洗練の美学 中平康
二年前にスレがあったのだが・・・
デビューから晩年まで広く語ろう。 私的中平作品BEST10
1四季の愛欲
2その壁を砕け
3誘惑
4殺したのは誰だ
5地図のない町
6紅の翼
7猟人日記
8砂の上の植物群
9あいつと私
10狂った果実 『四季の愛欲』試写後重役連中に「やっぱり山田五十鈴はうまいよね」と言われたら負けだという壮大な
野望のもとに演出した作品とのことだが、さる5月24日(日)満席のラピュタ観客一同、あのラストシ
ーンに、ひっくり返る。 中平娘本に引用されたドナルドリチーのいうところの、「入念な社会批評」と
いうアタリは十分に感知できていないと思うが、この引用は以下、「この社会批評は正面から太刀をふり
かざすたぐいのものではなく、いわゆる芸術的な香りをすら漂わせている。平行進行形の構成をとりなが
らプロットがすすめられ、それが充分に視覚面にあらわされてゆく」と続くことを原典確認。
ラピュタ阿佐ヶ谷、歌謡映画特集にて『赤いグラス』上映age
4月にWOWOWで中平康特集
危いことなら銭になる
学生野郎と娘たち
密会
砂の上の植物群
猟人日記 神保町シアターにて『泥だらけの純情』。小池朝雄嬉しくもあまりにも美味し過ぎる
のではないかと思いつつ、トータルの中平作品への貢献度をはかれば、当然か。
浜田のチンピラ役には無理があるだろうと感じた瞬間に、じゃあ小百合の外交官令嬢
だってムリムリという反論がブーメランで成り立つが、時代とはいえ諸々のコントす
れすれの描写を中平テンポで一気に終盤まで持ってきて、タンメンと村田英雄じっく
り→雪山で戯れるシーン技巧カット割りから、あまりにも鮮やかな省略話法。
現代音楽のコンサート、官能ホステス、ルパン風一般市民通報シーンにも、ニヤニヤ。 神保町シアターにて、後期性愛三部作のうちの2作品『砂の上の植物群』&
『おんなの渦と淵と流れ』上映age 今さらながら、神保町シアターにて『月曜日のユカ』。
もっと、クールで(!)、スタイリッシュな(!!)作品だと、
長年アオられ、妄想も拡張してきたが、意外に女女したジメジメ
印象。ラストもあまりにも読みやすい、パパ役の加藤武先輩が、
強烈なミスキャスト感強い。変に残存させたモラルがカマトト
ちっくで辛い。 この人、評価されないね
世代、活動時期の近い清順、今平、増村等に比べて実際つまらんけど 狂い咲きとも言われる性愛三部作最終章『おんなの淵と渦と流れ』。
モノクローム、冴える。洪水で?落ちた橋の淵で佇む仲谷のショット、
2回くらい出てきたが、壮絶。 これら作品のヒロイン、稲野和子のテ
ンションもなかなか見応えあるが、神山繁の冷静さも印象に残る。
おじさんの家に残る石像の退廃ぶりも、一見の価値がある。
1回見て、どうこうという映画ではないのかもしれない。 雨が、時に
激しく、降っていた。
存命の西村昭五郎監督に、もう一度徹底インタビューをしたほうがいいのか。
それとも西村監督作品自体を聞いたほうがいいのか。
後者は、煙にまかれてしまうかな? 日本映画専門チャンネルで12月に「変奏曲」、1月に「当りや大将」、さらに衛星劇場で1月に「密会」を放送予定 神保町シアターで「砂の上の植物群」と「美徳のよろめき」を上映予定 神保町シアター女優モード特集にて、フィルセンからプリント借りて、
傑作『街燈』上映age 5月にチャンネルNECOの小林旭特集で「殺したのは誰だ」を放送予定 神保町シアターの芦川いづみ&司葉子特集で「誘惑」「あいつと私」「結婚相談」、
ラピュタ阿佐ヶ谷の日活青春映画特集で「泥だらけの純情」を上映予定 神保町シアターにて、傑作『誘惑』フィルセンプリント借り出し上映age シネマヴェーラATG映画特集にて、遺作『変奏曲』上映age 8月にチャンネルNECOで「狙われた男」「地図のない町」「その壁を砕け」の3本を放送予定 変奏曲ツマラナイって言われてるけど、そこまでじゃなかった
まあ、他の傑作と言われてる作品と比べるとどうなのか知らないけど 「泥だらけの純情」を完全にパックたという韓国映画「裸の青春」が見てみたい。 ラピュタ阿佐ヶ谷、8月末からの特集「昭和夫婦百景」で「おんなの渦と淵と流れ」を上映予定
10-11月発売の「日活100周年邦画クラシック GREAT20」のシリーズで「危いことなら銭になる」のDVD化決定
この他「狂った果実」「月曜日のユカ」「黒い賭博師」も同シリーズで再DVD化。 >>179
みたよ。オ−プンカ−が良く似合ういい女。
スレチだけど日専よりNecoのほうがずっといいね、最近。
司、日専酷すぎだよ。 「狙われた男」なかなか面白いね。俺、アシを洗ったんだよというような
演出がイイ。牧真介いい味だしてたよ。
画面がクリヤ−で当時の銀座が凄くシュ−ル
今日は「地図のない町」を留守録。 シネマヴェーラでの上映作品18本が決定
狂った果実
牛乳屋フランキー
美徳のよろめき
才女気質
その壁を砕け
密会
地図のない町
あした晴れるか
あいつと私
当りや大将
若くて、悪くて、凄いこいつら
現代っ子
月曜日のユカ
猟人日記
砂の上の植物群
現代悪党仁義
黒い賭博師
野郎に国境はない 10月にチャンネルNECOの日活パールライン特集で「学生野郎と娘たち」を放送予定 大雑把に同時代の日活の監督では
・井上、舛田、松尾、牛原、江崎・・・職人
・清順・・・プログラムピクチャーの異端
・今平、浦山・・・作家
・熊井・・・社会派
・中平・・・? 狂った果実のスピード感は当時は衝撃だったろうな
でもこの人の映画、作家性を発揮したという感じでもないし、プログラムピクチャーに徹したわけでもないし
あざといというか面白くないよね 『狂った果実』よかったわ。
津川雅彦があんなにかっこよかったなんて。 今平がNHKの番組で中平のことを、あまりよく言ってなかったな。
大船調とかなんとか、中平みたいなスケこまし系の男は
キライみたいだったな今平は。
助監督してた浦山もスケコマシ系だと思うが、朝鮮人をあつかっていたりして
ちょっと違うのかな。 阿部徹って東映の人だとばかり思っていたら、日活でも活躍していたんですね ヌーベルバーグうんぬんの話は、いつごろ日本に伝わってきたんだろ?
リアルタイムではないよね? >>192
日活時代の悪役の方がいいね。
東映の悪役は戯画化されてるから。 チャンネルNECO 12月の石原裕次郎シアターで「あいつと私」、1月の日活ダイヤモンドライン特集で「アラブの嵐」を放送予定 中平康は ともかく
中平まみは嫌だな。あの人の本は、人の道から はずれてる
特に「小百合ちゃん」は! アサヒ芸能で吉永小百合 メッタ斬り。
ネタ元は中平まみ先生様の「小百合ちゃん」 吉永小百合の趣味は夜の●八みたいだって書いてあるぞ! 中平まみは電波だろ。
一時期WIKIが膨大に書き込まれていて、凡庸な監督なのになんで、と思ったが、
こいつの仕業と俺は睨んでいる。
吉永小百合さんだけでなく 芦川いづみさんも巻き込む 恐ろしい 女だ。確かに 中平康の WIKI の文字数は尋常ではない。 だから素直に「私の父のDVD・BOXを出して!」と書けばいいんだよ。小百合さんを中平康讃歌に利用するのは、はっきり言って卑怯だと思う。 神保町シアター、2月からの特集で「四季の愛欲」を上映予定
フィルムセンターからのレンタルなので状態は良いだろうね 『四季の愛欲』も、桂木洋子とか、渡辺美佐子にも注目なんだが、
トドメの五十鈴が凄過ぎるという、これもいっぺん観ただけでは
真価が測れないような、ぶっ飛んだ作品だった感。 いっぺん観ただけでは真価が測れない作品というのは、単に監督が力量不足だからだろ。 何でアンチが常駐してるんだろうね。嫌いな映画監督のスレになんか来なきゃいいのに。 それだけ日本が平和だってこと
暇を持て余してるやつが一杯いるんだよw 衛星劇場、3月のGSムービー特集で「ザ・スパイダースの大進撃」を放送予定 スパイダース大進撃は、日活クビになる(契約解除?)最後の作品だけど、
遊びゴコロはまだまだ健在。
このノリは混血児リカにも受け継がれたような気がする。 浅草新劇場、3月21日〜27日まで「喜劇 駅前弁当」「影の車」との3本立てで「紅の翼」を上映予定 昭和53年(1978年)9月11日、胃癌のため52歳の若さで死去。
葬儀には黒澤明、渋谷実らの姿も見られ、「彼ほど映画が好きだったやつはいない」と
語る映画関係者もいたと伝えられる。
なんだこれw ラピュタ阿佐ヶ谷、3月末からの東京映画特集で「青春太郎」を上映予定 >>213
黒澤明が松竹で「白痴」を撮ったとき自ら志願して助監督に就いた。
札幌駅のロケでは野次馬が凄かったので、助監督の中平康が
棒を持ってジープに乗り野次馬を追い払った。 映画監督、黒澤明さんが吸っていた煙草の銘柄を知っていませんか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1133403286
『白痴』で助監督に就いた中平康監督が、宿で黒澤監督が国産のタバコを吸っているのを見て、
あの天下の黒澤でも俺たちと同じ国産タバコを吸ってるじゃないか、と感銘を受けたとたん、
洋モク買ってきてくれない?と黒澤監督から買い物を頼まれた、というエピソードを語っていたことはあります。
ちなみに中平監督は5時間にも及ぶ『白痴』完全版を二度、朝から晩までぶっ続けで試写室で観たそうです。
感想はとにかく打ちのめされたと。
黒澤明の最高傑作は間違いなく『白痴』完全版だとそのインタビューで断言しています。
完全版所有してる人、亡くなってそうだよな。
墓に持っててなきゃいいけど 著作権切れるまで出てこないだろう。
黒澤作品については旧著作権の「独創性を有する映像」に該当するとの判決が出ている。
つまり2036年まで出てこない。 南田洋子は、川島一派の浦山をイジメた、中平康が嫌いだったのでは?
中平映画は「街燈」の1本のみ。 旦那の長門はたくさん出ています。 >>220
お前が中平作品を観たことがないのはわかった 浅草新劇場、4月4日〜10日まで「探偵事務所23 くたばれ悪党ども」「男はつらいよ」との3本立てで「若くて、悪くて、凄いこいつら」を上映予定 チャンネルNECO、7月の「思い出の日活映画」特集で「才女気質」「泥だらけの純情」を放送予定 神保町シアター、7月のニュープリント映画特集で「美徳のよろめき」を上映予定 日本映画専門チャンネル、11月の吉永小百合特集で「光る海」を放送予定 シネマヴェーラ、昭和文豪エロ特集2にて、佐藤忠男先生に相談も
あったという、傑作?怪作?、『おんなの渦と淵と流れ』堂々上映
age 16日金曜日、フィルムセンター日活100年特集にて、
北原三枝主演女太陽族映画『夏の嵐』上映age チャンネルNECO、2月の浜田光夫特集で「俺の背中に陽が当る」を放送予定 ラピュタ阿佐ヶ谷、マリッジ大作戦特集にて、『結婚相談』上映age >>219
著作権切れるまで出てこないだろう
最近老眼入ってきてヤバイ、あと23年も待てるかっ!
小津の『突貫小僧』は不完全版が見つかったんだよな。
権利関係筋が「訴えないから持ってる人がいたら連絡して下さい」と広告打ってみるとか。 7月2日DVD発売
「光る海」「結婚相談」「牛乳屋フランキー」
「若くて、悪くて、凄いこいつら」「砂の上の植物群」 今でもメロドラマ名手は中平監督が日活一だな。「誘惑」「砂の上」諸々
テレ朝のspドラマ「弟」では、癇癪もち、怒鳴りっぱなしの流行監督
の描写だったが、演ずる石黒賢も「こんな感じだったんですか・・」とか
意外な顔してたよ。アルコールの匂いをさせて、酩酊状態もあったとか。
日活辞めてて台湾映画へ行ったんだっけ。 三島原作「美徳のよろめき」以降、月丘×中平メロドラマは彼女の容姿だけで成り
立った感じだし、やはり「砂の上の植物群」辺りはグッとくる稲野和子
がエロい。 軽快な犯罪ものという意味では、洗練という形容も使えなくはない 去年だけど、こんなんあったのね
国外最大の日本映画祭「ニッポン・コネクション」 フランクフルトで5月27日から開催
http://animeanime.jp/article/2014/03/09/17756.html
「ニッポン・レトロ」部門では、日本のヌーベル・バーグとして知られる中平康監督を特集する。
1956年の『狂った果実』をはじめ9本がドイツ映画博物館で上映される。 日活ヌーベルバーグ先駆者と思われがちだけど、これはフランス映画の
ヌーベル監督が影響されただけで、松竹出の正統派日活監督の一人だよね。
女優さんは綺麗に撮るし。元松竹らしい。
手持ちキャメラ、ロケ大好き、女優の髪はぼさぼさ、よだれ。蔵原監督がヌーベルバーグ
監督だと思う。 あの時代に石原慎太郎原作撮ったらああなっただけのこと
処刑の部屋しかり完全な遊戯しかり 「密会」を見てきた
桂木洋子主演の映画が日活で上映されてたのが不思議 「密会」は宮口精二を誉めてあげたい映画。
よく台詞覚えましたね、と。