。まだまだ頑張ってほしい。 『石内尋常高等小学校 花は散れども』がヒットしてもう一本撮ってほしい。 >>176
誰でもいつかは死ぬけど、少しでも長生きしてできればもう一本撮ってほしいよ。
去年の「陸に上がった軍艦」シュールな感じで映画館大爆笑だったな・・・ >>179
予告編しか見ていないけど、船の模型をみんなで引っ張っていたな。
俺は悲惨すぎて笑えなかった。しかし、ほとんどは笑えるだろうな。
悲惨な喜劇というのは、あの頃死ぬほどあった。
鈴木清純の体験も映画化してほしいよ。 スレチで申し訳ないが、俺は「肉弾」を見て同じ感想を持った。
滑稽な描写なのに笑う事ができない。
実際に兵隊にとられて、筆舌に尽くし難いひどい体験をした怨念が
画面を支配しているからではないだろうか。 鈴木清順が体験を語っていたときがあったけど、
南洋で貨物船に乗っていたときに攻撃にあった。
そのときみんな弁当を食べていた。あついのでフンドシ一丁だ。
みんな逃げるのに狼狽したあまりに戦闘機の方に歩いていく奴がいる。
しかも弁当持って、フンドシ姿で。
撃たれて死んでいくのに、そっちの方に歩いていく奴がいっぱいいた。
極限状態ってそんなものだな。スレチすまぬ。 あゝ…なんておかしくて哀しい光景なんだ…
こんなアホな戦争は二度とやってはならんよね。 いまテレ東のアッキーナの番組に出てた
出てくれるんだな こんなカス深夜バラエティ番組に
新藤監督の昔の映画を観てショックだったのは、乙羽さんがけっこう
脱いでいたことかなw
映画とは、眉と眉の間にシワを寄せて見るものと思っている人はどうか知らないが
とにかく暗い映画しか作れない人
好きくない
『石内尋常高等小学校 花は散れども』今度の土曜日公開だね。 「まあだだよ」のような愚作にはなってないみたいだね。 >Weekly ぴあ(10/2 発売号)ぴあ満足度ランキングにて『石内尋常高等小学校 花は散れども』が 1 位になりました!!!
http://www.shindo95.com/ 暗い映画明るい映画がよくわかんないけど、そんな風に感じる人もいるのね
おかに上がった、は見に行けなかったけど今回は行くよ 花は散れどもは素晴らしい傑作だよ。
子供が大好きで退職してからも学校の近所に住んだ先生の話だ。
新藤さんが、こんな若々しい映画撮るなんて信じられない。 新藤さんはやっぱ超優秀な脚本家だよ。
晩年黒澤作品を新藤さんが脚本書いたら、あんな愚作は連発しなかった。 >>200
もう次回作のために脚本を2本用意してるみたいだね。 寝過ごした(>_<)
つうかまだ2本も↑、を読んでなんか安心してしまったのだ
次作も必ず撮って下さい〜 ほんとほんと!
実は昨日寝過ごしたのは前売りで購入した、ご本人がいらっしゃるかもの興行でした
そろそろきちんと拝見しておきたい、と縁起の悪い動機だったのでむしろ行けなかった事で未来へ繋げたい、なんて
その代わりNHKで課外授業を昼から偶然見ましたよ〜
子供に言い聞かせるふりしてご自身に語りかけているかのようでした
悔恨ぽいもの?が次作を生み出す力になりそう、と確信いたしました しかし、今回はめちゃくちゃパブリシティに登場してるな。
これだけ取材が多いのはここ数作では珍しい。
それほど気合と思い入れが入ってるということか。
96歳、まだまだ元気。 もう逆でも表でもどっちでもいいだろ。
96歳なんだから。
100歳になったら春風亭小朝の番組に出演するのか?
禿げしくどうでもいいぞ。 マスコミがXデーに備えて素材を撮り溜めしてるんだろ。
ホントに皆、この人の著作(シナリオ・エッセイ、全て)を評価してるの?
なんか否定したら怒られそうな流れなんだけど。 上の方で「裸の島」の音楽がうるさいとか書いてる奴がいるが、
あの映画は台詞がないんだから、音楽がなかったらほとんど無声映画、
いや無音映画になっちまうだろ。 >>210
本人もはっきり意識というか自覚して、不自由な体をかばいなから出てるのが、はっきり見てとれる。 >>211
シナリオやエッセイいいと思うけど。
シナリオは言わずもがな。エッセイは大変読みやすく、かつ味がある。 211
気持ちわからなくないよ……
例えば若いとかハリウッド型が好きだとか、だと対極にある気がする
単館系が好きなのに評価しない、となるとアレ!??とは思うけど 映画秘法のインタビューがよかった。
橋本忍なんかも語っている。僕とはちがう外面から書くタイプ。
兼ちゃんは、内面から書くタイプだそうです。
兼ちゃんはベルトルッチの「暗殺の森」が大好きだそうです。 >>217
へー新藤監督すごいじゃん!でも見るたびに悪夢にうなされそうな気分になりって・・・
あんまり見たくないな・・・ >>217
なるほど。ホラーと言えなくもないけど、監督はそのつもりで創ったのかしらん?
それはさておき、“鬼婆”乙羽さんの発狂演技は今見てもインパクト大。 吉村実子でぬけるという、イタリアホラー顔負けのサービス精神。 俺はヌケないよお〜
それより乙羽信子の胸でヌイた人、手あげて! 「三文役者」の荻野目慶子、「ふくろう」の伊藤歩のマン毛は抜けたな。 >>221
挙手。
高校時代は「讃歌」の渡辺とく子で… 「わが道」観たが新藤の取材力と構成力はもっと評価されるべきだろう。
出稼ぎとそれを生み出す背景への突っ込み、主人公とそれを取り巻く環境の描写の厚み、変わり果てた遺体とのショッキングな対面シーン、後半の法廷シーンとてんこ盛りながら、駆け足という印象がなく、充実し過ぎという感想。
戸浦が主役級でしかも善玉という珍しいキャスティングもいい。
橋本のリメイクは大丈夫だろうか。 明治生まれの最後の業界人じゃないの。
森繁さんですら大正2年生まれだから もう橋本忍なんてどうでもいい。おとなしく養生してりゃいいんだ。 裸はいいがこの人が撮ると、ことごとく汚くなるな。
まあ今村みたいに巨匠扱いされてなくてどことなくインディーズなところが
ある分まだマシかも。 「ある映画監督の生涯」の中で、新藤が田中絹代に溝口と性的関係があったか無かったか、執拗に尋ねるところがある。
最初観た時、何て事聞くんだこの親父は、そう思ったものだ。田中の「いい加減にしてよ…」と言いたげな所が印象的だったね。 直接的な表現はしてないさ。でもよく注視してれば、明らかにそれと分かる筈だが?
観てもいないのに、偉そうに草はやしてんじゃねえよ(笑) あの歳でまだ撮りたいという意欲があるのが凄い!頭が下がるよ。 何年か前に肺炎になって死にかけたって言うけどすごい生命力だ! >>239
それはお気の毒でしたね。新藤監督も一度は逝くかなーと思ったそうです。 常に次の作品、次の作品と意欲を持ってるのが長生きの秘訣かな? エロさも長生きの秘訣だなwエロいことを考えると脳が活性化するみたいだし。 まだ一作も観てない初心者ですが、膨大な作品群の中の、
何から手をつけてゆけばいいですか?
新しく近所に出来たレンタル店に、新藤作品のDVDがズラッと並んでたんで、
これを機にまとめて観ようかと思うんですが。
最初はなるべく軽めで面白いのものが・・・ >>244
俺も“まだ一作も観てない初心者”だった頃にどれから観ようか迷った。
・・・で、『人間』→『狼』の順で観た。 そして、ハマった。 日本映画専門チャンネルで「絞殺」を見た。
実話の映画化らしいが、演出がいちちあざとくてつまらない。
新藤風の「転がれ!たま子」見たが、つまらなかった。
じいちゃんの人脈のおかげか出演陣だけはやたら豪華だったけど、
それがなかったらかなり悲惨な作品だな。
才能無さそうなんでこのままフェイドアウトかも。 新藤のジジイのせいで、忠犬ハチ公は、ノラ犬になって主人を待ったまま
野垂れ死にしたとずっと騙されてた。
実際は飼い犬のままであり、日本犬展覧会に出るわ、映画デビューするわ、
生きてるうちに銅像は建つわ・・・
いやまあ、悲惨な境遇の方が感動するのは分かるけどさぁ・・・ 亡くなる少し前まで、乙羽信子を抱いていたと聞くが・・・ 「鬼婆」は古びてないなぁ。やっぱり野ッ原で少人数で当時の衣装も化粧も
建物も出てこないからかねぇ。
「狼」はメインの5人の名前しか載ってなかったが、いざ観たらけっこう
豪華な脇役陣で驚いた。 「白い町ヒロシマ」観たことある人います?
原作の児童文学が好きなんで、観てみたいと思ってるんだけど、
セルもレンタルも全然ありゃしない。 脚本・監督でビックバジェットの娯楽作品も見てみたい気がする。 >>256
現実性はともかく、願望としてはよくわかる。
起承転結にとらわれない、低体温映画が主流になった今の邦画界で、
笠原和夫や新藤のような、シナリオの教科書的作家が減ってきたのは残念。 忠治旅日記の5分間が見れた。
新藤が岩波ジュニア文庫で書いていた場面が見てー
少年「あれは何?」
忠治「狐の嫁入りだよ(本当は提灯をもった役人の群れ)」
忠治「目をつぶっていろ」
忠治「ひとつ(役人を切って提灯が落ちて燃える」
忠治「ふたつ(提灯が落ちて燃える」