新宿ピカデリーって、すごく混雑しているようだから
心配したけど、全然空いてた。

しかし、この映画をシネコンで観れるなんて夢のよう。
映写状態も良かった。
当時、渋谷松竹で観たけど画面が暗くて姫田真左久の
キャメラがこんな扱いを受けるなんて、邦画界も酷い
ことするな〜。と感じたことを思い出したよ。

逃亡中に駅を降り、タクシーに乗って小川真由美の
旅館へ向かうまで一気に撮った、長回しのカット。
手持ちキャメラで逆光なのにピントもキチンと
合って、構図もちゃんとしてる。

今だったらステディカムだろうけど、それでも
こんなカットを撮れるキャメラマンは、少ない
だろうな。

限定上映なんかで終わらないで、定期的に過去の
作品を上映すればいいのに・・・・・