0303この子の名無しのお祝いに
2014/09/19(金) 17:55:31.68ID:RWvpz4V7渋谷が映画の準備に入ったとき、ある日築地の松竹会館の社長室に渋谷が呼ばれて入った。すると城戸四郎は、
「おっ、渋谷君、まだ生きていたのかね」すると渋谷は、
「墓場に近いのはぼくより城戸さんでしょう」と切り返したそうだ。
城戸四郎は、前作の『モンローのような女』がひどかったので、渋谷を首にしたかったのだが、契約が1本あったので、仕方なく製作を認めたのである。
印象の薄い映画で、この直後彼は松竹を解雇される
渋谷実が好きで、しかしその割に彼の評価が低いのはなぜか疑問に思っていた。
それは渋谷が大変に非社交的で、子分も作らず、親分風も吹かせず、また助監督以下のスタッフの面倒を見る、
と言った世俗的なことを一切しなかったことも理由