君達、この話題で7年も盛り上がっているなら、例の揉み揉みシーンが恐ろしく繊細に作られていることに少しは気がつきなさい。

サシバが窓際に座らされて、舎弟がサシバの右足を持ち上げるシーンのとき、兄貴の左腕が一緒に上がってるだろ。
あれは良く見ると、サシバの足が持ち上がるときパンチラが見えないように、兄貴の左腕がカメラの前を通っているんだな。
ほんの一瞬だが、一番パンチラが見えそうなときに、どんぴしゃりで兄貴の左腕がカメラの前を通り過ぎている。

あのタイミングで、舎弟が足を持ち上げるタイミングに合わせて、パンチラが見えるわずかな1部分を腕が通過するようにするというのは、相当なリハーサルがあったはず。
しかも、あの一瞬以外に、サシバのパンチラは見えないと確信できるほど、サシバ、舎弟、兄貴の3人の体の位置や動きが、おそらく数センチ、0コンマ単位で計算されている。

何かの雑誌に、渡辺典子が「舎弟役の役者さんの方が新人で、何度もリハーサルするのであたしよりすごく緊張していた」みたいなことを言っていたが、映像からもその入念さがよくわかる。

ということは、このシーンは、見ている人間が妄想するほど、現場はエロい雰囲気の撮影ではなかったということ。
それと、このVシネマは渡辺典子が胸を揉まれたということで話題になったが、胸は揉まれてもパンチラはNGという、あくまでもかたくなにイメージは守り通されている。
これに気がつくと、渡辺典子がここからさらに露出するなんていうのはありえなかったと、実感する。