【昭和五十三年】冬の華【東映京都】
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企画…俊藤浩滋 橋本慶一
監督…降旗康男
脚本…倉本聰
撮影…仲沢半次郎
主演…高倉健
静かに、渋く、(なくてもいいけど)語って下さい。
藤田進ってあんまり好きな役者ではないが、この映画の彼はいいなあ。 >>97
無期とか死刑の方が珍しい。
模範囚、情状酌量、恩赦などもあったりして意外と早く出られたりする。 でも、秀ちゃんぜんぜん変らないじゃない。前よりいい男になったみたい。 横浜に加納秀次(高倉健)が帰ってきた。15年前に組を関西に売ろうとした幹部の松岡(池部良)を殺害し、服役していたのである。東竜会会長の坂田(藤田進)は加納を優しく迎えた。
坂田「どうして知らせてくれなかったんだ」
加納「御迷惑をお掛けすると思いまして」
坂田「お前も律儀な奴だなあ。いくつになった?」
加納「46になりました」
坂田「46!そりゃあなるわなあ。15年たったんだ。ヤサはどうした?」
加納「南が面倒見てくれまして」
坂田「ああ、南。あいつなら大丈夫だ。事業の方もしっかりやっとるし。磯子に南モータースってなあ・・・あのな、お前に出所祝いを
用意してあるんだ」
●加納は、会長から出所祝いの絵画を受取り、横浜の馬車道にある名曲喫茶のコンチェルトに入る。殺害した松岡の遺児と、自分を「ブラジルの叔父さん」と偽り文通を続けていたのである。
加納は南(田中邦衛)と、横浜中華街の海南亭で再会する。
南 「とにかくおめでとうございます。殺風景な部屋ですみません」
加納「上等過ぎるよ」
南 「冗談じゃありません。親父の所へは行ったんですか?」
加納「ああ、さっきな」
南 「老けたでしょう?」
加納「出所祝い貰ったよ」
南 「絵ですか?最近絵に凝ってましてねえ。みんな往生してるんです」
加納「・・・・・」
南 「綺麗なお嬢さんになりましたよ。例の松岡の・・・一度会われたらどうですか?凄く会いたがってるみたいですよ。
よかったらセットしますよ」
加納「殺した人の娘さんに会えるかよ」
南 「何言ってんですか。成長したのは秀さんのおかげじゃないですか」
加納「俺のおかげじゃねえよ。お前のおかげだよ」
南 「冗談やめてください。自分はただ使い走りしただけです。
ほら、あいつですよ。明治の空手部にいて、ぐれてた竹田っていう
のに行かせてるんです」
加納「ところで最近、賭場立ってるのか?」
●加納と南は大滝(山本麟一)の賭場へ入る。
大滝「やあ、加納さん。いつ?」
加納「昨日」
大滝「さあ、ゆっくり垢落として行って下さい」
声/誰だ?大滝の兄貴が挨拶したぜ。加納の秀さんといって、15年前に組を関西に売ろうとした松岡の伯父貴を刺したんだ。
あれが有名な人斬り秀かあ・・・じゃあ、あそこにいるミナケンの兄貴なんかは?元子分だよ。
●東竜会の幹部が揃っているキャバレーへ入る加納と南。
山辺(小池朝雄)柿沼(小林亜星)中井(天津敏)らが出迎える。
中井「やめろろなあ。欧州車なんて。車はアメ車だよ。アメ車に限る。なあ、南」
南 「ええ。でもシトロエンもなかなかいい車ですよ」
中井「あんなのはヤクザが乗る車じゃねえんだよ」
山辺「親父だってベンツ乗ってるじゃねえか。あれだって欧州車じゃねえかよ」
中井「わかってねえなあ。あのベンツはな、俺が・・・」
石井「伯父貴。伯父貴が乗ってるリンカーンね、日本に1台しかないっていう・・・あれ役者の玉岡修も乗ってますよ」
山辺「何だよ、あんな餓鬼みてえなのと一緒の車かよ」
中井「違うの!似てても違うんだよ!」
石井「違いませんよ。78年型のセイントンって奴でしょ」 中井「そうだよ」
山辺「お前、車屋に騙されたなあ?」
●電話で
中井「オイ!嘘はよくねえぞ。なあ、日本に1台しかねえって言ったよなあ?
玉岡のぶっ潰すか、俺の買い取れ!もちろん買い値でだよ。
今すぐ持って来いよ、ここに。何?えぐってやろうか、この野郎っ!」
●出所祝いが終了し、帰宅する加納を何者かがつけている。すかさず竹田(三浦洋一)がその男にタックルする。
竹田「どこのもんだ?どっかで見たツラだなあ。柿沼組の石井さんとこのもんか。伯父貴、もう大丈夫です。
南さんとこでお世話になってます、竹田乙彦ってもんです。こいつは松岡の舎弟の石井さんとこの若いもんです。
どうせ、とんまな点数稼ぎでしょう。こいつは連れて帰ります。お騒がせしました」
加納「おい」
竹田「はい」
加納「事を荒立てないでやれよ」
竹田「はい、わかりました。失礼します」
●翌日、会長宅。
柿沼「あいつは高畑哲次っていって、こいつんとこのチンピラなんだ。
何を勘違いしやがったのか、秀さんが殺った松岡の仇をとろうとしたらしいんだ。
おい、石井。あの件に関して、お前本当に何も思ってねえだろうな。
松岡は関西に組を売ろうとしたんだ。だから秀さんが殺ったんだ。そこんところをわかってんだろうな」
石井「はい。わかってます。信じて下さい。伯父貴、本当にどうもすみませんでした」
加納「いいよ、もう」
柿沼「それで、秀さん、あの馬鹿野郎がさ、こんな物を持ってきやがったんだ。
今どき指なんか貰ったって、気のきいた佃煮にもなりゃあしねえ。
東映映画の見過ぎなんだよ。それに、指つめるのに医者で麻酔してもらったって言うんだ。参ったぜ!全く!日本はいったいどうなるんだっ!」
●会長宅を出る加納。そこに会長の息子、道郎(北大路欣也)が帰ってきた。
道郎「秀さん・・・」
加納「若ですか?」
道郎「おい、いつ帰ってきたんだ」
加納「一昨日です。ご立派になられて」
道郎「シャレ、シャレ。早く辞めたいよ」
加納「今、こちらでご勤務ですか?」
道郎「ああ。こっちで剣道の師範をな」
加納「何段になられました?」
道郎「段だけは、五段だとさ。秀さん、またな。話もあるんだ」
●立花(夏八木勲)が加納を誘い出す。ヤクザの足を洗い、
小さな小料理屋を経営している花井(小林稔侍)の店へ、かつての仲間、
ミナケン(峰岸徹)タケ(寺田農)らが集まっている。
ミナケン「関西連合が、伊勢佐木町に堂々と出てきてます。
表向きは関西商事っていう堅気の会社のようですが、
間違いなく関西の出張所です。社長は三枝って野郎で、
永野の秘書をずっとやっていた、慶応出のインテリです。
社員も5.6人いるらしいんですが、おそらくどうせ、
みんな鉄砲玉でしょう」
タケ「それとなく仕掛けて来てます」
ミナケン「昨日も、うちの若いのが絡まれましてね」
秀次「何で話つけねえんだ」
タケ「上の方が止めてましてね。何をされても絶対に逆らうなって言うんです」
ミナケン「若いもんにしたらたまりません」 小林稔侍は素でも健さんを崇拝してるがこの映画でも
肝の据わった身内役として印象が特に強かった。
斜に構えて据わった目が良かった。
見たのはずいぶん昔だがインパクトがあって確かにその後成長してきた。
ヤクザ映画はあまり見ないけど冬の華は好きな映画です。 ところで皆さんにお聞きします
大滝の父さんと部屋でウィスキーを飲みながら母親の思い出かなんか語る場面がありますよね。
その場面の初めに女性が子供を寝かしつけるような?シーンが瞬間あったと思うんですが
この女性と大滝の父さんの関係が気になってるんですが、再婚?
ご存知の方、お教え願います。 大滝さんの役は少し歳の離れた兄じゃなくて父親だったのか
へぇ〜。
↑な〜るほど、そうだったのか
ゴメン、読みが浅かった DVD観てたら妻と娘が「池上希実子はぶりっ子し過ぎ」「あんな喋り方の女、いくら70年代でもいない」
「健さんも、相手はもう子供じゃないんだから、本当のこと(親を殺したのは俺だと)を言うべき、
男らしくない」「健さん、人を簡単に殺し過ぎ」と散々。
俺もなんかそんな気がしてきたw
今から20数年前20歳の頃、新宿のオールナイトでこの映画を観て、
「秀作だな」と思ってその後、何度かレンタルビデオで借りて観ていた。
最近になってDVDで見直してみたら・・・。ものすごく感動した。
自分の今の年齢(48歳)になって初めて理解できる台詞が多々あった。
印象的だったのは、親分役の藤田進が波止場で油絵を描いているシーン。
自分に万が一のことがあったら、息子のことをよろしくと、秀さんに頼む
ところなどは、自分も親になって初めて良く理解できる。
老境に達した親分の悲哀さが、暗い色調の黄昏の風景に良くマッチしていた。
まさしく珠玉の名作です。 後半、健さんをカッコよく見せなきゃいけないシーンを入れることで少しばかり浅い映画にもなっている
勿論、そういうシーンがなければ健さんも出演をOKしなかっただろうが >>8-15
「冬の華」ビデオでも持っていますが、昨夜MBSで深夜放送していたのを見ました。
食パンにジャムをつけて食べている場面、私は単に健さんが「何だかこのジャム
変な臭いがするなあ、まあいいかあ、クンクン」という場面で、刑務所から出てきて
甘いジャムが本当に美味しいという場面だというのは昨夜このスレで読んで
初めて知りました。
このスレ見なかったら一生気付かなかったと思いましたww 日本語がおかしいので再レスします。
>>8-15
「冬の華」ビデオでも持っていますが、昨夜MBSで深夜放送していたのを見ました。
食パンにジャムをつけて食べているところですが、私は単に健さんが「何だかこのジャム
変な臭いがするなあ、まあいいかあ、クンクン」という場面だと思っていました。
刑務所から出てきて 甘いジャムが本当に美味しいという場面だというのは昨夜このスレで読んで
初めて知りました。
このスレ見なかったら一生気付かなかったと思いましたww
>>113-114
見逃しました。
残念!!
いい加減、観念してDVD買います... 池辺良さんが80代のあいだに健さんと共演してほしい。
「昭和残侠伝」の花風コンビ、最後にもう一度! >>113-114
ジャムを塗りながら本当にいい表情すんだよね 「駅」での寺田農の演技は、ほとんどこの「冬の華」と同じで笑える。彼はヤクザ映画と勘違いしてたのか?
小林ネンジが全然違う感じを出してるだけに尚更目立つ。 池上季美子扮する女子高生の設定がおかしすぎる。
・お嬢様女子高(しかも寮住まい)に通っているのに南モータースがヤクザの
会社だとわからない。
・そのヤクザの会社事務所に平然と訪ねて行く(怪しい会社だとわかるだろ!)。
・寮に不審人物が名乗りもしないで電話をかけてくる(しかも最後には酒を
一気飲みしてww)
・S53年なのにヤクザの男(三浦洋一)と付き合ってキスまでされている
(この時代の女子高生はなかなかキスもしないでしょう?寮の門限ないのか?)
・ブラジルのおじさんとはどうやって文通していたのだろう?三浦洋一が
受け取り、南が転送していたらしいが、普通この年頃になると自分で投函
しないか?住所も滅茶苦茶なのか?
>>120
思った思った〜!
突っ込んだらきりがないけど、本当にいい映画ですね。
奮発してDVDBOX買っちゃおうかなぁ。 >>51A
最近DVDで観て私も気づいたんですが、ラスト近くで山辺(小池)が取り囲まれるシーンもそうじゃないですか?
他に場所なかったのかな?
(久しぶりに観たけど、いい映画だねえ…) そうですけど、健さんの後ろに見える赤い電光文字看板がそれらしく見えたんで。
画面の上ギリギリなんでよくわからないけど…。電話のシーンのバックに似ているような。
すいません、また見直してみます…って、どっちでもいいか(笑)。 俺は兄貴に付きたいんです。だけど山辺組の預かりもんになってる以上・・・ >>125
裏切り者が小池朝雄だと夏八木勲等に囲まれて話した後の表情が
印象に残るね。最後は義理を果たしたと言う所かな?
最近の都内の発砲事件で関西の東京進出が原因と聞いてこの映画を
思い出した。 小池朝雄の肩をもむマッサージ嬢、スゲーブスだったなあ。 >>120
まあ、チャイのピアノ協奏曲がかかるたびにヘンテコな気分になるんだ。 ム所で『出たら(季美子)とヤるんだろう』と図星をさされてカッとなり
相手を痛めつける健さん。ほんとヤラシス。 テレビ朝日系・「土曜ワイド劇場」
西村京太郎スペシャル『みちのく殺意の旅』
(原作)西村京太郎「みちのく殺意の旅」(文藝春秋刊)
(脚本)篠崎好
(監督)村川透
(出演)十津川省三…高橋英樹
十津川直子…浅野ゆう子
西本刑事…森本レオ
北条刑事…山村紅葉
清水刑事…井川晃一
日下刑事…茂賢治
阿部みどり…佐藤仁美
阿部豊…志村東吾
矢代由紀…国分佐智子
矢代誠…山口馬木也
原田健治…湯江健幸
加藤敬子…三津谷葉子
田村…関戸将志
戸田警部…篠田三郎
亀井定夫…愛川欽也
(放送日時)2007年5月26日夜21:00〜23:06
(制作)/tv asahi
東映 やっぱこの映画の見所は関西ヤクザの若頭を
秘めた静の状態から一気に「迫力」の畳みかけで圧殺する健さんが
目茶カッコいい。最後の踏んづけはコワイ、秘めた極道。 こんな場所があるとは・・・この映画を皆が語っているのが嬉しくて堪らん、
この映画における健さんのかっこよさは異常w
冒頭のジャムパン食う仕草からしてたまりません この映画のスタッフの家族です。
2chに、こんなところがあったのですね。
また、ビデオを観てみようかな。
峰「シャーガルはあるか!?」
店員「はぁ???」
夏「シャガールだ、シャガ・ア・ル」
夏八木勲出演おすすめ作品
黄金の犬・野性の証明・八つ墓村 高倉健最高傑作の一篇。
主演健さんの存在感は勿論の事、
脇を固めた
夏八木・邦衛・峰岸・寺田・稔侍等
健さん一派から天津・山麟・小池等の
演技が良かった。
池部・欣也・藤田・倍賞等の存在感も
見逃せない。
一番好きなシーンは
稔侍の店での刺客田中浩の登場・・
「ほな・・行こうか」
あの田中のヤクザ振りは
東映ヤクザ映画史上迫真の
ヤクザップリだったと思った。
そういえば東宝俳優が大挙出演
していたのも見逃せないな。
池部良・藤田進・峰岸徹・寺田農・・
高倉健が出てるから映画になってるものの、何かテレビドラマっぽい
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健さんと今井健二はニューフェース同期なんだってね(あ、二人とも健さんだ) キレる天津敏
からかう小池朝雄、今井健二
呆れ落胆する健さん
絶唱する小林亜星
短いながら心情と伏線を上手くまとめたシーン あの外車は何でしたかねえ。
日本に1台しかないのに、役者の玉岡修とか何とかというのも
乗ってるってんで、天津さん怒る、怒る。
「おいっ!すぐ下取りに来いっ!もちろん買値でだよ。
何?えぐってやろうかこの野郎!」
小林亜星は
「上野発の夜行列車降りた時から」
あれって自分の曲だよなあ・・・
ライカー「なんで奴等の肩を持つ?・・・さてはスターレットの女房か?」
シェーン「(突如態度豹変)老いぼれはとっととくたばれ!」
刑務所の作業場で健さんが突如キレるシーン、これへのオマージュですかね? 謹んで峰岸徹さんの
ご冥福をお祈りします。
どんどん味のある役者たちが消えていく。
きっと健さんも渥美清みたいに
突然いなくなるんだろうな。
健さんがいる間に冬の華の続編が是非みたい。・・・無理かな?
小料理屋で、小林さんが峰岸さんにそっと包丁を渡すシーンが最高。 馬車道の名曲喫茶コンチェルトって実在するお店ですか?
まだあるなら、行ってみたいんですが。 あの店のウェイトレスの女性は真野響子だと思うんですけれど
クレジットに名前が無いのは何故なんだろう。 ドスを出して白い布で磨きをかけながら、精神的葛藤をするシーンは
最高ですよ。任侠道の掟を破った者への報復を選択する、筋を通す、
極道の鏡です。 池上きみこさんって当時何才だったんですか?まぶいスケよのう? CSでやってんのを見たけど
サテンで曲のリクエストはないか聞かれ、チャイコスキーのなんたらをリクエストしたら
只今かかってるのがチャイコスキのなんたらです
って言われたシーンは健さんボケたんですか? >157
ムショ呆けじゃ。男を掘ったり掘られたりしてると脳梅になるんじゃ。 南,おまえのおかげだ。
冗談言わんで下さい。
自分は使い走りをしただけです。 はじめて見たけど、武の「HANA−BI」は、これに影響されてるね。
絵画がモチーフの一つになってるし、
暴力のふるい方とか似てる。
建さんが、影ながら援助するのは、殺した仲間の娘だけど
武が、お金を送るのは、
弁当屋で働いてる亡くなった同僚の妻(で当時の実生活の愛人?)。
海岸で 風車を持って走る娘の前で殺人が起こる
..「冬の華」 最初のシーン。
海岸で 凧を持って走る(実際の)娘の前で心中する
..「HANA−BI」 最後のシーン、
しかも その前に海岸の波の映像(≒東映のオープニング、岩は無いけど)。
これを観たら
健さんが「最後のヤクザ映画を一緒に作ろう。」と言ったのも うなずける。 >>154
というより、「親父さん」の遺言を汲んで「若」の防波堤になる自己犠牲の道を選んだのでは?
昔気質の義理人情ヤクザ渡世の一生逃れられないしがらみを
黙って受容するというのが、健さん演じるヤクザに一貫してる魅力。 >>157
ボケたんじゃありません。
そもそもヤクザは「チャイコフスキー」なんて知らないんですよ。
・・・そこがいいんだって! オジキ・・・
その呼び方はもうやめろ!・・・付き合うんならだ・・・。 あの筋骨たくましい肉体が
縮んでいるのがショックだよ。 池上季実子の少女マンガもどきの台詞、小林亜星や岡田真澄の場違い感に萎えた・・・ 激渋の包丁人役、小林稔侍
たしか脚本家の倉本聰が、
東映やくざ映画でいつもゴロツキチンピラ役やってる
稔侍のことが気になっていて、彼のために用意した役柄なんだよな
この役が後のブレイクの引き金になったのかな? >>176
セリフが無かったからきっかけになった。 >>57
本当です。
でも忙しい百恵のスケジュールの調整が出来なかったことと、
友和とのゴールデンコンビ作品のイメージを惜しんだことでホリプロ側が断ったそうです。 >>176
ブレイクのきっかけは『はね駒』、倉本はたしか『あにき』で稔侍さんを知ってるから稔侍のための役だろうね 倉本はこの映画気に入ってないらしいね。
冒頭の松岡が「ガキがいるんだ、見逃してくんねぇか?」と言って立ち去ろうと
する所を加納が刺すシーンについて、倉本の考えでは松岡は加納が決して自分を
見逃さないだろう事を知っていてそう言い、逃げもせずそのまま刺される。
加納にとっては逃げる者を刺すより、刺される事が分かっていながらじっと待って
いる相手を刺す方がはるかに重い物を背負う事になるからだ。このことを後に池部
と飲んでいて話したら、池部は「えっ?僕は見逃してくれると思って立ち去る芝居
を演じていました」と言ったそうな。
こういう事は監督と脚本家と役者が最初に本読みをすれば間違いないのだが、降旗
は本読みすらせず、クランクアップの時も声もかけられなかったので、完成記念の
集合写真にも写っておらず、脚本家の扱いに疑問を持ちその後10年近く映画の仕事
は一切断り続けた。 >>62
超カメレスだけど、窓からの風景であれば、元町から港の見える丘公園に登っていく
途中の右側にある (最近出来たアメリカ山公園の隣にある) 茶色のマンションから
撮影していると思う。07:20 からのシーンでは、合同庁舎の角とマリンタワーの中心
がほぼ同じ方向に見える。つまり合同庁舎の角とマリンタワーの中心を結んだ直線上
の高い位置にある部屋から撮影されているはず。これに建物は、上記の茶色の
マンションと、外人墓地と気象台の前にあるマンションくらい (今の Google Map
でも確認できる)。この外人墓地と気象台の前にあるマンションは、05:11 からの
シーンに登場するけど、合同庁舎やマリンタワーとの距離がありすぎるので、やはり
違う気がする。
昭和 52 年のその近辺の航空写真を貼っておく。
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/77/ckt-77-1/c7b/ckt-77-1_c7b_24.jpg
オープニングとか、若や竹田と会話するマンションの入り口部分は、山手町ではない
別の場所で撮影されていると思う。そもそもそれらしい建物が存在しない上、バック
にトラックがガンガン走っているけど、これは山手町では考えにくいので。それ以外
にも横浜で撮影されたとするとどこだか想像しにくいのが、絵を描く坂田のシーン
とか、磯子にあるという設定の南モータースの場所とか。前者では赤い橋が、後者
では海沿いの道路がどこだか分からない。これらは、関西で撮影しているのかも。
ファンファンが通っていた学校が山手町だったり、南役の田中が実際に磯子に住んで
いたりするのも興味深い。
長々と失礼しました >>128
下校する洋子の隣りにいる女もすげーブスだったな 最後の方で軽くゴッドファーザーをパクってるとこが好きだな。 >>142
二人並んでタイツを履いてバレエのバーレッスンをした事もあったらしいw なんで、奥さんはトルコ風呂に沈められたのだろうか?
自分から進んで沈んだとは思えないのだが・・・
そのあたりの描写が無かったのが残念。
健さんが相手の組の若頭を蹴り殺した後、今は堅気の板前になっている稔侍の店に
逃げ込んでくるというのはどうも納得いかんな。
たとえ足を洗っても俺は昔の兄貴分なんだから面倒見ろっていうの?
季実子とデキてる三浦に一緒になるなら堅気になれと言ってるクセに、これでは
また仮釈放で出てきたら二人に会いに行くんだろうと思えちゃう。 >>190
なぜかって?
昭和だからだよ。
>>191
あれは健さんを慕う舎弟連中の能動的な行動だろうが。 >>187
池上季実子以外、見れないし老けとる
もっとマシな女優居なかったんか…
俺的には冒頭、健さんが元町? らしきとこ歩いてて2組の親子が出た後 対面から一人で歩いて来る娘さんが好みだ!
この当時、低学年のワシからすれば今は立派なオバチャンだろうけど(泣) >>186
健さんが住んでるマンション、部屋とロビーは別のロケ場所だね。
あのロビーは、山手にいまもあるマンションのものだ。
山手通りを歩くと、あのロビーも通りから見える。 TBSドラマ 『毎度おさわがせします1』でB作の愛人だったエアロビクスの先生、岡本広美が名曲喫茶のウエイトレとして出てた…
何か聞いた声だと思った 「駅」はフィクションなのに、円谷幸吉の自殺のニュースに遺書全文の引用や、
TVに映るエヌエイチケー紅白歌合戦からの八代亜紀の舟歌など、事実や既成曲
への寄りかかり具合と、たまたま知り合ってデキてしまった女が、上司を殺した
ホシの情婦だったというご都合主義に大いにしらけさせられたが、この「冬の華」は
ヤクザ版あしながおじさんに徹していて、馬鹿らしいけど腹は立たずに見られたわ。
これ、いい映画だと思うけど、健さんもっと引けやって思ったな。
ヤクザの父親と娘っていう葛藤が、もっとクローズアップされるのかと思ったけど、
池上季実子はあまりキャラ付けがなくて、いるだけ状態なんだもん。
上で書かれてるとおり、もっとヤクザ版あしながおじさんみたいなのを
期待してたんだけど、わりと普通の抗争ものだった。
でも田中邦衛はカッコよかったな。
仁義なき戦いみたく蝙蝠的な奴もいいが、こういう舎弟役をやるとカッコいい。
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