【昭和五十三年】冬の華【東映京都】
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企画…俊藤浩滋 橋本慶一
監督…降旗康男
脚本…倉本聰
撮影…仲沢半次郎
主演…高倉健
静かに、渋く、(なくてもいいけど)語って下さい。
藤田進ってあんまり好きな役者ではないが、この映画の彼はいいなあ。 健さんが食パン食べてたのはいいなって思いました。
食パン食べてるのは珍しいし。 気恥ずかしさを感じつつ野暮を承知で書くけれども、
食パンにジャム、というのは彼のこれまでの食生活と性格を物語っていると思うな。
派手な物は食べ慣れてないという感じね(直後に中華料理を囲む場面があるわけだが)。
『黄ハンカチ』スレで「出所後にまず所望する食べ物は、かつ丼やラーメンなどではなくて
白米であるべきじゃないか?」というような書き込みがあったけど、
あれも「味の濃いもの」を嗜好しがちだったあのキャラの食生活と彼の若さの
表現であったと思う。ソースをいっぱいかけて倍賞千恵子に笑われるシーンも然り。
瓶の蓋を開けて、ジャムの匂いをかぐと、健がほんのりいい顔をする。
ひと掬いをパンに塗り、なんだかためらいを見せて口元に運んで、
やっぱりもうひと掬い塗る。いいねえ。
※もちろん、この書き込みはピアノコンチェルトを聴きながらしてますが?
おじさま、近所のビデオ屋ではこの作品が「人情・喜劇」のコーナーに置かれているの。
おかしい? >>9 「冬の華」大好きなんですね、オレも。
>>10 お嬢さん、人違いでしょ。 食パンにジャムって、いかにも質素だが、あの食べっぷりを見てると
美味くて美味くてしょうがないという感じだ。
それだけ刑務所の食事が不味いということなんだろう。 まずバターを塗って、その上にジャムをつけるともっとうまいよ!
でも健さんにそんな所帯じみたことやらせるわけにはいかんわな、ははは ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています