幻の湖
意外ととどんな映画でも、造ってる人間には出来はわからんものらしいよ
それもこだわった造りをやる監督の作品ほど >>219
本人も疑念を感じて、野村芳太郎に脚本の感想を聞いて
否定されたらやめようと思ったら、「わからない」と答えられた。
で、制作が進んだ時に小国英雄に聞きに行こうと思ったけど、
絶対反対されるから聞くのやめた。
はじめから小国英雄に聞いてりゃ良かったんだろうが、
脚本家として絶頂期で、宗教ががかってた橋本が、
師匠格の相手とはいえ素直に従えたかは疑問。
先週、美輪明宏主演の「双頭の鷲」を観てきた。
長谷川初範が出演していて、パンフレットのプロフィールで、映画「幻の湖」で映画初出演と記載されていた。 6月に新文芸座でオールナイト上映されますよ
唐沢俊一のトークショー付きです マジですか?
DVDでしか見たことないから映画館の大画面で見たいなぁ。
新文芸坐で見たけどみんな大爆笑だったよ
恐怖奇形人間よりもお客さんは少なかったのに、歓声や拍手の大きさは負けていなかった >>228
そりゃ、新文芸坐のオールナイトですから。 >>229
今は無き自由が丘武蔵野館でも拍手が沸き起こったな。
いくつかの映画館で観た事あるけどどこも反応は上々だった。
長らく「幻の湖」断ちしてるので、そろそろ解禁しようかとも思ってるけど、
オールナイトはあんまり行く気がしないので、橋本忍特集みたいな企画でやってくれないかなー。 文芸座で見てきたよ。あの長尺で全く退屈しない面白さ。エンターテイメントとして成功してると思った
しかし、この映画に対して、「真面目に作ってる」とか「笑っちゃ失礼」とか言うのはおかしい。
どう考えても笑いをとってるとしか思えないシーンがいくつもあったから。象徴的なのが、あの
万福丸串刺しスタイル。真面目にリアリティーを目指していたら、あんなレレレのおじさんみたい
な恰好させるか?
「切腹」や「上意討ち」、「砂の器」も、一見真面目に書いてあるようで、実は笑いの要素を
多く含ませていたが、演出のおかげでそれがわかりにくくなっていて、なぜか感動的名作みたい
な扱いをされてしまっている。それが悔しくて、リベンジとして作ったのがこの映画。
怒涛のラスト(マラソン→勝った!→発射!→笛→ブス!)はいくら何でもやり過ぎだけど、
こんどこそ勘違いされないように、きっとダメを押したかったんだろう。
>>227 それはrexと比べてるからじゃないのか?
>>231 砂の器の渥美清のアップは笑いを狙ってるよね。
でも、勝った→ブス!→発射!の順では? >>232
REXも普通に面白かったし。
それを考えてもこの映画が上。
土曜日の俺的判定
別格:トークショー
湖>REX>恐竜怪鳥 >>234
あれは全部知ってるネタだったからなぁ。
でも笑ったけどね。 遅ればせながら原作のほうを読みました。その中で銀行員の倉田が川崎への
転勤を道子(お市)に伝えるシーンがあるんだけど、そのとき
「神奈川県の川崎市は雄琴に次いで千葉市と並ぶ、大きなトルコ街のある都市
である。トルコ街からの預金獲得がもう一つうまくいかない川崎支店が、
大津市である程度の実績を上げている倉田を引き抜くような形になったのかも
しれない」
とかあるんだけど、思わず爆笑してしまった。こんなことってあるの?
やっぱりこれ書いてる橋本監督は頭が少し行っちゃってんでは(笑 この映画は80年代の日本の都市と農村の現実を土台にした一大虚構世界だと思う。
アニメ映画化や漫画化されたら面白いと思う。
実際後半の走りながらの独白の場面は
後のガンダムやうる星奴らに影響を与えているかも。 ガンダムの映画三作目は1982年3月公開で、これは9月公開だから
影響を与えるのは不可能。 ツィゴイネルワイゼンの影響を受けているのかなと思った
清順ワールドを脚本で表現しようとして無茶をして出来上がったのが幻の湖
清順作品である悲愁物語も幻の湖に負けない怪作 向井寛監督の「東京ディープスロート夫人」(75年)や
小沼勝監督の「性と愛のコリーダ」(77年)も凄いよね。
もっともこれらは、最初から馬鹿映画を狙っていたと思うが。 >>180
シロ→みつの夫
みつ→トルコ嬢
日夏→信長
ってこと? この映画で一番分からなかったことなんだが、結局なんで、即死したはずの犬が元気に走ってたんですか? >243
即死って、死体を見て獣医がテキトーなこと言っただけなんだよ なんつっても室田日出男の逃げ出し方が最高!そこだけ何度も見たですよ… >>201
仰る通り、風呂敷の広げ方が諸星大二郎(「暗黒神話」「孔子暗黒伝」)にソックリ。
>>241
「性と愛のコリーダ」は、ストーリーが3つぐらいあって、それが並行していく話だっけ?
本田博太郎が出てくる青春ドラマパート+井上博一の監禁魔パート+坂本長利のお笑いパート
田中陽造と鹿水晶子は「輪舞」「新七つの大罪」みたいな艶笑譚を作りたかったんだと思うよ。
それと小沼さんはどんな映画でもガチで撮る人なので、バカ映画狙いはしない。コ
メディパートでも俳優やスタッフの半笑いを許さず、大真面目に俳優に大仰な演
技を要求する(だからこそ可笑しい) いちばん笑ったのは日夏のレコードのコピー
「テクノサウンドを撃つ こころの詩」
「シロ。おまえの墓はココよ。…永遠にね」
いや、…そりゃそうでしょ ネットのレビューとかで酷評?されてて結構興味持ってたんだけど
この前ようやく見ることが出来た。
確かに突っ込みドコロ満載だが意外に普通に見れたし
結構面白かったな 包丁を持って犯人を追いかけ
店を出た途端 マラソン実況 中野昭慶のインタビュー本『特技監督中野昭慶』で、『幻の湖』に触れてたよ。
「僕はひたすら女の子を追いかけるから、後は上からの視点でまとめてよ」と言われたとか、
スペースシャトルのミニチュアは実は2メートルあったとか、正直ストーリーはよくわかんなかったとかw
でも将来傑作と言われるようになるかもしれないと、いろいろ言ってます。 >>363
ピカチュー大将軍の弟か従兄弟あたりじゃね
んで、トリスタンとラウニィーの情事を見て
くそーラウニィーとズッコンバッコンズッコンバッコンピュピュッピュピューってしてー
って思ってそれを実行しようとしてトリスタンに見つかってランスロットとカノープスとウォーレンと
ミルダスとギルディンとデネブが呼ばれてヴォラックは捕まってしまって地下の拷問室で
毎日毎日肛門にカボチャ入れられたりミルダスとギルディンとの3Pやったりランスロットのロンバルディアで
キンタマ1個取られたりウォーレンの占星術で不吉な予言を毎日聞かされていたぶられて
ヴォラック・カタタマ、ウィンザルフになってしまってゼノビアとかに居れなくなって
復讐してやると思ってローディスに行ってバールゼフォンに「うほっいい男」って言われて
お尻合いになってしまってそのままテンプルコマンドになったんだと思う >>254
>将来傑作と言われるようになるかもしれない
ある意味当たってるなw >>262
俺の家で毎月、上映してるよ。
同時上映は「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」、
「直撃 地獄拳大逆転」、「ポルノ時代劇 忘八武士道」とか
だがな。 夜中、なかなか寝付けないんで、たまたま日本映画専門チャンネル見たら
この映画を放送してた。そして見始めたら、ますます眠れなくなった(w
ある意味、最強の邦画だな、これ。 >>238
俺もスカパーの初見で大ショックを受けた
何がショックだったかと云うと
映画うる星やつら4の元ネタがまさにコレだったのだ!!!
あたるの意味不明なマラソンを始め
山崎監督は気が狂ったのかと真剣に思ったものだが
二十年越しの謎がやっと解けた 橋本の貝になりたいに便乗でラジオで話題になったからか
DVDが売れてるらしいぞ ソープ嬢が一般職同様に描かれているのが良い。
この映画を観た後は、風俗嬢として悩んだりする映画が馬鹿馬鹿しく思えます。
なので「幻の湖」はとてもポジティブな映画なのですよ。 頼近美津子は気張ってばかりの演技でもひとつだったけど
美貌は衰えてたな、残念。 とこれはひとりよがりという意味で同一テーマであるんですね。 こんなに犬をかわいがっているなら、「白」じゃなくて、もっと考えた名前を
付けたらいいのに、と思った。 撮るだけならまともになりようがない。。
ただ脚本を執拗に直させて全く別なのになったかも。 集団で見ていて、一番爆笑だったせりふ
(うろ覚えごめん)
「あんな田舎の娘と、私は一味も二味も違うわよ」
(と、包丁を突き立てる) 鈴木清順が撮ってたらすごい映像ができたかも、ってな脚本。 これニコニコにアップされてたのか、残念、観たかった…。 あらすじ聞いたら普通に面白そうって思ったからどうしよう レイトショーで映画館で見たよ。
東宝のロゴマークで場内クスクス笑い、スペースシャトル発射シーンで
爆笑&拍手の嵐だったな。 凡人には天才の考えなど理解できるわけがないし。
後年、橋本も凡人レベルに成り下がって、幻の湖を否定してたが。 >>286
ほとんど宗教の世界に入ってた。この後、奥さんが倒れてさらに加速した。 左にはLSI
右には十一面観音菩薩像
真ん中には出刃包丁を構えた女
この三つを組み合せれば話は展開する レンタル落ちのDVDを2000円で買ってしまった…。
何か面白いような否か、判断するのが難しい映画だなぁ >>285
ズサッ!ブシャー!ズサッ!ドカーーーン!!
あの発射シーンへの流れはネ申レベル >>290
回転率悪かったのかw
まー無かったことにされてるから普通の人は知らんわな >>294
犬を殺されたぐらいで、仇討ちをするなんて・・・キチガイですね
この映画は封印すべき
今観ると、ガチで凄い映画だな!
昔は酷い映画と思ってたが…。 これ
去年か今年の初めに「日本映画専門チャンネル」でやってなかった?
オレ、途中から見た希ガス
橋本忍の作品だとは知らなかったけど、やけに印象に残ってたから、2ちゃん見てさっきググってなるほどー…と思っちゃった 「私は貝になりたい」(2008)書き直しでラジオで声を聞いた。
とても高齢とは思えない明瞭な声で話の内容もまたしっかりして
ました。 どこか勇気のあるTV局は深夜枠でいいから放送してくれよ!
トルコのシーンは音消しかカットしてもいいから 私は貝になりたいなんかよりこっちを仲間主演でリメイクした方がずっと日本映画のためになるに決まってる。 橋本作品の「砂の器」「八甲田山」より楽しめた俺は変わり者 これ滋賀県のどこのツタヤでもレンタル置いて無いんだよな。
京都の西院店で借りたよ。 映画自体そそくさと封印されてしまった訳だし。
あまり地元振興にもならんだろうからなあ。
包丁女せんべいとか宇宙パルサー最中とか
あまり食べたくないし
>>308
どうでもいいがIDに6pとか3pとか・・・
>>311
現存するんだ! 近所に住んでるイヌキチと主人公がそっくりの狂人なんだ。
そいつらは夫婦なんだけど、マジキチガイ。
自分の子供は外に出さないのに犬の散歩は欠かさない。
近所の人を睨み付け独り言をブツブツ。騒音、迷惑行為なんのその。
しかもそいつらの犬の名前、シロだしw。層化ってところも橋本と同じ。
近所でもヤバイって噂になってる。なんかやらかしそうだわ。 一昨年、大阪から高島市の「近江聖人中江藤樹記念館」に行ったりしたんですが、
雄琴を通るんですよね。湖西道路が工事で渋滞してたんで、下りて雄琴を走りましたよ。
聖人の資料館へ行くのに「性人」の街を通るというギャップ(w
車で走りながら当然のごとく、この映画のことを思い出しました。
近江聖人中江藤樹記念館
http://www.touju.jp/top.htm なんていうか参加したくないハーフマラソンに無理やりエントリーさせられたような2時間44分でした。
まあ色々と多角的に語らなきゃいけないとは思うんですけど、
インパール作戦と牟田口廉也というか。
偉大な脚本家と愚将を並べちゃいけないんだろうけど誰か止めなかったのかね?野村でも誰でもいいから。