だが、たしかに娯楽映画の殿堂たる東映には、いわゆるベストワンとか作品賞とか
の該当作品は非常に少ない。
だからといって、エンタティンメント時代劇が「低く」て、小津や成瀬が「高い」
という価値観に拘束されなければ、何も哀れがる必要はない。