復讐するは我にあり

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/18 00:54

惜しくなか。
おらの人生こげなもん。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/18 08:50

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/18 12:06

倍賞美津子＋三国連太郎の入用シーン。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/18 14:25

隠れキリシタン

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/18 17:01

三国連太郎のいやらしさは格別だったね。
権力に屈服する親の姿に、「俺のせいなの？冗談じゃないよ」
と幼心に思ったのだろう。
なんとなく深作欣二の「仁義の墓場」および「狂犬三兄弟」の
親子関係を思い出した。
戦争に負け、頼るべき「父権」を失った戦後日本の精神的な荒廃と
不安がよく描かれていたと思う。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/18 23:04

DVD買った。箱入りで定価3990円。ちょっと得した気分。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/19 19:07

ラストのストップモーションには意味があると聞きましたけど・・・

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/19 22:24

７＜
父親に対する憎しみと反抗が、死後も消えることはなかったという意味では？

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/19 22:40

今村昌平はこの映画までで才能が燃え尽きたような気がするんだが・・。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/20 00:26

この映画、何を言いたいのかいまいちよく判らん。
今村の中でも、ちょっと異質。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/20 00:53

＞検閲に多くの部分をカットされたため、難解な映画になってしまった
らしいが、それもまた一つの効果になっている。
http://www.kyoto2001.com/nuk/orekore/cfile04.htm

らしいです。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/20 01:25

殺人のシーンを実際の殺人現場で撮影したというのは凄いと思った。
命乞いする被害者をボロ布かぶせて包丁で滅多刺しにする所とか怖いよ。
最初の２人を凄惨に殺した動機がはした金というのが何とも。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/20 11:52

緒方拳、愛嬌と狂気の入れ替わりがワクワクする。
「丑三つの村」と並んで好きな映画。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/20 15:14

加藤嘉の入っている部屋作りつけのタンス。
あれ、事件のあったアパートの部屋を借りて撮影しているから
本当の死体が入っていたタンスなんだよね。

あのアパート、手塚治虫がときわ荘のあとに引っ越した
並木マンションじゃないかと思うんだけど、事件の資料を調べても書かれていない。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/20 20:31

唾を吐くシーンあったって本当？

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/21 02:13

>>15
面会室で三國が吐くシーンとは別に？

検閲にカットされたシーンってもう永遠に観れないのかな。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/22 23:44

>>14
鬼子母神の参道のとこの？

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/22 23:56

>>17
そうそう、雑司ヶ谷

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/25 00:37

>>14
部屋を再現した訳じゃなくて、家具も実際の使ったの？
(((( ；゜Д゜)))ガクガクブルブル

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/26 13:13

浜松のあいまい宿も現存していたのでロケに使用しようとしたが、
撮影当時は別の家族が住んでいて、「息子が受験勉強中なので貸せません」
と断られてしまい、しかたなくステージセットになってしまったそうだ。

ちなみに榎津が下車する浜松駅は、国鉄常磐線土浦駅でのロケ。
乗っていた列車は、常磐線に数往復残っていた旧型客車(オハ43型)の普通列車。
列車からタクシー乗り場までワンカットに見えるが、2カットを編集でうまくつないでいる。
タクシー運転者役の人が知り合いなのでなぜ土浦駅なのか尋ねたところ、
「事件当時の浜松駅の雰囲気が残っていたから」だそうです。
走り去るタクシーのショットをDVDでよく見ると、彼方に“関東鉄道”と書かれた建物があるのがわかる。

当時の駅舎
ttp://www1.ttcn.ne.jp/~tabiji/jpg/tsutiura.jpg

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/26 14:58

>>20
よく見ると走っている車は年代設定より新しくそれが少し残念。
小うるさくてすまんね。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/26 16:33

手についた血を立ちションしながら小便で洗うシーンを憶えている。
あと被っていた野球帽が西鉄ライオンズのだった。あの事件は西鉄健在の
頃だったんだなあとミョーに感慨に耽ってしまった。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/27 02:11

にゃにゃ

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/27 03:05

「復讐するは我にあり」の緒方と「薄化粧」の緒方が時々カブル。
何か似たような映画だったが、俺は後者の緒方拳の方が怖かった。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/27 20:19

　佐木隆三のノンフィクションの映画化は最初は長谷川和彦がやることに
なっていたが、土壇場で今村昌平が映画化権を得た。この件では、長谷川が
怒りまくって、｢佐木の野朗をぶん殴ってやる｣と息巻いていた。長谷川が
メガホン握っていたらどんな作品になっていたのか興味あるね。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/27 21:34

映画板は初めてだが、内幕に詳しい人が多いのでびっくりです。
私はただの映画好きですが。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/27 23:42

カオス、自己破壊、欲望の根源、破壊と創造、人間の不条理etc.
別にいいのだが、こうしたインテリ好みのキーワードが好きなんだな、今村や長谷川は。
日本アカデミー賞をとった作品のようですが、今村昌平には逆らえないって事でしょうかね。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/27 23:55

長谷川和彦は今村プロに夫婦住み込みで仕事してたよね。
まあそれでも原作は取り合うって訳ですね。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/28 00:29

今、ヤフオクで手に入れた復讐するは、見てます。なんか倍賞美津子
エロイわあ…。緒方拳が、なんとなくショーケン見た感じかぶるような。
この作品は、やはりキリシタンである父親に対する反抗？イマイチ
本意が解らんなあ…。　とりあえず最後まで見よ。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/28 20:48

三池が今村の助監督やってたらしいけど、この作品には関わってるの？

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/06 21:14

今観たが、最初の２人の殺人シーン直視できなかった・・・
作りものの映画ごときでここまで目を背けたのは初めてかも。
チェチェンの首切り以来かな。

人間の生へのしがみつきが恐ろしいまでに表現できてるね。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/13 23:49

>>31
リアルなのよね。なんだか。最初の殺人シーンは。
小川真由美が絞殺されるシーンなんかは、あ、芸能人が…
みたいな雰囲気があるけど。あと、ラストの死骨投げる
シーンも微妙にな～。スローモーションだけど、哀歓を感じる…。　

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/16 15:11

これ、役所広司で二時間ドラマ化されていなかったか?

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/16 15:27

>>33
知らないが、あったらぜひ見てみたいな。
役所なら期待できそう。
でも演出にもよるからなあ。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/16 22:22

絵沢萌子のエロ具合も良かったなー。
おにぎり食べながら緒方とのシーン。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/18 00:19

これ見たの１１年前だ。なつかしい。
法律の教授が授業中に、「最後に骨を投げるんだ、
ぽーんとね、ぽーんと。それもスローモーションでね。
こういう映画は君達は絶対見なくていい！！」
とか言って、見ろって言ってるようなもんだよねー。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/18 02:19

役所のやつは逮捕された日に限定したドラマだったね。
まあまあおもしろかった。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/18 13:07

箪笥の扉が開いて現れる加藤嘉の死体。ありゃヤバイすぎる。。トラウマ間違いなし。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/18 13:08

役所のやつはほとんどカットされていて、逮捕された日が重点された。
おまけに榎津厳が西口彰に名前が変わっていた。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/18 15:35

>>38
確かに。
出るぞ、出るぞと思っていて出るなら大したことないが、
緒形が飯食ってる後ろからいきなりですからね。
多少の虎馬でしたｗ

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/18 16:52

>>39
西口彰って、本名じゃん。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/18 19:45

原田大二郎の「裸の十九才」をパクった作品がある。
土曜ワイドで岡田義徳の「永山則夫と母」というのがあったぞ。
よく著作権侵害で訴えられなかったな、テレビ朝日。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/18 21:06

>>33
西口彰事件の映像化には、同じ佐木隆三の原作を使ったＴＶ版「一億人を敵にした男
復讐するは我にあり」（８４）もある。西口＝根津甚八だったそうだ。

さらに、映画「戦後猟奇犯罪史」（７６）では、西口＝室田日出男だったが、
オムニバスなので少ししか出てこない。
そして、そのＴＶの役所公司主演の「恐怖の二十四時間連続殺人鬼西口彰の最期」（９１）
があるわけですね。
　
>>42
「裸の十九才」と「死刑囚・永山則夫と母」（９８）は似ているの？　後者の
原作は佐木隆三。前者は新藤兼人たちのオリジナル脚本。まあ題材は同じだからな。