シリーズ続けてけっこう観たとよ。順は391の親分さんのでよかですばい。
しがないあっしの感想ですが、ちぃと聞いておくんなさいませ。

死んだはずの人が何度も出てきて驚くばってん、設定はみんな違う人じゃけんね。
特に寛寿郎はキャラもヅラまで一緒なくせにまったく別人とね。
こぎゃんこっつぅ任侠映画にはよくあるこつばい、でもおかしかね。

シリーズ通して見ると健さんが出てると話がしまるとね。
やっぱ健さんは存在感あってカッコよかばいね。
中でも任侠としては『花札勝負』が見せ場が多くていっとうよかったばい。
「死んでもらいばすばい」の台詞ば決まって格好よかたい。
脚本では『お命戴きます(ばい)』とね。明治中期の雰囲気と、お竜の女性性と
母性性とが丁寧に描かれており、話の世界に広がりがあってよかとね。
ここでは舞台劇みたくお笑い要素もあってシリーズが乗ってきたのがよく
わかるとね。