異人たちとの夏
前々からの疑問なのですが、ケイの部屋にあった
あの不気味な絵は誰のなんという作品なのでしょうか 鶴太郎は日暮里出身で浅草の親父を演じるのはお手の物だったかな。
昭和世代の登場人物だからいいねえ。
平成の親が異人として出てきてもノスタルジックにはなるまい。
電子レンジでチンされた料理を「お食べ」って出されても。。 下町もいいけど一回大林監督に武蔵野・多摩の風景で作品を作ってほしいなあ。
宮崎駿じゃないけど。 ttp://jp.youtube.com/watch?v=0WI6VVto08Y
秋吉久美子がすき焼きを取り分けてくれるシーンは何故か何度見ても泣けてしまう。 >>242
それはせつなすぎて見られない
『秋吉久美子がすき焼き・・・』
の文章だけで涙ぐむもの テレビで放送されたのを偶然見て、ものすごく印象に残っている。
皆さんが書いておられるように両親との再会や別れのシーンで泣き、
名取さんのシーンではほんとにびっくりし、あそこまでなるか!?と。
脚本?原作?が山田太一さんとは知らなかった。
大林監督の作品はさびしんぼうもすごく印象に残っている、
ショパンの別れの曲を聴くと思い出す。
あと小林聡美の転校生だっけ!?体が男の子と入れ替わっちゃうやつ、
あれは男の子が小林さんの体になっちゃって、
焦っておっぱいをぶるんぶるん触るシーンにびっくりした。 やっとDVDレンタルして見たよw
今までTV放映でしか見た事ないし、しかも途中からとかだったからオープニングも初視聴w
TVではカットされてた高橋幸宏の出演シーンもやっと見れたw
ところでNHKがハイビジョン協力ということで出てたけど
元画像はハイビジョンになってるのかな?
ならばブルーレイで見たいよぉ 人生の迷路を彷徨う中年男を主人公にしたファンタジー
「異人たちとの夏」
「地下鉄に乗って」
「流星ワゴン」
「フィールド・オブ・ドリームス」
人生の教科書とも言うべき珠玉の作品たちです
原作が好きだったから、鶴太郎と聞いて何故!?と不思議だったけど、映画館で納得したっけ。そこから勘違い鶴太郎になる訳だが。 >>246
ハイビジョンといってもハイビジョン撮影(オプチカル合成)のことでしょう。
当時の特撮に使われてた。
「ふたり」のマラソンシーンとか、「水の旅人」とか。
黒澤監督の「夢」なんかもそうですね。 これテレビで全然放送しないね
かれこれ十数年前に見たきり 映画観て泣くことが無かった学生時代、この映画観にいったときだけは
不覚にも泣けて恥ずかしかった。鶴太郎の「もうだめらしいや、あばよ。」(間違っていたら失礼)
あのセリフでエンドロール来たらやばいなあ〜と思った。
そしたらいきなりホラーみたいなシーンで涙がすっかり引いて、おかげで館内明るくなっても平然と出られた。
大林君がそこまで配慮してくれたとしたら、エライ!
最近は涙腺ユルユルで簡単に涙出てしまうけどね。 私もどうしてあのホラーみたいなシーンが必要だったのか
わからない。
鶴ちゃん一家の話で十分良かったのに。
映画「メトロに乗って」よりもじーんときた。 >>252
原作どおりだからしょうがないんじゃないの?
ああいうことが無かったら、主人公の寂しさを表現できなかったと考えたんだろう。
まあ、名取パートは要らなかったけどさ。 >>252
大林映画がまだよく解ってないなあ。
「鶴ちゃん一家の話」だけで終わる話なら、そこら辺にいる監督つれてきて、
いかにも松竹風な古臭い映画撮らせればよろし。
大林がそんな古臭い映画撮るわけないことは、最初から解っていただろうに。
>>162
小学校の低学年の時に、父が見ていたのを隣で何となく見たけれど、かなり衝撃的だった。
あの強烈なお化けのシーンがあったから印象にも残っていたし、大人になってからもまた見ようと思えた。
まぁ、自分の子供には見せようとおもえないけど。 名取はいつ死んだの?
最初に飲みかけワインを持って来たときは、生きていてその後死んでから荷物運び出しを風間が目撃という流れでよいの? 山田先生が監督もされていたら、もっと良い映画だったのでは。
その世界のことは、何も分かりませんが。
>>262
タラレバはどの映画でも言えるからねぇ。
大林だから良かったってところもあるんだし。
ただ「アホ」で片付けるのはもっとアホだな。 名取パートの不要論がよく出ているが
原作を読んで映画も観た感想から言わせてもらうなら、
主人公の孤独さを表現するための演出として名取のシーンはやはり必要だと思う。
演出の仕方には多少問題があっても、あれがなければ物語が成り立たないのでは…
原作でいうところの「別れを惜しむ」表情を名取は良く表現できていたし、
風間も「始末に負えぬ感傷」を抱いた演技ができていたと思う。 名取パートの不要論がよく出ているが
原作を読んで映画も観た感想から言わせてもらうなら、
主人公の孤独さを表現するための演出として名取のシーンはやはり必要だと思う。
演出の仕方には多少問題があっても、あれがなければ物語が成り立たないのでは…
原作でいうところの「別れを惜しむ」表情を名取は良く表現できていたし、
風間も「始末に負えぬ感傷」を抱いた演技ができていたと思う。 >>266
同意。主人公とケイの関わりからしても、あの場面は不可欠でしょう。
原作とは異なり、映像の印象が強すぎるのでは。
いずれにしても、原作に馴染んだ者からすれば、映画全体に違和感があり、
映画にして欲しくなかったというのが本音ですが、そう感じてしまうもの
なのでしょう。
舞台が始まるようですが、どんな風に舞台に出来るものなのかやや関心が
ありますが、同じ意味で余り期待はしていません。
ただ、原作への思い入れとは別に、目に見える形にしてみた作品も、
それなりに楽しんでみれば良いのでしょうけれど。 自分も名取さんのシーンは必要だと思うな。
過激なシーンは抵抗ある人もいるだろうけど、それ以外は結構好きだけどな〜
チーズの話をするところとか…。
舞台始まるね。椎名さんって結構好きな俳優だけど、正直この役をするとは思わなかったな。
内田有紀は昔のイメージだと合わないけど、最近のイメージならわりと行けるかも…。
池脇千鶴は可愛すぎるかな?でもなかなかいいかもね。
>>267
あんたは原作厨なんだから映画なんて観なきゃ良かったのに。
違和感があって当然。あれだけ忠実に作ってるのに受け入れられないなら
今後思い入れのある作品の実写化作品は一切観ないことだな。 264=265= >>269 (?)
酷く苛立たせてしまったみたいで・・・大変申し訳無く思っています。
(一寸つぶやかせて頂いただけの積りだったので・・こちらもかなりショックでした)
自分も、最初に映画で観て感動していたら、映画が一番好きだったに違いないと
思っていました。舞台で深く感動した人は、舞台の記憶が一番大切になるのでしょう。
いずれにしても、色々な形で表現された”この物語”が、比類なく素晴らしい作品である
ことに変わりはないと思っている点は、御理解ください。 そういえば、この物語は、海外に紹介すべき優れた日本の現代小説として
選定(第1回目の選抜作品)されて、英訳された本も出て海外にも渡って
いるようですね。買っただけになっていたけれど、これを契機に、
丸暗記に挑もうかしら・・(無理かな)
外国の人へのプレゼントにするのも良いかもしれませんネ。
あ、また、映画と離れた話題になってしまった・・・(あ、露訳もあるようです)
>>272
この映画(小説)は、文化庁長官だった故.河合隼雄さんのお気に入りだったので、
10年以上経った後にもかかわらず、選定されたんだと思う。
1988年に映画公開された当時、河合氏が、NHK教育TVの市民大学講座の中で、
すき焼き屋のシーンを流して、褒めちぎっていた。
心理学の講座で、なんで?と、当時驚かされた。 そういえば、お役所にそんなセンスがあったの?みたいなどこか驚きが
あったものでした。でも、嬉しかった。
ところで、週末のお天気は、全国的に徐々に回復♪ということです。
>>272 >この物語は、海外に紹介すべき優れた日本の現代小説として選定
「異人たちとの夏」の英語版タイトルは、
『Strangers』 なのですね 今日6月6日は、この映画の原作者、山田太一先生のお誕生日だそうです。
先生が、この世に誕生されたから、この素晴らしい物語が生まれて、
私達が皆で、感動することが出来た、という記念の日ですね!
どうも、ありがとうございます
小説の英語版が海外に渡っているのなら、英語やフランス語、ドイツ語、
韓国語、中国語とか、色々な国の言語版の映画になって海外に渡ったり
したなら、素敵ではないでしょうか。
舞台が、外国人によく知られた浅草というのも良いし、日本(人)とその
文化への共感や関心にも繋がるのでは・・
でも、何でも映画のビジネスというのは素人には分からない大変なことの
ようで、全く無知な者のレスですが・・・ 鶴太郎は素晴らしかったけれど
秋吉にはまったく母性を感じられなかったのが残念。
シアタークリエ、行ってきました。(映画のせいで)椎名と内田には
ちょっぴり違和感有りましたが、両親役の甲本と池脇は結構はまって
いました。今迄、池脇を意識した事無かったし、今回の配役は若過ぎ
と思ってたのですが、特にすき焼きシーンの演技(鼻も赤くしたり)
は泣かされました。 原作読むと、主人公のドラマの題材がテニスとビリヤードで、取材先が
プールバー。流行ってたなぁ。「ハスラー」からだと思うけど、工藤静香
も「急に呼び出された夜のプールバーで〜」なんて歌ってたしな。 クリエ、行ったよ。ウッチーがヒロイン(?)のせいか、原作や映画と異なり
ケイとの最後の別れが綺麗過ぎ、ちょっと物足りなさを感じたよ。あれでは、
原田のふっきれ感が生かされないよ。あと、ウッチーのレギンスも頂けなかっ
た。個人的には、石田ゆり子とかの方が、合ってた気もするな。 そこは笑うとこじゃないって…って所で、
おばはん連中がゲラゲラ笑ってたりしてちと残念だったな 意を決して名前を聞いたら、「親に名前を聞くなんて…」のシーン、
そこは驚愕のシーンであって、別に笑う所では… とか、
最後のすき焼き屋で、お父ちゃんがいろいろ茶化す所とかも、
それは悲しいのを押し隠してる訳で…とか
まぁ受け取り方は人それぞれだから、ケチ付ける訳じゃないけどさ…
「親に名前を聞くなんて…」
・・・懐かしい台詞
緊張感ある一シーンだから
たしかに、笑ったりしてはまずい 舞台版悪くはなかったよ。内田有紀が迫力不足だったよ。俺的には菅野美穂がよかった。
感情を剥き出す時の菅野には狂気すら感じるし 舞台版を映画や原作と違うと言ったって、(前述のプールバーにも有る様に)
時代も違えば、演出家によって何ともでも変わるんだから、しょうが無いんだ
よね。と、言った傍からなんだけど、「お父様にお願い」は使って欲しかった
な。おまじないがどうのこうのとかの、スコットランドだかイングランド民謡
(違う?)じゃ何かのれないよ。ところで、原作では、曲名が出て来るのって
本当に最後の方なんだね。 >>292
わめいたり、怒り狂ったりするのって役者としては一番ラクな芝居なのよ 映画見て泣いたことなかったんだが、
演芸場からの帰り道の鶴ちゃんのたたずまいだけで涙が出てきたのが
我ながら不思議だった 都内で廉価版のDVD売ってる店ってもうないですかね… マンションの三階にいつも明かりがついてるのに管理人が知らないのはおかしい、
どうして死相が出てきたのか、子供が可愛いなら、あの世に引っ張り込まないだろう。
舞台、父親役の方が役にピッタリで、
母親役が途中で池脇と分かった。
すばらしい母ちゃんを演じてた
また映画観たくなった&小説も読まなきゃと思う今。
舞台は舞台でよかったと思う。
両親役はピッタリだったし、椎名桔平もよかった。
再演希望 舞台観ました。 主演の2人よりも両親役の演技が際立っていた。
内田だけが演技力や迫力に欠けており、衣装もなんだかパッとしなかった。 映画の名取さんとはイメージがかなりかけ離れていた感じはある。
30過ぎた寂しい女性と言うよりは、時より元気な女子大生と言った違和感もあった。
でも、長台詞の中で多少の苦しい部分は感じたけどベテラン俳優相手に相当頑張っていたし
そんなに悪い印象無かったけどな>内田有紀
原田に「神様、だれか、この人を助けて!」と言うシーンはなかなか熱演だった。
個人的には羽場裕一さんもよかった。
甲本さんは顔の作りも父親らしく、椎名さんは中年よりも少年らしい雰囲気の為
池脇さん演じる母との2人のシーンは映画の色っぽさは無く可愛らしかった。 まあ、同じ映画化なら色々比べられても仕方ないけど
舞台は全く別畑だしね。監督も代わってくるし。
映画のシリアスな世界と違ってかなりコミカル調に作られていたけどそれなりに楽しめた。 舞台観て、久し振り(※初めてTVでやった時以来だから、20年弱?)に
映画も観たよ。前回の時は泣いたのは、すきやき屋だったたけど、今回は
風間が初めて秋吉に会った時のうるうるでも。あと、当たり前だけど、そこ
かしこに時代を感じる。風間の髪の毛のボリューム、後半着用のメガネ、ポロ
シャツの下のランニング。川田あつ子のヘアスタイル。秋吉の眉毛(しかし、
仮に作られたのが今だったら、30〜40年前に亡くなった秋吉の化粧や衣装
は、当寺のものなのか、それとも今風になるのだろうか?)。最後の空き地の
場面での缶ビールの分離するプルトップ等々。 原作だと、作者の歳の関係で両親亡くなったのが昭和26年正月、
映画だと、風間の歳の関係で両親亡くなったのが昭和37年盛夏
秋吉のヘアスタイルは、何故か戦後直ぐに流行ったパンパン風
サザエさんパーマだし、服装も何故か昭和20年代のアッパッパ
・・・・時代考証はかなりいい加減だと思われる。 お母さんがはまっているのは、原作・映画はラジコン、舞台は
ゲームだったな。昭和20年代半ばにラジコンが出回っている
とは思えないから、まさに霊が”現代”に生きている格好か。
なら、ファッションや化粧が”今風”でも良いんだな。 霊が現代に生きている・・・
寄席で笑って、自販機でビールを買って、寿司屋に務めている・・・
何なんだろうなぁ。
ホントに寿司屋に勤めてたんだろうか。
主人公の見たまぼろしだったわけでもなさそうだし(ちゃんとすき焼き
屋は3人分用意してるしね)、どういう設定なのかイマイチわからんね。
まあ、あんまり深く考えなくてもいいだろうけど。 発想の元はレム『ソラリス』のお客か、
どっちかというとそのタルコフスキーによる映画版からきてるのかな。
既出? 死んだ両親が、今でもこの町のどこかでひっそりと生きててくれたのなら、こんな嬉しいことは無い。
主人公のそんな願望からこの物語はできあがってるから、細かい設定なんかどうでもよいだろう。 今の時代なら、自分を追い詰め孤独に参ってしまったケイも、メンヘラな女
ということになるのかもしれない
しかし、いい物語であり映画だった あまり大きな声では言えないが、某所にうpされてるね
すき焼き屋の場面をを見てじんわりしようと久しぶりに見たら
最後はB級ホラーみたいになるんだね。
全然覚えてなかった
一度浅草行ってみたいけど、映画みたいな風情は今もあるのかな 映画みたいな風情はちょっとした路地裏で感じとれるかな。外見は汚いが旨いもんじゃ屋なんかはいい感じだよ。
すき焼き屋じゃねーのかよ!ってツッコミは無しでm(__)m 今日、テレビ愛知で放送があり、初めて観ました。
今半の美しいシーンで泣きました。
ここで話題になってる“名取浮遊”はビックリしたけど、
必要なシーンだと思います。
オレも名取OK派だな
ラストのホラーシーンが無かったら普通の地味な日本映画になってた気がする
多分それでも泣けただろうけどここまで鮮烈に印象には残ってなかっただろうな 名取のシーンはあっていいけどトーンが違いすぎるからもうちょっとおさえて欲しい 名取のシーンは必要だろ?
両親に泣きながら「ありがとう、ありがとう」って言うシーンと
女に「連れてってくれ、連れてってくれ」って言うシーンが
対になってる訳だから。 名取さんのスレは、ずっと続いているようですね。
たまに見に行きます。 ああ、この映画泣けたな。
初めて鶴太郎に好感持ったよ。
久しぶりに見たいからDVD買うかな。 名取さん、迫真の演技だな。うーむと、唸ってしまった。
演出も上手い。中川「東海道四谷怪談」と同じで、上に
挙がって行く。もうこれで終わりだという意味だろう。 皆さんも、アイスクリームを手作りするのですか・・・? 今月の山田太一先生脚本の演劇
「沈黙亭のあかり」
(劇団俳優座 新宿紀伊国屋ホール)
「異人たちとの夏」をご覧になった人達は、やはり観に行かれるのですか?
すごく、たのしみです……♪ でも、今からチケットを欲しい人がいても、ぴあとかローソンで検索すると
もう全日程とも満席ですね。(自分は、ずっと以前に購入済みですが)
そういう場合、何か手立てはあるものなのでしょうかね? q(^0^)p
山田太一先生脚本「遠まわりの雨」も、DVDが7月23日に発売になるそう
ですよー
「また来いよな」
「ほんといらっしゃいよ」
遠くなる二人が、涙でくもった。
街の灯(ひ)がきらめき、信号の色まで美しくみえた。
恥ずかしい話だが、プッチーニがこんな良い曲を作っていたんだと
この映画を見て初めて知った。
それまでプッチーニと言えば「蝶々夫人」しか知らなかった。 アリアと物語は一体だから、メロディーを思い出す度に切ない…