日本の首領を語れ
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既出ならすまんが、一作目の鶴田の衰弱ぶりが尋常でない。
ラストの死に至る伏線にしては、ちょっと痛々しい。
代役たててもおかしくない位、体調悪かったんじゃないのかな? 当時は脳血栓が完治して撮影に入ったと思う。1年半かかったらしい。
最初から心臓病?がある役だった。
彼なら体験も踏まえてそんな演技もするだろ! 馬鹿な書き方した俺を、せめて恨まずいておくれ
演技もするだろ! → 演技もするだろう。
に、変えとくから
杉井本のよると昭和50〜52はゴルフによく行ってるから病気ではなかった?
一昨目で待田京介が出てるみたいだけど、二回見てもわからなかった。
任侠ものの待田さんはずっと見てたんだけど、もしかして髪伸ばしたとか?
どの役でどの辺に出てるの? 8月にWOWOWで三本全部やりますね
楽しみだ!で おもしろいのかな? >>205
鶴田が階段を降りて来る所を車の中から射殺しようとするヒットマン、
彼が撃ち損ねたところに火野正平が飛び出してくる。 3本みました、一宮病院みたいなのは本当にあったんだろうか?
菅原文太の迫力、成田三樹夫 金子信雄 等の癖のある演技に魅了されました。
今はなかなかこういう役者さんはいませんね、それにしても豪華キャスト
いいものを見させていただきました。
>>215
そうですね、小林念持さんもトイレで射殺されました。
豪華すぎます。でもあの昔水戸黄門もやったことある西村さんの演技は?でした。 >>49
そのあとの、「殺すテロールちゅうのが、、、」もうけましたw >>212
一宮病院のモデルは、田岡一雄が司法の追及から逃れるために作った
“関西労災病院”だと思われる。 実録路線は客が入るから、そろそろ大作に格上げ、
そうなると主役が文太や松方じゃ小粒だから、鶴田、
千恵蔵、松竹や東宝のファンも引っ張る為、三船と
佐分利も出そう! となり、大して重要でもない人物
まで有名どころを配役する70年代に多かった典型的
水増しオールスターキャスト。 >>212 小池朝雄と小松方正の怪優ツーショットも、えぐ過ぎ。
佐倉「死因は何だ?」
不審な表情をして一宮に強く迫る佐倉
一宮「・・・・・・お父さん、私は佐倉ファミリーの一員ですよ」
窓に向かって
佐倉「よく やってくれた」
これが佐倉の怖さの象徴的シーン
鳥肌たちましたよ。あの顔は、般若ですね。
以前松枝(松方)と一宮(高橋)がバーのカウンターで
一宮「人間てなぁ組織の中に組み込まれると怖いほど凶暴になるもんですねぇ」
これは、まさにその後の一宮自身そのもの。この怖さにズシーンときた。
この映画は人間、特に男の避けられぬ野心、野望実現といった業をえぐり
だしていると思う。
しかし、鶴田浩二が顔面ひっぱたかれるのは
映画の中ではじめて見たので、衝撃だった。 スターにしきのは渡辺文雄にほられたのか?
やくざも手段えらばんのう。 にしきのは結局味方にチンコロされて殺されて
看護婦の彼は指つめたあげく味方に車で引き殺されるし、
成田は松方に若頭になられて相談役拒否って情報流して
味方に射殺されるし、菅原は15年もつとめてきたのに
結局佐倉に絶縁されて、大石殺りにいっても失敗して銃撃
くらうし、松方は説教されたあと自殺するし、元看護婦は
飛び降り自殺?で死ぬし、中島サイドは良いとこなしだな。
野望篇?滅亡間近篇だろ。 三船と片岡と佐分利3人の首領争いだったが、佐分利は義理息子医師に片岡に注射して殺させたものの
その佐分利は新幹線内で老衰で倒れてそのまま亡くなり、気づいたら三船にお膳立てしていた結果にな
っていただけじゃなかったのかと観ていて虚しくなった。
完結篇でいきなり若頭役で遠藤辰雄がでてきてるのもどうなのか?
野望篇にも出てない人がいきなり、なんの説明もなく。 菅原文太にしても一作目二作目三作目と役がころころかわりすぎだろ。
みな同じキャラにみえて紛らわしいわ。金子信雄にしても二人の政治家
役やってるが、似たようなものじゃないの。 海外ロケしないで合成で済ませたり、大作の割りにセコい作りw 数年後の『修羅の群れ』や『最期の博徒』に比べて
一般層を引き付けようとする努力は感じる。
このシリーズでやくざ路線に一つの幕が下ろされたんだね。 仁義なき戦い完結篇の、桜木健一演じる無惨に死にゆくチンピラのくだりも高田宏治の創作だっていうし
この人はこういうのが好きなんだね。正直蛇足だと思うけど 全国制覇の野望に燃える大組織の盛衰がテーマらしいが、余計なキャラが
多すぎるよな。
組織の人間ではない金沢碧や大谷直子がかなりの比重を占める反面、佐倉や
大石の娘たちはどうでもいいような描き方で雑。
片岡千恵蔵はそれなりの役作りで楽しませてくれたが、三船はむっつりしてる
だけのデクノボーなので、実の娘すら見殺しにする心理を説明する為に、わざ
わざ鬼の面を持たせるという学芸会風な演出で白けさせてくれる。 あめんな、ちんぴらぁ〜
こ・く・か・い・ぎいん(笑)
わしゃ負けんぞぉ
第1作の高橋悦史と成田三樹夫。
野望篇の藤岡琢也。
完結篇の御大。
黛敏郎のテーマ。
中島貞夫の最高傑作では?
中島は大組織の組長や幹部の苦悩などに興味は無く、底辺のチンピラしか描きたくなかったと
インタビューで語ってたな。万年助監督の藤原敏之や清水彰に任せたシーンも多いらしい。 佐倉一誠より「日本の黒幕」の山岡邦盟の方が好みだ。 ぜひサントラを出してほしい。
昔、LPで発売されたらしいけど…
デジタルリマスター音源で聴いてみたいものだ。 岸田今日子が松方に
『私達、勝ったのよね、乾杯しましょう。でも私達彼女に良い事したのかしら』
とか何とか言うところは、名場面だな。
松方もいい表情をしているよ。 そういや金沢碧って長いこと見ないな。生きてんのか? >>243
俺たちの旅以外の印象がないな
若い時からなんかオバサンぽい女優だった
>>201 既出ならすまんが、一作目の鶴田の衰弱ぶりが尋常でない。
眼力、おそれいりやした
202 だけど、S51年9月に倒れた、というのが本当らしい。
202の内容は本で見たんだけど、
わが身を鑑みても、自分の親の行動の日付までは覚えてないわな
にわかだけど、修行して自分の親のことよりは、
鶴さんのことが詳しくなった。 第1話も第2話も
佐分利&高橋悦史で
「○○は死にましたよ・・・」 (1話は鶴田、2話は松方)
「!。・・・ ・・・ ・・・、よく・・・、やってくれた・・・」
で終わるのがいい。 完結編の若頭的ポジションが松方の後任で遠藤太津郎 ってのは役者不足だよね。
旭とか北大路とかあのクラスじゃないとね。
野望編のにしきのあきらがやたらカッコ良かったのが印象的。 三船は出てるだけって感じだな。千恵蔵御大は意外と良かった。 >>250
組長の娘に手をだすなんてご法度だろう。
尾藤がバカ!と思っていたが、
尾藤は娘の旦那になれば儀息子として組長になれると思ったのだろうか? アホォー!!わいな、確かに子供欲しい言うたわい。
なんじゃそりゃお前、黒んぼの子やないけ!
んな、んなもん誰が絶対、誰がおれの子供にするか、馬鹿ぁー!
親分や兄貴に祝いまでもろとんのに何考えとんじゃ、お前はぁ…。
…お前な、俺と一緒に居りたかったらこの子殺せよ。
お前が殺すんじゃ、アホォー!!
何考えてんじゃお前は…
3作目で車椅子の文太はてっきり、2作目のラストで撃たれた文太と同一人物だと
思ってた。遠藤辰雄が「大石はんにチャカ向けた男やさかい」とか言ってたし。
成田三樹夫は1作目で警察の頂上作戦に遭い、解散声明文を読み上げてた筈なのに
2作目に澄まして出てくるし、どうも脚本がやっつけぽく感じるなあ。
神戸の大組織の内部を描くのがテーマなのにさして重要でも無いほかの組のチンピラの火野正平を意味ありげに描いてたり
プロットはガタガタだよな >>256
仁義の一作目でスターを殺しまくって続編で役を変えて主演させたという
過去の経験から学ぶということがないのかね?
まぁ、そこが東映らしいっちゃらしいんだけど 日本の首領の座を巡って、佐分利と三船と千恵蔵の三者が腹の探り合いをする完結篇で
千恵蔵が病気になった時に佐分利の義理の息子の高橋悦史の病院に入院する。
当然、佐分利の息がかかっていて危険な筈なのに、知恵蔵は「これがものを言うんだよ」と
のたまうのだが、結局1作目の鶴田と同じく殺されてしまう。
あれって結局なんだったの? >>258
金子信雄と西村晃も3本とも出てるけど、文太と同じく毎回違う役なんだよな。
佐倉をラスト死なせたのはむしろ現実のモデルとは無関係ですよって言うアリバイ作りだと思うがな。
組名が中島組なのに菱型のマークとか出してて無関係ってねーだろw >>256
>2作目のラストで撃たれた文太と同一人物だと
いや、同一人物でいいと思う。
「天坊信助」という名前は原作では「本多会会長・本多仁介」の仮名
なので、この名前を第二部で中島組二次団体幹部に使ったのは不適切。
それゆえ第三部では「川西明」という当たり障りのない名前にしたのだろう。 やっぱ、三船は生き残るんだな・・・
サブリンが新幹線の修学旅行団体の車中で絶命とは・・・(´Д⊂ヽ 野望篇のラストの松方の死に方、水割り吹き出してるけど、毒を盛られたわけではないのね?
そう、高橋悦史(一宮医師)に自殺と言わせてるけど、吹き出すのが違和感あってね。 >>264
天坊は「佐倉に破門されたケチな野郎だ」とことわりを入れて大石に銃を向けて撃たれる訳だが、
あれは実際に破門されているにしても、佐倉に塁が及ばないように中島組とは無関係の殴り込み
だと言っている訳だよな?
それで撃たれて半身不随になるのはわかるが、ロクに豚箱で努めもせず、しかも中島組に返り咲
いているのは、殴り込んだのを佐倉が買って破門を解いたということか?
野望篇ではアラカンの仇の大石を狙っているから破門にしたのが理由だったと思うが、それで
実際に殴り込んだら、今度は良くやった、やっぱりお前は中島組の男だ、と迎えるのでは、
1作目で千葉真一を破門にしたこととも併せて矛盾しまくりだと思うのだが。
あの映画、はっきり言って見れるのは一作目だけでそれはすべて鶴田浩二の
力量だな。
二作目・三作目をスカパーでやったのを録画して見直してるうちになんかもやもや
するものを感じた。
どこかのサイトで二作目・三作目の評価を読んで、あ、このもやもや感は、役者の
豪華さと中身のなさのアンバランスだ、と思った。
俺はリアルで三作とも見てるけど、あの当時はまだビデオも普及してない、はっきり
言って一度見た映画は生涯でもう二度と見られないかもしれない、という感じだったわけだ。
そういう時代に金払って見たものを、「くだらない」とは素直にいえないんだな。
それで「あれはいい」と無理に思い込もうとする心理と「実はくだらない」という心理が葛藤
してあのもやもや感になったのでは、と妄想する。 >>272
もやもや感
1作目は鶴田が任侠的な物を全て背負って一人で滅びてゆく話だが、シリーズ全体では
佐分利信が全国制覇の野望を達成する為に、任侠的な部分を切り捨てて権力に執着する
政治劇と化している点が大きいかと。
佐倉役に佐分利を持ってきたことからわかる様に、この映画はそれまでの東映ヤクザ映画
とは性格が異なり「華麗なる一族」や「不毛地帯」のような権力闘争と政治腐敗を描く
方向に主眼が置かれている。
東映のやくざ映画ファンが山本薩夫の左翼系政治劇に興味を持つはずもなく、中島貞夫も
組長クラスの腹芸やその子供達の不幸な顛末などよりも「大阪電撃作戦」や「沖縄やくざ戦争」
で描いた、追いつめられるチンピラ達にしか興味が持てなかったと話している位で、岡田
社長の目指した日本版ゴッドファーザーとは程遠い仕上りになってしまったのも一因。
また、全国制覇の野望を目指す佐分利、佐分利の関東進出を阻止しようとする三船、両者を統合し
キングメーカーとして君臨しようとする千恵蔵御大、こうした図式はすでに深作が「日本暴力団
組長」で、関西(内田朝雄)、関東(河津清三郎)、右翼の黒幕(佐々木孝丸)として描いて
おり、東映では散々手垢の着いた題材だった上、目新しい部分が何もなく、無駄にキャストが
豪華で上映時間が長い分、観て損したような気分も比例して大きくなってしまうのが痛い。
佐分利は心臓の発作で寿命が尽き、最終的に三船に敗れる形になるも、三船は関西勢の関東進出を
食い止めるのだけが目的で、別に全国制覇を最初から目指しているようには描かれていないから、
どっちが勝ったとかいう話にならずに終わった感があるのもすっきりしない理由のひとつ。 >>274
説明うまいな。wikiよりよほどわかりやすい。 だけど実録路線の嚆矢にして決定打の「仁義なき戦い」にしてからが、主人公
広能の生涯の敵、山守との戦争が警察の介入(頂上作戦)でうやむやになり、
広能が出所した頃には山守は引退、二代目の武田も若衆に跡目を譲り、もはや
自分の居場所がない広能亜は代貸を三代目に預けて引退を決意という終わり方
だからなあ。実録は尻すぼみするしかないからブームも早く終わったんじゃない? やくざになるのは医者になるほど簡単じゃないんですか? そう。
一作目だけで切り捨てられないのは、高橋悦史の名演技に尽きる。 サルを完全に破壊する実験って知ってる?
まずボタンを押すと必ず餌が出てくる箱をつくる。
それに気がついたサルはボタンを押して餌を出すようになる。
食べたい分だけ餌を出したら、その箱には興味を無くす。
腹が減ったら、また箱のところに戻ってくる。
ボタンを押しても、その箱から餌が全く出なくなると、サルはその箱に興味をなくす。
ところが、ボタンを押して、餌が出たり出なかったりするように設定すると、
サルは一生懸命そのボタンを押すようになる。
餌が出る確率をだんだん落としていく。
ボタンを押し続けるよりも、他の場所に行って餌を探したほうが効率が良いぐらいに、
餌が出る確率を落としても、サルは一生懸命ボタンを押し続けるそうだ。
そして、餌が出る確率を調整することで、
サルに、狂ったように一日中ボタンを押し続けさせることも可能だそうだ。
のちのパチンコである 佐分利が電車の中で死ぬのも高橋悦史が毒を盛ったからだよな。
そのことに気付いた文太が悦史と一緒にバーで飲んでいて、インポながら情婦に
していた大谷直子に「私もマトモな男と付き合いたいわ」と言われて、
「マトモ?マトモな男てなんや?そんなもんがこの世におるんか?なあ、先生?」と
悦史に向かって語りかけ、「フフフ」と自嘲気味に笑う姿がそれを示している。 「僕も男のはしくれです!」
とりあえず悦史が云うと説得力ある台詞。 久々に見たんだが
この頃の鶴田浩二って安倍首相に似てるなw お茶漬けの味で中年部長と就職を控える若者で共演した佐分利と鶴田が、25年後に中島組組長と大幹部で共演 二人の老けっぷり変貌に驚いた 佐分利の声が変なのは地声?それともゴッドファーザーのマーロン・ブランドを
意識してワザとしゃがれさせてる? ニュースで人形業界のレポートで五月人形が映されると、脳内に黛のトランペットのテーマが流れてくる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています