>>49
>今の日本社会からみたら、華族なんて滑稽な存在でしかない

せめて西武の堤一族やバブル崩壊時代の世相と重ね合わせて見て欲しいよ。
もし華族や大地主が滑稽だったら、安城家の原作であるチェーホフの「桜の園」が
今の日本でもくりかえし上演され、共感を呼んでいるのはなぜなのか
説明つかないよ。金持ちや上流階級の没落というのは資本主義下の普遍的なテーマであって
安城家は「公開当時は大衆の劣情をそそるような」なんて敗戦直後にしか通用しない狭量な
映画ではありません。もっと視野を広くして欲しい。